男性必見!顎ニキビの原因は毎日のヒゲ剃りにあった!?
ヒゲ剃りが原因で顎ニキビができる理由
1.切れ味の悪いヒゲ剃りに注意!
ヒゲ剃りは剃り方に重点を置きがちですが、実はカミソリの刃の状態がとても大切です。何度も繰り返し使っているカミソリの刃は、1ヶ月くらいでシェービングの際にヒゲが引っ掛かりはじめます。この状態になったら注意が必要です。刃の先端が丸くなり切れ味が落ちているので、無理矢理剃ると、毛穴を傷つけてしまう恐れがあるのです。
傷ついた毛穴は、雑菌が入り込み顎ニキビや吹き出物などの肌トラブルを引き起こします。ヒゲ剃りをすると顎ニキビができやすいという人は、小まめにカミソリの刃を取り換えましょう。
2.深剃りしすぎて皮膚を傷つけている
ヒゲが青くなってしまう人は、T字のカミソリを使うことが多いと思います。T字は電気シェーバーに比べ深剃りができるので、剃り残しが少なく、しっかりと剃れている感じがするからではないでしょうか。でも、ヒゲをしっかりと剃ろうとする人は、ヒゲ剃りを肌に押し付けるようにして剃っている人がとても多いのも事実。
押し付けるようなシェービングは、ヒゲと一緒に肌の「角質層」をえぐるように傷つけています。角質層は肌表面を覆うバリアのような役割を果たしていて、角質層がなくなることで肌の内部から水分が蒸発するので乾燥が早くなるのです。また、バリア機能が低下している肌は雑菌の影響を受けやすく、肌トラブルを起こしやすくなります。そのため、T字を使っていて、顎ニキビができてしまうという人は、肌への負担が少ない電気シェーバーに換えるのがおすすめです。
ヒゲ剃りはこうやって保管しましょう!
切れ味が悪さのほかにも、ヒゲ剃り本体に雑菌がたくさん付いていることもニキビの原因になります。特にシェービングをお風呂場でするという人は、お風呂場にヒゲ剃りを放置してしまうことが多いのではないでしょうか。お風呂場は湿度が高いため、雑菌が増殖してしまい、顎ニキビの原因になりやすいのです。そこでヒゲ剃りの正しい保管方法をご紹介します。
1.熱湯に漬ける
雑菌の繁殖を抑えるなら熱湯消毒がおすすめです。沸騰したお湯にヒゲ剃りの刃を2~3分漬けて放置。すると刃に付いた雑菌を消毒することができるので、次にシェービングするときまで清潔な状態を保てます。
2.刃をドライヤーで乾かす
熱湯消毒が済んだら、次に刃をドライヤーで乾かしましょう。乾かすときにドライヤーを近づけすぎないように注意しましょう。近づけすぎてしまうとドライヤーの熱で刃が変形してしまうことがあります。
3.風通しのよい場所に保管
保管はお風呂場に放置するのではなく、風通しのよい場所に保管しましょう。一度ドライヤーを当てて乾かしているので、湿気がそれほど多くない、洗面台の戸棚の中などに保管すれば問題ありません。
ヒゲ剃り後の正しいケア方法
ヒゲ剃り後は肌が乾燥しやすい状態になります。また、乾燥した肌は皮脂を出しやすくなります。皮脂線の小さな顎は、大量に皮脂が出ると詰まりやすくなり、顎ニキビができてしまうのです。そのため、シェービングアフターローションなどでしっかりと保湿をしましょう。肌が潤いを保てば、皮脂の分泌を抑えることができるので、顎ニキビの改善に効果的です。
また、アフターシェービングローションを付けるタイミングは、ヒゲ剃り後に洗顔をしたらすぐが望ましいと言われています。乾燥はヒゲを剃ってからすぐに始まり、約3分後には、完全に乾燥し、皮脂を出しはじめてしまいます。みなさんも、洗顔後は早めに保湿をする習慣を付けましょう。
肌がボコボコになる前に改善しましょう!
実は普段のヒゲ剃りに原因になっていることが多い顎ニキビは。心あたりがある方は、一度自分のヒゲ剃りや保管方法などを見直してみるとよいでしょう。また、皮膚科などでニキビ治療のお薬を処方され、飲んでいるけれど効果が出ないという人もヒゲ剃りが原因の可能性があります。今回ご紹介した点に注意してみましょう。顎ニキビは悪化するとニキビ跡になり、肌がボコボコとした状態になってしまうこともあるので、早めに改善できるように心がけましょう。