唇にまさかのシミができてしまった場合の正しいケア方法
ホホバオイルで保湿
ホホバオイルの特徴
唇にシミができたときのケア方法として、最近注目を集めているのは「ホホバオイル」。ツゲ科の多年草“ホホバ”という植物から抽出できるオイルです。
肌や粘膜などをきれいに保つために必要不可欠なビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。また、保湿力が高く、肌や粘膜のターンオーバーを促進する働きがあるため、シミを目立たなくすることが期待できます。
しかし、残念ながらすぐシミが消えるなどの即効性はありません。毎日欠かさずホホバオイルで保湿をすることで、継続的にシミのケアをすることが大切です。
ホホバオイルでのケア方法
ホホバオイルを使ったケアは、入浴時に行うといいとされています。オイルを手に取り、優しくマッサージするように唇に馴染ませましょう。唇全体に馴染んだらラップをして、湯船に浸かりながら10~15分程度時間をおきましょう。しっかりと唇にオイルが浸透したら、クレンジングをして終了です。
保湿をしながら、普段のクレンジングでは落とすことができない汚れを取ることが期待できます。ターンオーバーを促進することで新しい皮膚の表面を生成されやすくなります。
ビタミンCの力を借りる
紫外線による影響でメラニンが生成され、シミができてしまったという人におすすめなのは、ビタミンCを配合したリップでのケア。ビタミンCにはメラニンを無色化することで、シミが目立たなくなる効果が期待できます。ビタミンCを取り入れる方法はさまざまなので、代表的なものを紹介します。
ビタミンC配合リップ
手軽に行えるケアの1つに、ビタミンC配合リップの使用が挙げられます。リップ自体にビタミンCが配合されているため、塗るだけで唇のシミのケアが期待でき、同時に保湿もできます。ケアをしながら唇に弾力とハリを与えられます。
食事でビタミンCを摂る
ビタミンCは人間の体内では作り出すことができない成分です。そのため、基本的には食べ物から取り入れる必要があります。ビタミンCが多く含まれている食べ物としては、やはり“レモン”が代表格です。しかし、レモン1個には、18mg程度しか含まれていないので、意外と少なめなことを覚えておきましょう。
おすすめの食べ物はアセロラです。1個あたり102mgものビタミンCが含まれているので効率よくビタミンCを摂取できます。
サプリメントでビタミンCを摂る
ビタミンCは果物や野菜に多く含まれていますが、火を通してしまうとビタミンCが破壊されてしまったり、酸化したりしやすいため、摂取してもそれほど効果を実感できないケースも少なくありません。そんな場合は、サプリメントで摂取する方法がおすすめです。
サプリメントタイプならば、もちろん火を通すことはありませんし、酸化もしにくいように加工されています。さらに、持ち運びも便利で外出中でも水さえあれば飲むことがきます。意識的に活用しましょう。
唇のシミをケアして素敵なリップを手に入れましょう
唇にシミができてしまうと、メイクで隠すことができなかったり、顔色が悪く見えたりすることがあるので、早めにケアしましょう。
ケア方法は複数ありますが、シミがかなり目立ってしまいセルフケアでは対処しきれないという場合は、早めに皮膚科の医師に相談することをおすすめします。状況によっては皮膚科でのレーザー照射という選択肢もあるので、ご自身の口元の状況を踏まえたうえで最善の方法を検討してください。