やっぱり笑顔が一番！“微笑みの天使”が得する5つの理由とは？

2017.10.31 beauty福本春香

こんなことまで!?笑顔であることの5つの効果

しかめ面よりも笑顔のほうがいい印象を与えられる――というのは言うまでもないですが、笑顔がいいと言われている理由は「人に与える印象」だけではありません。以下では、笑顔がもたらす驚きの効果を5つ紹介します。

笑顔効果1：ストレス発散になる

笑顔をつくると副交感神経が優位になるということが、研究によって明らかにされています。副交感神経は、体がリラックス状態のときに働くもの。そのため笑顔になることで緊張状態が緩和され、ストレスの解消になると考えられます。すごいのは、「つくり笑い」でも効果があるということ！　仕事のプレッシャーや人間関係でイライラを感じている時、まずは微笑んでみるだけで心が落ち着くかもしれません。

笑顔効果2：免疫力がアップする

私たちの体にはナチュラルキラー細胞という免疫力の中核を担う細胞があります。体内に侵入したウイルスや菌を攻撃してくれる大事な役割を持っているこの細胞は、笑顔になると活性化するということがわかっています。ある研究によると、“お笑い”の映像を見ていた人のほうがドキュメンタリーを見ていた人よりもナチュラルキラー細胞が活性化したそうです。つまり、たくさん笑うことで免疫力アップ効果があると考えられます。

笑顔効果3：病気の予防につながる

笑顔によって免疫力がアップすると、風邪やインフルエンザなどの予防につながると考えられます。また、がん細胞の増殖を抑えることに効果が出たという事例もあるそうです。笑うという行為によって脳の血流が増加するため、脳梗塞や脳の老化などのリスクが低下するという見方もあります。やはり医学的に見ても、「笑顔が大切」なのですね。

笑顔効果4：顔のエクササイズになる

長時間笑っていると、頬が筋肉痛になったり痙攣したりしますよね。それは、笑顔をつくる際に顔の筋肉を使うからです。そのため、常に笑顔を意識していれば表情筋が鍛えられ、リフトアップ効果があると考えられます。笑えば笑うほど口角がキュッと上がった素敵な笑顔になっていくなんて、嬉しい効果ではないでしょうか。

笑顔効果5：周囲の人も笑顔にできる

「笑顔は広がる」と言われていますが、これには脳科学的な根拠があるそうです。私たちの脳には「ミラーニューロン」という細胞があり、別名“ものまね細胞”とも呼ばれています。あくびをした人を見て、つられて自分もあくびが出てしまったという経験はありませんか？　この細胞が働くと、人の行動や感情を自分のもののように感じます。そのため、笑っている人を見るだけで周囲もつられて笑顔になると考えられるのです。