紫外線にご注意を! 唇を日焼けから守るために必要なこと

2017.06.19 beautyTomi

唇は肌と違う! 紫外線を浴び続けると結構大変な事に……

日焼け止め

唇の日焼けを経験されたことがない人には分からないと思いますが、唇が日焼けを起こすととにかく痛いです。まるでヤケドを起こしたかのようなヒリヒリした痛みが続くので、リップメイクができないうえに、食事の度に気をつけなければいけない日が続きます。ひどい人は水ぶくれができてしまうこともあり、その痛さは相当なものと言われています。

しかし、これは長時間に渡って強い紫外線を浴び続けてしまった時の話。たとえばリップケアなしで長時間外にいたり、海や標高の高い山へ行って強い紫外線を浴びてしまった時に出やすい症状です。もっと軽い症状で言えば、唇がカサカサする、皮剥けする、表面が割れて出血する、腫れるなどがあります。実はこれ、日常的に起きやすい症状なので日焼けが原因だとは気づかない人がほとんどです。唇にトラブルが生じても紫外線が原因だとは思わないため、肌のように念入りな紫外線対策をするといったこともありません。

唇は肌よりも紫外線によるダメージを受けやすい

肌の紫外線対策は一生懸命するけど、唇には何もしていないという人は結構多いのではないでしょうか? しかし唇こそ紫外線対策が必要なパーツです。なぜなら唇の角質層は肌よりも薄く、皮脂腺や汗腺がほとんどないため、そもそも外部からの刺激にも弱く、紫外線の影響をダイレクトに受けやすいパーツだといえます。もともと唇は水分を保持する力が弱いので、紫外線を受けることで水分はどんどん奪われていき、その結果潤いが失われてしまうのです。

唇を日焼けから守るために必ずしておきたいこと

リップクリーム

日焼けの影響を受けやすい唇だからこそ、早めに対処しないと唇の老化が進んでしまいます。紫外線が強い時期に外出するときは必ず日焼け対策をして、唇を紫外線から守りましょう。

1.UVカット効果のあるリップクリームを塗る

一年中とまではいかなくても、春先~夏の終わりごろまではUVカット効果のあるリップクリームを使うよう心がけておきたいものです。ただし、UVカットリップクリームは通常のリップクリームよりも成分が強めなので、夜間や屋内など紫外線が当たらないときにまで使う必要はありません。UVカット成分は皮膚に負担をかけてしまうこともあるので、塗り過ぎにはくれぐれも注意しておきたいところです。
また、商品を選ぶ際は必ずSPF(紫外線防御指数)とPAの値が記載されているものを選びましょう。

2.帽子や日傘で紫外線対策

紫外線対策と言えばやはり帽子と日傘ですよね。これらを使用すると使用しないでは紫外線の受け方も大幅に変わります。ただし紫外線は地面からの跳ね返りもあるので、いくら帽子や日傘をしているからといって油断は禁物です。できるだけUVカットリップクリームも併せて使用するようにしましょう。また、帽子や日傘もUVカット効果のあるものを選ぶと、より紫外線対策の効果が高まります。
ただし海外では地域によっては日傘をさしていると不思議がられることがあります。そのため、海外では、帽子やUVカット効果のあるリップクリームで紫外線対策をしたほうがいいかもしれませんね。

唇が日焼けしてしまった時は唇のケアを念入りに

ついうっかり紫外線対策を忘れてしまった日は、その日のうちに唇の保湿ケアをしましょう。とくにおすすめの方法は、ワセリンとラップを使った保湿ケアです。

用意する物:ワセリン、食品用ラップ
① ワセリンをたっぷり唇に塗る
② 唇よりもちょっと大き目に切ったラップを唇に当て、5~10分放置する。

通常の唇ラップケアには蒸しタオルも使うのですが、日焼けを起こしてしまった唇に対してはNGです。ほてりを鎮めるためにも、蒸しタオルではなくラップケアをしましょう。
他にも、刺激の強い物を食べない、リップメイクを控えるといった心がけも必要です。

日焼けで後悔しないためにも唇の紫外線対策はお忘れなく!

唇が少し乾燥する程度ならまだいいのですが、ひび割れ、赤く腫れる、水ぶくれまで症状が進行してしまうと治るまで1週間ほどかかってしまいます。あとで後悔しないためにも、唇の紫外線対策は忘れないようにしましょう。しっかり心がけておけば、いつでも好きな時にリップメイクを楽しめます。

あわせて読みたい

レコメンド

関連記事