小金井歯科/歯科医師 高田 尚美
「患者さんに笑顔になっていただける治療をご提供すること」を私は最も大事にしております。
そしてその笑顔が少しでも長く続く事を願っております。
患者さんとじっくり向き合う事で、オーダーメイドの治療をご提案するのが得意です。
治療が終わってもメインテナンスを怠れば長く維持はできませんので、生涯にわたり患者さんをサポートできるよう取り組んでおります。
インプラントに関する記事
回答したお悩み一覧
全回答数 84件/合計いいね 283件/最新の回答 2024.03.14
歯医者さんに強くインプラントを勧められます。
まだ悩んでて、金銭的にも、と理由をつけてはねのけてはいますが、他の医院さんに相談した方がいいでしょうか。
小金井歯科の高田です。
インプラントは歯科治療の選択肢の1つです。ほかの治療法と比べてのメリット・デメリットを聞いたうえで患者さんにお選びいただくのが本筋です。
1.放置する(これはお勧めしません。歯のないところに向かって他の歯が移動し、歯並びが崩れてしまいます。)
2.取り外しの入れ歯 (歯のなくなり方にもよります。設計が良ければ持ちますが、ばねのかかった歯を痛める場合もあります)
3.ブリッジ (隣り合った歯を削って橋掛けします。隣の歯が無傷な時は削りたくないなとおもわれるかもしれません。また、隣の歯が治療済みの場合ブリッジ自体の持ちが悪いときがあります。)
4.インプラント (利点としてはかみ合わせの高さを維持し、隣の歯に負担をかけません。デメリットとしては外科手術を伴い、費用が高額になるのことでしょう。)
「先生自身がなさった私と同じような患者さんの写真を見せていただけますか?」と聞いてみてはいかがでしょう。勉強熱心な先生は診療記録をきちんと残しておられますし、患者さんにとっては仕上がりが予想できます。
セカンドオピニオンでほかの歯科医院に受診なさるのも一案です。
- 2019.03.25
歯周炎ぎみなので、定期健診の度に治療してもらっています。
でも毎回同じことを繰り返していて、よくなっているのか分かりません。
歯周炎って慢性的になるものなんでしょうか?
小金井歯科の高田です。
そもそも歯周炎には治癒(完全に治った状態)がありません。
治癒とは元のレベルまで歯を支える骨(歯槽骨)が戻り、歯肉も健康な状態です。
しかし、歯周炎あるいは歯周病の治療ゴールは「歯周組織の安定化」であり、歯槽骨は下がって
いますし。歯肉も炎症が引いて下がった状態です。
一部再生療法で骨の再生ができる場合もありますが、あくまで完全な治癒はないと思ってください。
歯周病にかかったことのある人は骨も減っていますし、かかりやすいリスクを抱えていますので、再度歯周病にかかりやすいと思ったほうがいいです。
再発を防ぐには定期的なプロケアと毎日の歯磨きです。
今後とも定期的な受診をお勧めいたします。
- 2019.02.16
インプラントの手術の前、用意しておくべき物・事はありますか。
飲酒喫煙や当日の食事など、基本的なことは聞いたのですが、もし、必要ではないけれど歯医者さんの経験上あった方がいいというのがあればお教えいただきたいです。
小金井歯科の高田です。
術前は十分な休息、睡眠をとってください。睡眠不足は麻酔の効きにや術後の回復に影響します。
手術の当日の安静はもちろんですが翌日もなるべく安静にしていてください。実は翌日より翌々日のほうが腫れます。その時手術の翌日に安静にしていたほうが翌々日の腫れが少なくて済むのです。
お大事に。
- 2019.02.09
子どもの乳歯が折れた場合、差し歯の選択肢はあるでしょうか?
小金井歯科の高田です。
折れ方にもよりますが、抜歯が必要なほどでしたら、抜いた後のスペースが閉じて将来の永久歯が生えるスペースがなくなってしまわないようにリテーナーをつける場合もあります。固定式のものと取り外しのものがあります。
被せられる程度に残っていれば奥歯には乳歯冠をいれるばあいもあります。
前歯でしたらレジン(白い詰め物と同じ材料)で形を作ったり、レジン冠を被せることもあります。
お大事に。
- 2019.02.09
差し歯って、大体どれくらいもちますか?
