歪んでしまう前に防ぎたい!顔や顎を歪ませてしまう習慣とは?
顔が歪んでしまうとどんなことが起こるの?
それではまず、顔が歪んでしまうとどんなことが起きてしまうのか?についてお話していきます。顔の歪みは顎のずれが原因です。以下のチェック項目の中に、気になる症状がある人は、もしかしたら顎がずれているのかもしれません。
あなたの顔は大丈夫? 歪みチェックをしてみましょう
・顔が全体的にたるんでいる
・目の大きさが左右で違う
・口角の位置が左右でずれている
・上の歯と下の歯の中心が合わない
・おでこ、鼻の先、顎の先の中心が一直線で結べない
・左右のどちらか片方だけエラが張っている
・どちらか片方にだけほうれい線ができている
・口を開くたびに「カクン」と音がする
・口を動かすたびに「ジャリ」という音がする
これは顔が歪んでいる人の典型的な症状とも言え、顎関節症にかかっている恐れもあります。ひどくなってくると偏頭痛や首・肩こり、腰痛、不眠症などの症状も引き起こしやすくなると言われています。それでは、顔の歪みを加速させてしまう悪いクセとはどんなことでしょうか。
顔の歪みを加速させてしまう悪習慣とは?
体の歪みを整えていくことはもちろんですが、まずは顔や顎を歪ませてしまう悪習慣を知っておくことも大切です。知らないうちに左右どちらかに負担をかけてしまっていたり、ちょっとしたクセが顎をずれやすくしてしまっていたりするので気をつけましょう。
こんなことしていませんか?顔の歪みを加速させる悪いクセ
・頬杖をつくことが多い
・いつも左右どちらかの歯で食べ物を噛んでいる
・寝る時に必ず左右どちらか決まった方を向いて寝ている
・うつぶせで寝る
・立った時に左右どちらか片方に重心をかけている
・足を組むクセがある
日頃からこのような習慣がある人は、まずこんなクセを改めることをおすすめします。その上で、これからご紹介する方法で歪みを改善していきましょう。
顔の歪み、顎のずれを改善する方法
顔の歪みや顎のずれは、毎日の努力で少しずつ矯正していくことが可能です。悪いクセを断ち切って、ずれてしまった顎をエクササイズやマッサージで元に戻してあげたり、表情筋を鍛えたりすることで顔の歪みも軽減されていくでしょう。セルフケアで簡単にできる方法をご紹介しますので、ぜひ今日からチャレンジしてみてください。
割り箸を使ったストレッチ法
1.割り箸を横向きにします。上の歯と下の歯の左右それぞれ奥から4番目の歯で噛むように割り箸を固定しましょう。強く噛み過ぎないように注意してください。
2.そのまま1分間キープし、これを1日3回繰り返します。
顎関節の体操
1.口を大きく開けて15秒キープし、今度は顎を前に出して(下の歯が前に出るようにして)15秒キープします(口を大きく開けると痛いという人は、開け過ぎないように注意してください)。
2.前に突き出した顎を引っ込めて15秒キープ。
3.顎を右にずらして15秒キープし、今度は左にずらして15秒キープします。
4.これを1日に3回行います。
表情筋を鍛える方法
1.口を大きく開けて「あ~い~う~え~お~」と言います。
2.これを1日に5回繰り返します。
顔や顎の歪みを改善していくためには、このようなエクササイズを毎日コツコツ続けることが大切です。あれこれためすよりも継続は力なりです。
顎関節症かな?と思ったら早めの対策が必要です
顔の歪みはほとんどの場合、顎のずれが原因と言われています。顎がずれるということは、もちろん顎関節症にもなりやすい、もしくはすでになっていることが考えられます。今や顎関節症は2人に1人が経験しているとも言われており、それほど珍しいトラブルではありません。しかし「顎関節症かな?」と思ったら、早めの対策が必要です。エクササイズを無理に続けると、悪化させてしまう恐れがあるので気をつけましょう。また、放っておくといずれ痛みを伴うようになったり、口を開けられなくなったりといった症状を引き起こしてしまうので、すぐに歯科医院や口腔外科を受診してください。
顔や顎の歪みを改善して写真写りも良くなろう!
顔や顎の歪みがなくなると写真写りもグッと良くなるでしょう。とくに証明写真は、バストアップだけなので顔にしか目が行かないので効果てきめんです。それだけでなく笑顔が上手になる、噛み合わせが良くなる、寝つきが良くなるなど、いろんな面でメリットを得られます。日頃から顔や顎の歪み対策を意識して生活に取り入れましょう。