唇縮小手術のメリット・デメリット

2017.03.04 health真希祥子

唇縮小手術ってどんなことするの?

頬杖をつく女性

唇縮小手術は、厚い唇を薄くする美容整形の一つで、外科的手術が必要です。唇縮小手術の方法は、余分と思われる部分を切り取り、縫合するというもの。とはいっても実際に切り取るのは唇ではなく、口内の粘膜や口輪筋の一部。つまり、唇の周りを切除して縫合するのが基本的な手術です。では、唇縮小手術のメリットやデメリットをご紹介していきましょう。

唇縮小手術のメリット

楽しそうな女性

1.整形手術としては完治が早い

唇縮小手術はプチ整形と言われることが多いですが、実際外科的手術を行うため、身体への負担はそれなりにかかります。しかし、唇縮小手術で切除する部位は口内の粘膜部分なので、露出している肌を切開する美容整形よりも治癒スピードが格段に早いのが特徴です。

具体的には、術後10日前後で抜糸が可能です。さらに、抜糸から3、4か月も経てば、手術痕はほとんど目立たなくなります。

2.コンプレックスを克服できる

唇縮小手術は、経験豊富でしっかりとした技術を持っている医師に手術をお願いできれば、まるでアートのように整った唇を手に入れることができます。長い間コンプレックスだった厚い唇から理想通りの形になって悩みを解消できたら、気持ちもグッと前向きになることでしょう。

3.元の厚みや形に戻ってしまうことはない

プチ整形といえば、注射によるヒアルロン酸の注入などを思い浮かべるという人が多いのではないでしょうか。ヒアルロン酸の注入は永久的なものではないため、効果を持続するためには何ヶ月かに一度、施術が必要です。

一方、唇縮小手術は同じプチ整形と言っても皮膚を切除しているので、厚みや形が元に戻ることはありません。つまり、定期的に通院する必要性もないのです。

唇縮小手術のデメリット

落ち込む女性

1.成功するか否かは医師の腕次第……

医科と同じく、手術が成功するか否かは医師の腕にかかっています。しっかりとした技術を持っている専門医などに手術してもらえば、理想的な唇を手に入れることができますが、経験が浅くあまり上手ではない医師では、思った形にならない可能性もあります。しかし、すでに切除してしまっているので、元の形には戻せません。

2.費用がかかる

整形手術なので自費診療となり、それなりに費用がかかります。費用は整形外科により異なりますが、基本的には上唇と下唇に分かれていることが多く、相場は唇が20万円前後、両唇で40万円前後が目安です。

3.手術中はちょっと怖い……

整形外科によっても異なりますが、唇縮小手術は局所麻酔で行うというところが多いようです。局所麻酔とは、手術を行う部分にのみ麻酔をかけて行うというもので、唇周りだけに麻酔をかけるため、意識がある状態で皮膚を切除します。そのため、手術中はちょっと怖い思いをするかもしれません。しかし、医学の進歩とともに麻酔にもさまざまな工夫があり、麻酔がしっかり効いていればほとんど痛みはありませんので、安心してください。

しかし、どうしても手術が怖い!という人は、医師に全身麻酔が行えるか確認すると良いかもしれません。全身麻酔は、局所麻酔よりも身体への負担が大きいのでなるべく避けた方が良い場合もあるので、医師の指示に従いましょう。

4.手術後は腫れる

唇縮小手術は、お口周りを切って縫い合わせるので、もちろん手術後は唇が腫れます。しかし、先ほど言ったように粘膜を切除するので、他の部分よりも治癒が早いという特徴があります。腫れがひくスピードも早く、約7週間でかなり落ち着くでしょう。その間、初めは口の中から外側へと突っ張っている感じがして違和感を覚えるかもしれません。しかし、時間が経つにつれて粘膜が皮膚へと変化し、硬くなるので違和感も消えてきます。

コンプレックスを解消して、自分の顔に自信を持ってみませんか?

振り向く女性

いかがでしたか? 今回は、厚ぼったい唇を理想的な形に整形する唇縮小手術について解説をしました。唇縮小手術は理想の唇を手に入れることができる手術ですが、患者さんにとってはさまざまな負担がかかります。しかし、もしコンプレックスを解消できたら、今よりもっと明るく前向きな自分になれるでしょう……。今回お伝えしたメリットとデメリットに注意して、新しい自分に出会う一歩を踏み出してみませんか?

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