生活習慣の改善でニキビ予防!顎ニキビができやすい人の特徴とは?
顎にニキビの原因はさまざま!
顎ニキビの原因は、主に生活習慣です。心身共に健康な状態を維持できていないことが、ニキビができる原因を作り出してしまっています。「Tゾーン」にできる思春期ニキビの原因は、皮脂が増加し、アクネ菌が増殖することで毛穴が詰まってしまうことが原因です。そのため、アクネ菌の増殖を抑えることで改善できます。
しかし顎ニキビの場合は、発生の原因となる生活習慣を改善しない限り、改善は困難。それに気付くことができなければ、いくらスキンケアをしっかりと行ったとしても無意味になるのです。では、どのようなことが顎ニキビを発生させる原因の生活習慣になるのでしょうか?
顎ニキビができやすい人の特徴とは?
1.ストレスが溜まっている
「ストレスは美容の大敵」という言葉のとおり、顎ニキビの原因の多くは「ストレス」です。過度にストレスが溜まると身体が反応し、皮脂線が刺激され大量の皮脂が毛穴から分泌されます。顎の毛穴は他の部分よりも小さく詰まりやすいので、分泌される皮脂が多い場合、あっという間につまってしまい、顎ニキビができてしまうのです。
2.水をあまり飲まない
身体の大半を占めている「水分」は、不足することでさまざまな悪影響を及ぼします。水分が足りないと代謝が下がり、老廃物が汗や尿として外に排出されることが少なくなるのです。すると、血中に老廃物が溜まりやすくなり、ドロドロとした血液になります。この状態になると、身体全体の抵抗力が下がるため、肌も抵抗力が下がり、顎ニキビができやすい状態になります。
3.眠りが浅い・眠れない
人間の身体には元々、肌の状態を良くする「ターンオーバー」という機能が備わっています。この機能は、傷ついた細胞を修復し、きれいな肌を作るという機能で、行われるのは主に睡眠中。そのため、眠りが浅い・眠ることができない人は、睡眠中に肌を修復することができないため、顎ニキビが多くなるのです。
顎ニキビができてしまったときの対処法
1.過度な洗顔を控える
ニキビができてしまうと、どうしても洗顔をしなくてはいけない!と思い込み、たくさん洗顔をしてしまいがちになります。しかし、過度に洗顔をしてしまうと逆効果です。肌が過度な洗顔により乾燥してしまうと、体が皮脂の分泌を多くしてしまうのです。すると逆にニキビが増えてしまうこともあります。そのため、顎ニキビができたとしても、過度な洗顔を控えることが大切です。
2.軽く運動する
顎ニキビの原因の多くを占めるストレスは、なくそうとしてなくなるものではありません。しかしストレスを解消することはできます。そんなストレスの解消におすすめなのが軽い運動です。体を動かすことで、ストレスを解消することができるだけでなく、新陳代謝が上がり、肌のターンオーバーも正常に働くようになります。
とはいえ、やはり過度な運動は身体的なストレスの原因になるので逆効果です。ジョギングやウォーキング程度の軽い運動をする習慣をつけましょう。
3.絶対につぶさない!
ニキビはとても気になるものですが、つぶすのは絶対にやめましょう。皮膚の表面に傷がついて、そこから雑菌が入り込み、化膿する危険性があるからです。また、ピンセットなどでつぶすのもNGです。なぜなら、ピンセットの場合は力が強くかかるので、皮膚をえぐってしまう場合があり、えぐった部分がクレーター状になることがあるからです。
どうしても気になる場合は皮膚科に相談しましょう。皮膚科では、ニキビの種類にもよりますが、専門の器具を使いニキビを取り除いてもらえるため、きれいで安全な改善が望めます。
顎ニキビを治してコンプレックスを克服しましょう!
今回は、顎ニキビができやすい人の特徴や、ニキビができてしまったときの対処法について解説しました。悪化してしまうと皮膚がクレーター状になってしまうこともあるので、早めに治療をするようにしましょう。また、ストレスを解消するための方法については、運動はもちろんですが、自分の好きなことに集中することがもっとも効果的です。趣味を存分に楽しみ、ストレスを解消することがニキビ改善につながるので、みなさんも、ぜひ自分の好きなことにチャレンジしてみてみましょう。