常に唇が乾燥してしまう原因と毎日の唇ケア方法をご紹介!
唇が常に乾燥してしまう原因3つ
1.胃腸荒れ
唇がカサカサとして、口角周辺がパックリと割れてしまったという症状が出ている人は、ただの唇の乾燥が原因ではなく、胃炎や十二指腸などの内臓のトラブルが発生しているサインかもしれません。
胃炎や十二指腸などが起こりやすくなる原因は、主にお酒の飲みすぎや脂っこいものの食べすぎ。最近飲み会なのに足を運ぶ機会は多くありませんか? なるべく消化のよい物を食べて胃や腸を休めてあげる必要があります。
2.口呼吸
口呼吸をしていると、常に唇の粘膜が空気にさらされている状態になってしまうため、唇の粘膜が硬くなりひび割れてしまいます。口呼吸をしてしまう原因の多くは、鼻詰まりによるものですが、不正咬合が原因で口を閉じることができないという場合もあるため、口呼吸をしている原因に合わせた対策が必要になります。
3.ビタミン不足
ビタミン類には、皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあります。そのため、絶食ダイエットなど、栄養をあまり摂らずに減量をすると、ビタミン類が不足し唇がカサカサになってしまうことがあります。
慢性的な唇の乾燥対策
胃腸荒れの対策「生活習慣を見直す」
胃腸荒れが起きているときの対策方法は、生活習慣を見直すことです。さきほど言ったように、胃腸荒れは主に暴飲暴食をすることで起こるので、脂質の少ないヘルシーな食事に変えて、お酒を控えることで改善されます。
飲み会などが続いて胃腸荒れを起こしている場合は、一時的にでも脂っこいものを控えて、おかゆや野菜を煮込んだスープなど、消化がとてもよいものを食べましょう。
口呼吸の対策「鼻詰まり・不正咬合を治す」
鼻詰まり
鼻詰まりを起こしていて、睡眠中に自然に口呼吸になっている人は、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎になっている可能性があります。これらは、適切な治療を行わなければ、治るものではないので、耳鼻科に通い適切な治療を行いましょう。
不正咬合
不正咬合が原因で口呼吸になっている人は、歯列矯正により不正咬合の治療を行います。歯列矯正は、ゆっくりと歯を移動させる治療法のため、即効性はありません。そのため、長期間に渡る手術が必要になる可能性もありますが、不正咬合を改善することで口呼吸を治せるだけでなく、口周りの外見も整います。
ビタミン不足の対策「サプリメントで必要なビタミンを補う」
ビタミン不足対策のために、バランスのよい食生活を心掛けていたとしても、お仕事が忙しくて外食が続いてしまったり、コンビニ弁当やカップラーメンなどで済ませる日が続いてしまうこともありますよね。そのようなときには、サプリメントで摂取できなかったビタミンを補う方法がおすすめです。特に唇の粘膜を強くしてくれる働きのあるビタミンB2やB6などが含まれているサプリメントを積極的に使うようにしましょう。
ワセリンとはちみつで潤いある素敵な唇に!
唇のカサカサ感を改善するためには日頃のケアが大切です。しっかりと唇を保湿することで、唇荒れを防ぐことができます。なかでもおすすめの方法はワセリンとハチミツを使ったケア。やり方はとても簡単ですが、保湿力と殺菌力が高いので、唇の潤いをキープできます。
ワセリンとハチミツリップケアの準備物と作り方
準備するもの
ワセリン、ハチミツ(天然)、ラップ、蒸しタオル
やり方
1.ワセリンと天然のハチミツを(1:1)の割合で混ぜて、唇の上に乗せて中央から外側に向かいくるくると円を描くように軽くマッサージします。
2.マッサージが終わったら、その上からさらにワセリンとハチミツを混ぜたもの追加して、ラップで蓋をし、上から蒸しタオルを被せます。
3.5~10分程度蒸らしたらタオルとラップをとり、軽く拭き取って終了です。
つらい唇のカサカサを改善しましょう!
唇はとてもデリケートな部分なので、あらゆる原因でカサカサになってしまいます。そのため、カサカサになる原因を自分で見つけて、その原因を取り払うことで改善しましょう。また、日頃のケアもとても大切なので、ぜひ今回ご紹介したワセリンとハチミツリップケアを試してみてください。