ほうれい線ができやすくなる原因と予防法

2017.08.22 beauty渡辺蘭

ほうれい線が目立ちやすくなる原因

歯並び

歯並びが悪いとほうれい線が目立ちやすくなると言われています。特に前歯が出ている人は、口を閉じたときに皮膚が伸び、開けるときに皮膚がたるむので、開閉するたびに口元の皮膚が伸びてしまい、それが、将来的にほうれい線が目立つ原因にもなるそうです。

紫外線

内的要因だけでなく、紫外線のような外的要因によって生じる可能性もあります。紫外線は短時間ならば肌トラブルの元にはなりにくいのですが、長時間浴びてしまうと肌のハリを維持しているコラーゲンとエスラチンを作る組織を傷つけてしまうことがあり、肌のハリが減少してしまうことも。

ハリが減少した肌は重力に逆らうことができなくなるので垂れ下がってしまい、ほうれい線が目立つ原因になり得るのです。

顔のむくみ

塩分やアルコールを摂りすぎてしまうと、顔がむくんでしまいます。顔のむくみは一時的なものですが、何度もむくみを繰り返してしまうと肌のハリが無くなり、ほうれい線も目立ちやすくなるようです。

ダイエット

痩せると頬の余分な肉が落ちる分、ほうれい線は目立たないと考えますよね?しかし、絶食ダイエットなどで急激に減量してしまうと、体重が重かったときに伸びてしまった皮膚が元の大きさに戻らず、ほうれい線が目立つことがあります。

目立つほうれい線の予防法

歯列矯正をする

歯列矯正は歯並びによって目立つようになったほうれい線の見た目改善が期待できます。矯正方法は大きく分けて2つ。“ブラケット”か“マウスピース”か。ブラケットは歯に金属の装置“ブラケット”を装着してワイヤーで引っ張り歯を動かす方法。マウスピースはその名の通りマウスピースを使って徐々に歯を動かすという方法です。

それぞれの方法にメリット・デメリットがあるので、自分に合った歯列矯正を試してみてはいかがでしょうか。

紫外線対策をする

肌のハリの源であるコラーゲンとエスラチンを生成している組織を直接攻撃する紫外線は、日常生活を送るうえでまったく浴びないことは難しいので、しっかりと対策することが重要です。

夏場などはUVカット効果の高い日焼け止めを使い、帽子などで直接肌が紫外線を浴びないようにしましょう。また、日差しの強い日などは日傘を使うのも良い方法です。折りたたみ式の日傘をバッグに忍ばせておきましょう。

むくみをとる

・塩分の摂取量を意識する
むくみをとるためにまずできることは、塩分の摂取量を意識すること。男性の場合は8g未満、女性の場合は7g未満が一日の摂取量の目標と言われています。この量を超えないように意識することで、顔のむくみ対策に効果的と言えます。減塩をすると健康にもいいので、汗をかいた日と普段の生活とで適度に摂取量を調節するようにしましょう。

・アルコールを摂りすぎない
お酒を飲みすぎてアルコールを過剰に摂取してしまうと、血管透過性が亢進するため、顔がむくみやすくなります。血管透過性というのは、血管から細胞内に体液が通過する性質です。この現象は基本的に分子の小さな物質が通過できるのに対し、血管透過性が亢進した場合は、分子の大きい物質も通過してしまいます。そのため、不要な体液が細胞内にたまっていき、むくみとなります。

血管透過性が亢進する原因は、アレルギーや炎症によるものと言われています。アルコールを摂取すると、体は不要なものが体内に侵入したとしてアレルギー反応を起こすため、むくみにつながるのです。お酒の飲み過ぎには注意しましょう。

長期的なダイエットをする

ダイエットをするならば、長期的な目標を立ててゆっくりと減量していくのがおすすめです。継続的に適度な運動でダイエットすると、新陳代謝が良くなることで老廃物が排出されやすくなり、肌ツヤが健康な状態になることでほうれい線が目立ちにくくなります。

ほうれい線が目立たないうちから対策しましょう

まだ大丈夫だと思っているうちに、いつの間にかほうれい線が目につくようになる可能性もあります。気になり出してからも、目立ちにくくする方法はありますが、できることならその前に対策したいところですよね。

今回紹介した方法は、ほうれい線が目立つのを防ぐことが期待できるので、ぜひ口元が気になりだした方は試してみてください。

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