唇の横が切れる!パックリいってしまう生活習慣とは?
なぜ唇の横が切れてしまうのか!?
唇の横が切れてしまう原因のひとつに挙げられるのが、口唇ヘルペス。口唇ヘルペスはヘルペスウイルスという真菌(カビ)に感染しているために起こるもので、初めにチクチクとしだして、時間が経つにつれて徐々に水泡に変わり、水泡が割れて唇の横が切れてしまいます。
ヘルペスウイルスは感染していない人を探すほうが難しいくらい、多くの人が感染しているウイルスで感染経路は接触感染です。ウイルスを持っている人とキスをすることで移ります。感染するタイミングは、子供の頃に口唇ヘルペスに感染した親からのキスで移ると言われています。
ヘルペスウイルスは感染していても、ほとんど悪さをすることがない常在菌です。しかし免疫力が下がることで活動が活発化し発症してしまうのです。
3つの要因で免疫力は低下する!?
ヘルペスウイルスは、免疫力の低下によって活発化しますが、では具体的にどんなことで免疫力は低下するのでしょうか。その原因は主に3つあります。
1.睡眠不足
睡眠不足は免疫力を極端に低下させてしまいます。その理由は睡眠時の成長ホルモンの分泌が減少するため。成長ホルモンは、細胞を活性化させるホルモンの一種です。このホルモンの分泌が減少することで細胞が活性化されづらくなり、免疫力が極端に低下してしまうのです。
しかし、睡眠時間をたっぷりと取ればよいという訳ではありません。質のよい睡眠こそが免疫力を高めるポイント。それには、毎日決まった時間に起床、就寝を心がけ生活リズムを一定に保つことが大切です。免疫力が下がらないように意識した生活を送りましょう。
2.偏った食生活
偏った食生活も免疫力を低下させます。仕事が忙しく、バランスのよい食事がなかなか摂れないという方は、サプリメントを活用しましょう。サプリメントで、食事で補いにくい栄養を摂ることができます。普段偏った食生活になりがちな人は、サプリメントの力を借りて免疫力を高めてみてはいかがでしょうか?
3.過度なストレス
過度な精神的ストレスも免疫力を低下させてしまう原因のひとつです。精神的ストレスが身体に加わると、自律神経のバランスが崩れ、免疫力が低下してしまうのです。そこで大事なのが、ストレスの解消です。もっとも効果的なのは適度な運動をすることです。適度な運動は自律神経のバランスを整え、ストレスから身体を守ってくれます。しかし、あくまで「適度」が大切。無理なく続けられるよう、やりすぎには注意しましょう。
免疫力を高めてキレイな唇に!
口の横がパックリと切れる原因をたどると、免疫力の低下に行き着きます。そのため、なるべく免疫力を下げないよう、普段から睡眠や栄養バランス、ストレスなどの免疫力低下の原因を取り除き、ヘルペスウイルスの活動が活発化しないように気を付けましょう。唇はよく動く部分で、切れてしまうとなかなか治りづらく長期間つらい思いをしないといけない状態になります。発症する前の予防に努めましょう。