もっともポピュラーな虫歯治療法!「銀歯」のメリット・デメリット
2017.02.10 health風間千秋
銀歯のメリットとデメリット!
銀歯のメリットとは?
1.保険適用で費用が安い
銀歯は保険適用になるため、治療費を安く抑えることができます。
2.強度が高い
金属のため強度が高く、長期間劣化せず使用することができます。また、強く噛んでも割れたり欠けたりすることがありません。
銀歯のデメリットとは?
1.見た目が悪い
デメリットとしてまず挙げられるのが見た目の悪さ。お口を大きく開けたときや笑うときに金属の銀色が見えるためコンプレックスになってしまう人も少なくありません。
2.金属アレルギーのリスクがある
銀歯を長期間にわたって使用していると、唾液に反応して金属イオンが溶け出し、金属アレルギーを引き起こすことがあります。
3.歯ぐきが黒くなる
金属イオンが溶け出すと、歯ぐきに浸透して黒く変色させてしまうことがあります。
4.銀歯の下で虫歯になることも
長期間にわたって銀歯を使用することで銀歯と歯の間に隙間ができ、そこに虫歯菌が入って銀歯の下で虫歯が進行することがあります。これを二次カリエスと言います。
銀歯は意外とデメリットが多い!
虫歯治療で一般的な銀歯は、保険が適用されるため治療費を安く抑えることはできるものの、金属アレルギーのリスクや、二次カリエスのリスクなどがあり、単純に「見た目が悪い」以上の大きなデメリットがあります。
銀歯に代わる治療として、見た目の美しさにすぐれるセラミック素材による治療が挙げられます。セラミック治療は、機能面で銀歯よりも大きなメリットが得られますが、一方で治療費が高くなるのがデメリットです。検討する際は、主治医によく相談して決めるようにしましょう。