ヒアルロン酸注入でほうれい線とサヨナラ！～歯科医院でできるエイジングケア～

歯並びが悪いとほうれい線が深くなる2つの理由

どうして歯並びが悪いと、ほうれい線が深くなるのでしょうか？ こちらではその理由を解説します。

理由1：表情筋が上手く動かせなくなるから

歯並びが悪いことは、噛み合わせが悪いこととイコールです。正しい噛み合わせでは、上下で同じ位置にある歯がしっかりと合わさることで、食べ物を噛み砕くことができます。でも歯並びが悪いと、上下の歯が噛み合わなくなります。

食べ物を噛むときには、しっかりと歯が噛み合っていないと噛むことができません。そのため歯並びが悪い状態だと、顎を本来の位置からずらしながら噛むことになります。これは顎の関節自体がずれた状態で食べ物を噛んでいる状態です。

この状態が長く続くことで、顎の関節が変形して口周りに歪みが発生し、やがて口元の表情筋を上手く動かせなくなってしまいます。

表情筋が上手に動かせなくなると筋肉自体が柔軟性を失い、口元のバランスが乱れて、ついに口元がたるんでほうれい線ができてしまいます。そして、口元のたるみはシワの原因にもなってしまいます。

理由2：口全体に負担がかかるから

歯並びが悪くて前歯が前方に突出している状態の“出っ歯”は、口全体に負担がかかります。その原因は皮膚の伸縮にあります。出っ歯を隠そうとして口を無理に閉じることにより、口周りの皮膚が引っ張られたり、歯が出ているので口呼吸になったりしやすく、常に口が半開きになりがちです。これらを繰り返すことで、ほうれい線がより深くなってしまいます。

ヒアルロン酸注入について、具体的に説明します

口元にくっきりとできてしまったほうれい線は、歯科医院でのヒアルロン酸注入でエイジングケアすることができます。ヒアルロン酸注入は、ほうれい線がある部分に注射器でヒアルロン酸を注入する治療方法。ほうれい線による凹みを隆起させることができます。

麻酔をしてから注射をするので痛みもほとんどなく、効果的にほうれい線を改善することができるため、多くの方がヒアルロン酸注射にトライしています。こちらではヒアルロン酸注入について、具体的に説明します。

安全性

ヒアルロン酸は人間の身体にもともと存在する物質。肌の水分を維持したり、潤滑性、柔軟性を保ったりする働きをしてくれます。もともと存在する物質なので、安全性は高くて即効性が期待できます。

費用

歯科医院で行うヒアルロン酸注入の費用は、保険適用外の自由診療のため医院ごとに大きな差があります。平均的には、1.0ccあたり3万円程度が相場でしょう。ほうれい線を自然に隆起させるためには、片側2.0ccずつの注入が目安なので、左右でおおよそ12万円程度を目安にしておきましょう。なかには、相場よりも抑えた価格でヒアルロン酸治療を行っている歯科医院もあります。

デメリット

そんな素晴らしいヒアルロン酸注入ですが、デメリットも存在します。こちらではそのデメリットについてお伝えします。

デメリット1：定期的に注入する必要がある
ヒアルロン酸注入は、効果が永久に持続するものではありません。もともと身体に存在する物質なので、時間が経つごとに吸収されてしまうからです。持続期間には個人差がありますが、おおよそ半年～1年と言われています。

デメリット2：内出血することがある
ヒアルロン酸注入には、注射針を使うため血管を傷つけて内出血してしまう可能性もあります。内出血は1週間前後で治まります。

デメリット3：医師の技術に左右されやすい
医師の技術により見た目が左右されがちです。皮膚の薄い部分に注入した場合や不均等に注入した場合、パッと見ただけでも皮膚が凸凹してしまうことがあります。このような場合は、処置をした後すぐに注入部分をマッサージすることで改善します。

ヒアルロン酸注入で美しい口元へ

歯並びが原因で口元のほうれい線が目立ってしまう場合、歯科医院でのヒアルロン酸注入で美しい口元を取り戻せるかもしれません。また、歯並びが悪いことが根本原因でもあるので、一緒に歯列矯正を検討してみるのもおすすめです。

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