お悩み相談

ルンバ/2017.02.02

お悩み根管治療

神経を抜いた方がいいと言われました。

奥歯に虫歯ができていたことは知っていましたが、諸事情で歯医者に行けず、ようやく行けたと思ったら、神経を抜いたほうがいいと言われてしまいました。説明には納得できたので、治療してもらうことにしましたが、それから数日経っても痛みが出ています。神経を抜くと歯の寿命は20年ほどと聞いたことがありますが、これを延ばす方法はあるのでしょうか?

神経がなくなってしまった歯の寿命が短くなってしまうと言われる原因には以下のことが考えられます。
①バイキンの感染による歯の根っこの病気
②修復物の隙間からの虫歯の再発
③歯の破折
どれも治療、メインテナンスの精度を高めることによりリスクを下げることができますが、
歯の寿命を延ばす上で1番大切なことは、そうなってしまった原因を考え、それを取り除くことだと思います。

石田歯科医院/石田 徹
2017.03.22

神経を抜いてしまった歯の寿命が20年であるということは、歯学的に証明されているわけではありません。歯は、削れば削るほど寿命が短くなります。そしてその削った部分を補う詰め物や被せ物が、雑に作ってあるとすき間から細菌だらけの唾液が入り、またトラブルに。また歯を削るので歯はどんどん小さくなる。この負のスパイラルを繰り返さないようにするためには、しっかりとした治療と精密な技工物がポイントになるので、虫歯治療が得意という先生に診てもらったり、定期検診を受けたりするのがいいでしょう。

山縣歯科医院/山縣 徹哉
2017.02.02