まだまだ要注意!夏が終わっても欠かせない唇の紫外線対策
男性は女性の口元をよく見ている
目はその人の感情を表すという言葉を聞いたことはありませんか?実は目だけではなく、口元にも言えることなのです。口、特に口角は人間の感情が特に表れやすい箇所で、喜怒哀楽がしっかりと出ます。そのため、男性に限らず人間というのは目の次に口元を確認して表情の変化を読み取っているのです。
特に好意のある異性の口元には目がいきやすく、男性の場合は女性の唇に魅力を感じる人も少なくありません。そんなときに荒れてガサガサになってしまっている唇を見ると、ガッカリさせてしまうでしょう。そうならないためにも、日ごろのケアが非常に大切なのです。
唇が荒れる原因は?
唇がガサガサに荒れてしまう原因にはさまざまな要因がありますが、その中でも最大の原因とされているのが紫外線。先ほど言ったように、唇にはメラノサイトがほとんどなく、紫外線を直接浴びてしまいます。すると、急激に唇の水分が奪われて唇の乾燥につながり、ガサガサになってしまったり、皮がむけてしまったりする原因になるのです。
また、メラノサイトがほとんどないと言ってもやはり唇も日焼けします。ごく少数のメラノサイトが少しのメラニン色素を形成し、ピンクの唇が若干くすんだように見えてしまいます。これも唇が荒れる原因です。
紫外線を多く浴びている状態を放置すると皮膚が炎症を起こし赤くなりヒリヒリする症状が出たり、内部の熱傷により、水ぶくれができてしまったりする人もいます。そのため、唇の紫外線対策というものは、キレイな唇を維持するうえで、とても大切なことなのです。
キレイな唇を保つためのケア方法とは?
異性が注目する唇は紫外線から守り、ケアすることが大切ですが、ではキレイに唇を保つためにはどのような対策が必要なのでしょうか?実は難しく考える必要はなく、基本的にお顔のお肌ケアと大差はありません。
その1:帽子をかぶり日傘を差す
帽子をかぶり、傘を差すのは紫外線対策の基本です。しかし、なるべく帽子のつばが長めのものでないと唇が紫外線を浴びるので意味がありません。そのため、女優帽のような大きめのものをチョイスするようにしましょう。
その2:UVカットリップクリーム
UVカットのリップクリームは唇を紫外線から保護するためのグッズでもっとも有効とされています。中でも人気の高い商品はDr.Hauschka(ドクターハウシュカ)の「リップケアスティック」。
こちらの商品は海外製品でホホバ油をはじめ、シアバターやハチミツなどの天然保湿成分が豊富に含まれているオーガニック製品です。そのため、敏感肌で通常のUVカットリップクリームを使うことができないという方にもおすすめできる商品です。
その3:オリーブオイルでのマッサージ
唇のモデルさんなどが多く取り入れている方法がオリーブオイルを使ったマッサージです。オリーブオイルには強い抗酸化作用があり、唇の皮膚のエイジングケアに最適です。さらに皮脂の成分に似ている保湿成分が含まれていることから、オリーブオイルを唇に塗り、クルクルと円を描くようにマッサージをすることで、ハリと潤いのある素敵な唇になります。しかし、オリーブオイルを塗ったまま外出してしまうと余計に日焼けを起こしてしまうこともあるので、しっかり洗い流す必要があります。
その4:唇用のパックを使う
お顔にパックがあるように唇にもパックがあります。唇のパックにもリップクリーム同様の天然成分が多く含まれています。中でも最近人気を集めているのが、ピュアスマイルの「チューシーフルーツシート」。シートタイプでクレンジング後に唇に密着させ、30分程時間を置きます。
すると、天然保湿成分がしっかりと浸透し、潤いのある滑らかな唇に導いてくれます。こちらの商品はさらにバリエーションがとても豊富で、ロイヤルゼリーが配合されているものや、モモ果汁エキスが配合されているものなど、さまざまな成分で唇にアプローチできます。
その5:リップグロスで唇の乾燥を防ぐ
外出時や勤務中はリップグロスを使っている方も少なくないはずです。しかし、リップグロスの色素が直接肌に触れる商品が多く、敏感肌の方が塗ると余計に唇が荒れてカサカサになってしまうこともあります。そんな方におすすめなのが、アクセーヌの「リップグロス」。こちらの商品は色素が直接肌に触れない製法で作られているリップグロスで、敏感肌の方でも気にせず使用することができます。また、唇の水分をしっかりとキャッチしてプロテクトしてくれるため、唇を外的な刺激から守ってくれます。
紫外線が少ない時期でもケアの意識を!
このように、唇は特別に紫外線を気にかけることの少ない部位ではありますが、非常に繊細で弱い部分でもあります。そのため、しっかりとケアをして美しさを保つ必要があります。今回紹介した唇のケア方法をしっかりと身につけ、これからの紫外線が少なくなる季節でも、しっかりとケアの意識を持つようにしましょう。