自宅でできる歯のホワイトニング?洗面所で使える美白ケアアイテム4選
まず知っておきたい歯が黄ばむ原因とは
家でできる美白ケア「自宅ホワイトニング」の方法の前に、歯が黄ばんでしまう原因について確認しましょう。歯が黄ばむ代表的な原因は「タバコ」や「コーヒー」でしょう。タバコの場合は、ヤニが含まれているので、ヤニが歯にくっつくことで色素沈着を起こします。同じく、コーヒーも成分中に含まれる黒い色素(ステイン)が付着することにより着色汚れにつながるのです。
このように一度、色素沈着を起こした歯を白くするには、一般的な歯磨き粉を使用するだけでは歯の黄ばみを落とすことが難しいケースもあります。そのため、歯を専門の薬剤で白く染めるホワイトニングが人気ですが、同様とまではいかなくとも「それに近いケアが自宅でもできれば……」という方もいるでしょう。そんな方のために自宅でできる美白ケアアイテムを4つ厳選して紹介します。
美白ケア1:ホワイトニング歯磨き粉
自宅での歯の美白ケアにおいてもっともポピュラーなのは「ホワイトニング歯磨き粉」です。ホワイトニング歯磨き粉はさまざまなオーラルケアブラントから販売されており、現在では数えきれないほどの商品があります。その中でも、とても人気が高い歯磨き粉が「デンティッセ」です。
アメリカ生まれのホワイトニング歯磨き粉で、世界最高峰と言われるほどの歯の黄ばみや着色汚れに対するアプローチ力を持っています。その特徴は一般的な歯磨き粉とはまったく異なる研磨剤の成分。デンティッセには、カオリンと呼ばれる研磨剤成分が含まれています。カオリンはエナメル質を傷つけることなく、歯にこびりついたヤニやステイン汚れなどを取り除くことが期待できる成分です。さらに、保存料や添加物は一切含まれていないので、安全に使用することができ、効果的に歯の美白ケアを行えます。
美白ケア2:LEDライトホワイトニング
歯科医院でのホワイトニングにおいてはLEDの光を当てる処置を施しますが、多くの人がホワイトニングの歯に光を当てている画を見かけたことがあるでしょう。
そんなLEDを用いたホワイトニングも、「オパールエッセンス」という器具を使用することで自宅でも処置が行えます。LEDは発光ダイオードとも呼ばれているライトであり、レーザーとは異なり、発熱の少ないため知覚過敏の症状が出にくく、より安全です。備えつけのマウスピーストレーの上から光を照射するだけなので、家でも簡単にできます。
オパールエッセンスを使用すれば、歯科医院に通うことなく歯の美白ケアを行える点は非常に魅力です。さらにホワイトニング歯磨き粉と併用することで、黄ばみや着色汚れに対してよりアプローチができるでしょう。
美白ケア3:ホワイトニングテープ
ホワイトニングテープも自宅でできる歯の美白ケアの1つです。歯科医療が発達しているアメリカでは、すでに“常識”とも言えるほどスタンダードなケアでもあります。特に有名な「クレスト3Dホワイト プロフェッショナルエフェクツ」というホワイトニングテープは、その名の通りテープ状になっていて、直接歯に貼りつけて使用します。
歯に貼りつけるとテープに含まれる成分「過酸化水素10%」が作用して、歯を白く染めます。過酸化水素は実際に歯科医院でのホワイトニングの薬剤にも使用されている歯を白く染色する作用のある成分です。しかし、日本の場合は「過酸化水素6%以上」のアイテムは劇物として取り扱われてしまうため、厚生労働省の認可が下りず、販売が禁止されています。そのため、製品を入手するためには海外で購入するなど限られてしまうため、その点は注意が必要です。
美白ケア4:ホワイトニングペンシル
真っ白な歯にするのは難しいですが、手軽に美白ケアができるのがホワイトニングペンシルの「ホワイトニングペン」です。これはペンの本体に漂白成分が入っているおり、ペン先でマニキュアのように、色が気になるところに塗るだけなので非常に簡単に使用できます。こちらも、海外製品の場合は漂白成分である過酸化水素が多く含まれていますが、日本製では6%以下になるのでそれほど大きな変化は期待できないかもしれません。しかし、ペンタイプで持ち歩きも便利でなおかつ素早くケアできるのは魅力だと言えるでしょう。
自宅ホワイトニングで自分のペースで美白ケアを!
自宅でできる歯のホワイトニングにはさまざまな方法があり、どれも比較的簡単に美白ケアが行えます。本格的に歯を真っ白にしたいのであれば、歯科医院でのホワイトニングを受けることをおすすめしますが、「今より少し歯を白くしたい」という程度であれば、自宅ホワイトニングの方が楽で経済的かもしれません。
歯の黄ばみにお悩みで、歯科医院でのホワイトニングを検討している人は、まず今回紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか?