唇にシミができる前に!日ごろからできるリップケアを徹底解説!

2017.09.17 beauty渡辺蘭

外出時はなるべくリップクリームを塗る

唇のシミ予防リップケアでもっとも大切なのは、日光に当たるときにはなるべくリップクリームを塗るということです。唇は腕や顔などの肌とは異なり、メラニンを生成できません。紫外線によってメラノサイトという色素細胞が刺激されることで、バリアの役割を持つメラニンを生成、紫外線による影響を抑えてくれます。しかし、唇はこのバリアが弱いため、紫外線によるダメージを直に受けやすいのです。

このため、メラニンの代わりにバリアを用意することがリップケアにおいて重要です。紫外線カット効果がある“UVカットリップクリーム”を使用することをおすすめします。唇を守ることができるので、シミ予防の効果を期待できます。ただし、紫外線吸収剤を配合しているUVカットリップクリームは注意が必要です。唇に多くの負担がかかり、かさつきや荒れの原因になるので、寝る前にしっかりと落としましょう。

乾燥したら徹底的に保湿する

保湿はシミ予防にとても効果的だと言われています。水分はシミの原因となる紫外線などの外的な刺激から、唇を守るバリアの役割を果たします。

ホホバオイルパック

ホホバオイルによる保湿は、シミを目立ちにくくすることが期待できます。肌の代謝を促すとともに皮脂汚れなどを浮かすクレンジングにも使用されるため、毎日ホホバオイルで唇をパックしていれば、生活の中で浴びる微量の紫外線によって徐々にできるシミ予防をすることも期待できます。人間の肌に馴染みやすいワックスエステルが、成分のほとんどを占めているため唇以外の肌ケアにも活用できます。

ハチミツパック

ハチミツは保湿力に優れたアイテム。水分が約2割しかないため空気中の湿気を吸収するほどの吸水性と浸透性を持ちます。肌への浸透力が高く、空気に触れても乾燥しにくいため、唇の水分を逃しません。また、皮膚や粘膜を補修する効果の期待できるビタミンBが配合されており、紫外線によってダメージを受けた部分の補修効果にも期待できます。

ビタミンCリップパック

ビタミンC配合のリップでパックするのもおすすめ。やり方は簡単でリップクリームを塗り、その上からラップをしてしばらく放置するだけです。ビタミンCには、メラニンを還元する作用があるため、唇にできたシミを目立たなくすることが期待できます。日ごろから使い続ければシミの予防も期待できます。

ビタミンC配合リップクリームで人気なのは、DHCが販売している“V/Cホワイトスティック”。ピンクのキレイな唇へ導いてくれます。

リップスクラブで古い角質を除去

最近注目を集めているリップケア方法は、リップスクラブを使ったケアです。肌のピーリングのように、唇にスクラブを塗り、軽くマッサージをするという方法で行います。唇の新陳代謝が活発になり、メラニン色素を排出する効果が高くなると言われており、シミやくすみの予防・対策が期待できます。

しかし、唇は粘膜であり、腕などの皮膚ほど刺激に対して強くはありません。そのため、強くこすりすぎると色素沈着などを起こし逆効果になる可能性があるので、優しくソフトなマッサージを心掛けてください。

人気の“ラッシュリップスクラブ”

リップスクラブで人気の商品は、ラッシュが販売している“リップスクラブ”。海外製の甘いお菓子を思わせる美味しそうな香りで人気を集めています。さまざまな美容成分が配合されているうえ保湿力が高いので、乾燥してシミができやすくなっている人におすすめです。

しっかりと唇もケアしてシミを予防しましょう

唇にシミができてしまっても、メイクで隠すことはできます。しかし、シミが濃くなるとメイクでは隠しきれなくなり、コンプレックスになってしまうことも……。そうならないためにも、日ごろからしっかりとリップケアをすることが大切です。9月は8月に比べて日差しが和らぎますが、意外とUVAが多い月でもあるため、忘れずにケアをしてくださいね。

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