誰でも口元美人になれる!口角が上がりやすい口にするための方法とは?
生まれつきだけじゃない!口角は年齢とともに変わるもの
「口角が下がっているのは、生まれつきだから……」と思っている方もいるかもしれませんが、実は年齢や毎日の過ごし方で口角の角度が決まるということはご存知でしたか?
人は成長するとともに顔のつくりがだんだん変わっていきます。目鼻立ちがハッキリするようになり、顎周りも歯の成長とともに形が変わっていくのが自然です。もちろん、その過程で口の大きさも変わっていきます。小さい子どもの口を見ると明らかに小さいですよね。これは、頭蓋骨や顎の成長に関係し、お口の中もまだ小さな乳歯だからです。そして、永久歯が生えそろった頃には顎も整い、大人の口と同じ大きさになっています。こういったことから、口の大きさや口の動きが変わっていくのは誰でも一緒というのがおわかりいただけるでしょう。
年齢(老化)とともにだんだん口角が下がってしまうのは、仕方がないことですが、日々の過ごし方によって角度が決まるのも口角の特徴です。これには口周りの筋肉や皮膚が関係しており、口周りの筋肉をどう鍛え、お肌をどう保つかで口元美人になれるかどうかで表情は変えられる、ということ。
では、口角を下げさせてしまう主な原因とはどんなものなのでしょうか……。
口角を下げさせてしまう原因を知っておくだけでも、口元美人への道はグッと近くなります。対策法に取り組む前に、まずは原因についてお話していきます。目指す口元は口角がキュッと上がった唇です。もし当てはまるものがあったら、注意しましょう。
口周りの皮膚がたるんでいる
年齢とともに皮膚はたるみやすくなっていきます。なぜなら、肌に弾力を持たせるために必要なコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの成分が年齢とともに減少してしまうからです。すると肌を持ち上げる力が衰えてしまうため、皮膚が全体的にたるんでしまいます。手のひらで頬の皮膚を下に引っ張ると、自然と口角も下がりますよね。まさにこの現象が起きているのです。他にも、乾燥による水分量の低下、紫外線による細胞破壊も肌の弾力を低下させてしまいます。
口輪筋が衰えている
口輪筋(こうりんきん)とは唇の周りにある筋肉のこと。日常的に口を動かすことが多い人は口輪筋を使う頻度も高いのですが、人と話したり笑ったりする機会が少ない人は口輪筋を衰えやすくさせてしまう傾向にあります。口輪筋が衰えると無意識のうちに口が閉じにくくなり、口角が下がりやすくなるだけでなく、口呼吸のし過ぎでドライマウスの原因もなると言われています。
いつもどちらか片方で食べ物を噛んでいる
これは、口角の高さが左右対称ではない……という方に当てはまるでしょう。咀嚼(噛む行為)は、自然と口輪筋を鍛えます。このため、いつも左右どちらか片方でしか噛まない習慣がある場合は、噛む側の口輪筋だけが鍛えられ、そうでない側の口輪筋はあまり使われないといった状態になります。すると噛む習慣がない側の口輪筋が弱くなってしまうため、次第に口角が下がりやすくなっていきます。食事をするときやガムを噛むときは、左右平等に力が加わるように、気にしてみてください。
口角を上げてモテる口元を手に入れてみよう!
こちらではどこでも簡単にできるトレーニング法を2つご紹介しましょう。モテる口元美人を手に入れるために、毎日コツコツとトレーニングを積み重ねるのがポイントです。
口膨らましトレーニング
通称「風船トレーニング」とも呼ばれるのですが、風船は使用しません。
1.口の中を空気で膨らまし、唇をキュッと閉じましょう。
2.そのまま右の頬に空気を集めて5秒キープ
3.左へ空気を集めて5秒キープ
4.上唇の内側に空気を集めて5秒キープ
5.下唇の内側に空気を集めて5秒キープ
6.これを3回繰り返す
「あいうえお」体操
口輪筋とともに表情筋を鍛える体操です。
1.口を大きく動かしながら「あ~い~う~え~お~」と言う
2.これを5回繰り返す
モテる口元は口角がキュッと上がった唇
口角は、表情づくりにとても大切なパーツなので、口角が下がった状態は、時に「あれ?怒ってるのかな?」「もしかしてつまらないのかな?」と、他人を不安な気持ちにさせてしまうこともあります。なにより、明らかに異性にも同性にも好印象を持たれるのは、口角の上がった口元をしている人ですよね。この機会に、口角の上げ下げを見直してみてはいかがですか?きっと表情にも変化が生まれるはずですよ!