顎が口元の美しさを左右する! 自分でできるフェイスライン引き締め方法
ダイエットしても顎がたるみやすいのはなぜ?
どれだけ華奢な体型の人でも、顎の肉がたるんでいるのは別に珍しいことではありません。なぜなら顎周りには多くの筋肉が存在しており、動かさないことで衰えてしまうからです。英語を母国語としている人の顎周りを意識して見たことはおありでしょうか?
実は英語は口元や顎周りの筋肉をよく動かさなければうまく発音できません。そのため、英語を母国語としている人は、太った体型でも顎周りだけはシュッと引き締まっていることが多いのです。
それに対して、日本語は口元や顎をさほど動かさなくても流暢に話すことができます。日頃から意識して顎の筋肉を動かそうと意識しなければ、みるみるうちにたるんでしまうでしょう。
その他にもリンパの流れが滞ってむくみやすくなっている、全体的に体重が増えて脂肪がついてしまったなどもフェイスラインがたるんでしまう原因。ダイエットではボディの引き締めに集中しがちですが、隠すことができない顎回りも確実にケアしておきたいところです。
日頃から一生懸命フェイスラインを引き締める努力をしても、顎をたるませる悪習慣が身についていると引き締め効果が表れにくいもの。以下のような悪習慣が身についてしまっている人は気をつけましょう。
・笑わない日が多い
・食事中に噛む回数が少ない
・人と話をする機会が極端に少ない
・体重の増加を気にしない
・スマホやPCの利用頻度が高く、下向き加減の姿勢が多い
・首を動かす機会がほとんどない
顎周りの筋肉を衰えさせてしまう行動は避けましょう。また、加齢とともに筋肉が弱まりやすくなってしまうため、このような悪習慣を断ち切ることは口元美人への近道にもなります。
自宅で簡単にできる! 口元美人になれるフェイスライン引き締め法
ご自宅で簡単にできるフェイスライン引き締め法をご紹介します。コツは自分が毎日続けること。お風呂に入りながら、テレビを観ながらなど、とにかく習慣にして楽しく行うことが大切です。
以下にオススメの4つのフェイスライン引き締め法をご紹介します。
1.ペットボトルを使った引き締め法
自宅で人知れず引き締める方法です。水を入れた500mlペットボトルを用意し、次の手順で行ってください。
①ペットボトルに少量の水を入れます。
②歯を一切使わず、ペットボトルの口部分を唇だけでくわえて平行に持ち上げます。
③そのままの状態で10秒キープ。
これを3回繰り返します。
2.舌を使った引き締め法
これはお風呂に入りながらでも簡単にできるので、ぜひ毎日続けてみましょう。以下の手順で行ってください。
①ゆっくり上を見上げます。
②そのまま舌を上に突き出し、顎と首の筋肉がいい感じに伸びているところでストップ。この 状態を5秒キープします。
③舌を口の中に戻し、ゆっくりと顎を元の位置に戻します。これを1日10セット繰り返します。
3.下唇を使った引き締め法
顎の筋肉を鍛えてフェイスラインをスッキリさせていく方法です。これもお風呂に入りながらできるので、「舌を使った引き締め法」とセットで行うことにより、高い効果を得られます。
①顔を少し上に向け、下唇をゆっくりと鼻めがけて伸ばします。この時上唇は動かないようにしてください。
②その状態で5秒キープしたら、ゆっくりと唇を戻して顔も元の位置に戻します。
③これを1日5セット繰り返します。
4.マッサージでリンパの流れをよくする
リンパマッサージをご存知の方も多いでしょう。リンパが全身に張り巡らされたリンパ管の中を循環することで、体内の老廃物を排出する役割を担っています。そのため、リンパの流れが滞ってしまうのもたるみの原因になります。とくに寒い時期や、デスクワークが多い人は首元に老廃物が溜まりやすいので、定期的にマッサージをしてリンパの活動を促してあげましょう。以下の手順でマッサージしてください。
①まずは首を上から下にかけてさすりましょう。滑りが良くなるように、オイルやマッサージクリームを使いながらマッサージするのがおすすめです。
②今度は鎖骨の周りをさするようにマッサージします。鎖骨に沿って右から左、左から右へとさすることがポイント。
③次に両手の親指と人差し指を顎の中心に置き、中央から耳に向かって顎を挟むようにしながらマッサージします。
④最後に耳下から首に向かって流すようにさすり、もう一度鎖骨周りをマッサージして完了です。
悪習慣を断ち切ってエクササイズをすることが大事!
どんなにしっかりとフェイスラインをエクササイズしても、顎周りの筋肉を衰えさせる習慣を改善しなくては意味がありません。日ごろから姿勢などを意識するよう心がけ、フェイスライン引き締め法を取り入れながら口元美人を目指してみましょう。