口元がたるむ原因は？効果的な解消法をご紹介！

口元がたるむ原因は？

コラーゲンとエスラチンの減少

口元のたるみには、皮膚にあるコラーゲンとエスラチンという成分が関係しています。コラーゲンは線維状のタンパク質で、皮膚の真皮という部分に網目状に存在しています。

これに絡みつくようにして存在する成分がエスラチン。コラーゲンをサポートする働きをもつ成分で、コラーゲンと同じ線維状のタンパク質で構成されています。これらが組み合わさることで、肌には弾力が生まれ、重力にも負けないハリが生まれるのです。

しかし、コラーゲンとエスラチンは加齢と共に減少してしまいます。そのため、口元の皮膚にハリと弾力がなくなり、重力で下に垂れ下がり口元のたるみの原因になってしまうのです。

口輪筋の衰え筋肉量低下

全身の筋肉量というのは、加齢と共に減少しますが、口元も同じです。口元の場合は口輪筋という筋肉の量が低下することが原因で、重力に逆らうことができなくなり、口元がたるんでしまいます。

歯が抜けたまま放置

抜けたままの歯をそのまま放置してしまうことが原因で、頬がこけてほうれい線が目立つようになることがあります。これは、抜けた場所を放置してしまったせいで、歯ぐきや歯ぐきの下の骨が痩せてしまうことで起きると言われています。

さらに、歯が抜けた部分から空気が漏れてしまうので、発音しにくくなり、たるみと不明瞭な発音のせいで、とても老けているような印象になってしまいます。

効果的な3つの解消法

口元を動かす

口輪筋の筋肉量が低下していることが原因で、口元がたるんでしまっている人は、とにかく口元を動かすことが大切です。唇を前に突き出したり、左右に移動させたりして、普段ほとんど動かすことのない口周りの筋肉を意識して動かしてみてください。

・ペットボトルエクササイズ
口輪筋の筋肉量を増やすには、ペットボトルエクササイズを行うのも効果的です。やり方はとても簡単。ペットボトルに100ml～200mlの水を入れて、蓋をします。

それを歯は使わずに口の力だけで咥えて落とさないようにキープするだけです。10秒ほどキープするのを5、6回繰り返しましょう。継続することで口輪筋が発達して口元のたるみ解消を期待できます。

サプリメント

また、「もっと手軽に楽して口元のたるみを解消したい！」という方にはサプリメントがオススメです。

・コラーゲンサプリメント
コラーゲンサプリメントには大きく分けて“動物性”“海洋性”の2種類がありますが、海洋性コラーゲンの方が、吸収率が高くおすすめです。また、コラーゲンをとる際には一緒にビタミンCを摂ることでコラーゲンの合成を促すことができます。

・エスラチンサプリメント
コラーゲンサプリメントを飲んだら、エスラチンサプリメントも一緒に飲むことをオススメします。先ほどご紹介したようにコラーゲンとエスラチンが組み合わさることでハリが生まれるので、どちらか片方だけ摂取しても、効果を実感しにくい可能性があります。

インプラント・入れ歯・ブリッジ

歯を失った場合には、色々な解消法があります。代表的なものだとインプラントや入れ歯、ブリッジなどです。これらは、天然の歯の代わりとなり、歯ぐきやその下の骨が痩せてしまうのを防ぎ、口元のたるみも解消することができます。

口元のたるみを解消して若返りましょう！

このように、口元がたるんでしまう原因はさまざまあり、原因に合わせた、たるみ解消法が効果的です。口元がたるんできたのは加齢のせいだからしょうがないと諦めている人は、ぜひ、今回ご紹介した方法を試してみてください。

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