3年くらいは安心してもいいでしょうか……
定期的に点検を行った場合の平均がどれくらいか知りたいです。
小金井歯科の高田です。
差し歯の寿命は、神経を取って土台を立てる前に、どれぐらい患者さん自身の歯が残っていたか、治したあとのかみ合わせが良好か、被せ物の適合が良いか、歯磨きがいいか(虫歯の再発や歯周病との関連)で一概には言えません。
定期的に歯科医院へ行ってメインテナンスしながら経過を見ていただくのが一番長持ちさせる方法です。
普通は3年くらいは大丈夫だと思いますが。
- 2019.02.04
インプラントって、年数がたって入れ替えないといけなくなったとき、
もう一度手術で新しいネジ?をうめないといけないですか?
小金井歯科の高田です。
インプラントがだめになったときは、最初に入れた時より骨の量や患者さんの年齢などで最初のインプラントを入れた時より条件が悪くむずかしくなっている場合が多いでしょう。
その時もう一度同じ場所にインプラントを入れるのか、別な場所に入れるのか、入れ歯やブリッジなど他の方法を考えるのか、一概には言えません。
インプラントは適切な位置に適切な方法で入れて、きちんとお手入れして寿命を延ばすのが一番だと思います。
定期的に来院されている当院の患者さんの中には10年を超してまだまだきちんと使えておられる方がたくさんいらっしゃいます。一番長い患者さんでは30年を超えています。
- 2019.02.02
先日、部分入れ歯にしてから、歯を食いしばるようになりました。
サイズが合っていないのでしょうか? それとも、まだ慣れていないからでしょうか?
小金井歯科の高田です。
もしかしたら質問者の方は昔から食いしばりがあったのかもしれません。入れ歯で噛めるようになって食いしばりが再発したとも考えられます。
入れ歯は調整が大事です。きちっと調整していただいたうえでまたお考え下さい。
- 2019.01.27
歯周病治療のためひらいた歯医者さんのサイトに掲載してあったのですが、西洋医学や東洋医学って何ですか?普通の治療と何が違うんでしょうか?
西洋医学は基本的に対症療法といって目の前の問題を解決するものです。即効性がありますが根本的ではない場合もあります。
東洋医学は体質改善など全身状態から改善していくという考え方です。時間がかかるかもしれません。
両方の考え方をバランスよく組み合わせていくのがいいでしょうが、普通に治療をお考えなら西洋医学で対症療法を行い、全身との関連を考慮しながら進めていくのがいいと思います。西洋医学でも最近は患者さん一人ひとりの体質やリスク傾向を診ながら治療を行っています。
- 2019.01.27
インプラントの手術は必ず2度手術しなければいけませんか?
小金井歯科の高田です。
インプラントは手術が1回で済むものと、2回以上の手術が必要なものがあります。
1回法のインプラントでは、顎の骨の中に入る部分と、あとで被せ物をする土台となる部分(支台)がワンピースになっているものを使用します。奥歯の部分など、見かけに影響が少ない部分でよくとられる方法です。手術が1回ですむメリットはありますが、審美的な要求には応えにくいでしょう。
2回法では骨の中に入る部分のみを植えておいて後から支台をネジ止めなどで固定するものです。
インプラントが骨についてから頭出しをするので、確実性が高いこと、肉が足りない時に足すなどの処置がしやすいことなどのメリットがあります。手術が2回になりますが、見かけに関わる前歯の部分ではこちらのほうが安全・確実と言えるでしょう。
現在は2回法が主流です。
インプラントシステム、手術をする部位や目的によって条件が色々変わってきます。
担当の先生とよくご相談の上治療を受けてください。
- 2019.01.27
歯医者で歯周ポケットをはかる?とき、いたいです。
あれは針を歯ぐきにさしてるのですか?
たまにいたくないこともあるので、さしているわけではないんでしょうか??
小金井歯科の高田です。
歯周ポケットを測るときに使うプローブは先端が丸く歯肉を傷つけにくくなっています。
それでも痛いとしたら、その場所に炎症があるか、歯茎に入れるときのプロービング圧が高いのかもしれません。
プロービング圧は昔は0.5Nぐらいだったのが近年は弱くなる傾向があります。0.2N、最近では0.12N(1.2gくらい)でいいともいわれています。スケールを使ってプローブ圧のチェックをしているかと思いますが、衛生士さんによっても圧の基準が違うようです。
どこか決まったところだけ痛いならそこに炎症があるのかもしれないし、全体に痛いならその衛生士さんのプロービング圧が強めなのかもしれませんね。
お大事に。
- 2019.01.23