歯が白く見える?口元の見た目はリップカラーで差をつけよう!
歯を白く見せるには唇と歯の色のコントラストが大切
リップカラーで歯を白く見せる方法のコツとしては、歯と唇の色のコントラストを重視することが挙げられます。たとえば、通常の白い歯に薄いベージュのルージュを塗ったとしましょう。すると、歯の白さとルージュのベージュが同系色のため、歯の色ははまったく引き立たず、全体的に野暮ったい印象になってしまいがちです。
今回紹介するコントラストを意識したリップカラーの選び方をして、不自然ではない程度に違う系統の色や違うトーンを持つ色を使うことで、実は歯がとても白く輝いているように見せることができます。つまり、お肌のトーンよりもワントーン明るいルージュを使うと、口元が強調されるので、コントラストがはっきりすることで歯がとても美しく見えるのです。
この方法は女優さんが暗い舞台上で目立つために、メイクを通常よりも濃するという方法とほぼ同じ原理と言えます。周りの明るさに合わせてメイクのカラーやトーンを変えるという手法です。
キレイなコントラストが出る色はこうやって選ぶ!
では、実際に歯を白く見せるためにはどんな色のリップを選べばいいのでしょうか?基本的に日本人のお顔の色は「黄色系」であり、黄色みが強い肌の色をしているのが特徴です。そこで黄色と補色関係のある反対色の青系の色をルージュに用いることで、肌の黄色とリップの青がお互いを引き立て合い、とてもキレイなコントラストで歯が白く見せることができます。極端に言えば、夏の紫外線の影響で肌が真っ黒になってしまったという方は、歯の白さと肌の黒さが丁度、補色関係の反対色にあるため、歯の白さが引き立って見えるのです。
日本人の肌の色は基本は黄色系ですが、その中でもブルー系やピンク系と別れているため、自分の肌が一体どの系統なのかをしっかりと押させておく必要があります。肌の色を確かめるときは、日光が当たる場所で二の腕の裏側を見るととてもよくわかります。イエローブルーの肌の場合は、肌のベースが黄緑になるので、補色関係にある色は紫なので、ルージュはボルドーなどの深い色を選ぶと良いでしょう。
また、イエローピンクはおおよそサーモンピンクのような色になるので、補色関係にある青緑ですが、青緑はルージュとして珍しいので、ここは素直に深いブルー系のルージュを選ぶと歯の白さはとても引き立ちます。
オレンジ系やイエロー系のリップカラーはNG
そして日本人女性がリップであまり選ぶことをおすすめしないNGカラーが、オレンジ系やイエロー系などの黄色系の色です。先ほども言ったように、基本的に日本人の肌の色はベースに黄色が入っています。そのため、同系色であるオレンジ系やイエロー系の色のルージュを使ってしまうと、野暮ったく見えてしまいます。
さらにオレンジ系、イエロー系は暖色系といって膨張色でもあるため、お顔全体がむくんでいるように見えてしまう可能性もあります。したがってかなりのメイクテクがある上級者か、色白の方などそのカラーが引き立つ人は限られるでしょう。
リップのトーンはどうやって選ぶの?
リップのトーンの選び方はとても簡単です。こちらも補色関係に似た選び方をします。まず肌のトーンが明るい人ですが、この場合は深めの色でトーンは低めのルージュを選ぶと口元が引き立ちます。暗い人はその逆で、鮮やかな色でハイトーンのルージュを選ぶといいでしょう。
ルージュの塗り方も重要!
歯を白く見せるための方法はカラーの選び方だけではありません。ルージュの塗り方も非常に重要になります。ルージュは立体感を出すように塗ります。立体感は歯を引き立てる役目を担い、平面的に塗るよりもお顔全体が映えて見えるのが特徴です。
立体感はリップの輪郭を描く際に外から内に入れるようにボカすことで生まれます。また、口紅で中を塗る際に、反対に内から外にボカシを入れることでも際立つようになります。
グロスを使って立体感を作る方法
さらに立体感を与えて、歯を白く見せたいという方は、グロスで立体感を追加あうる方法を試してみてもいいでしょう。グロスは全体的に塗ってしまうと平面的になってしまうので、唇の中央に置くように塗りましょう。するとリップに立体感を生まれ、より歯の白さが際立ちます。
リップカラーだけで歯の美白ケア!?
このように、リップカラーの選び方やルージュの塗り方、グロスの塗り方などを少し工夫をするだけで、簡単にいつもより歯を白く見せることができます。自分の肌に合う色を探すまでが少し大変ではありますが、その後は、それと似たような色を今後使うように意識するだけです。実際にやってみると意外と簡単に歯を白く見せることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。