小金井歯科/歯科医師 高田 尚美

「患者さんに笑顔になっていただける治療をご提供すること」を私は最も大事にしております。
そしてその笑顔が少しでも長く続く事を願っております。
患者さんとじっくり向き合う事で、オーダーメイドの治療をご提案するのが得意です。
治療が終わってもメインテナンスを怠れば長く維持はできませんので、生涯にわたり患者さんをサポートできるよう取り組んでおります。

住所 〒184-0004 東京都小金井市本町5-7-2
TEL 042-381-3350

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回答したお悩み一覧

全回答数 89件/合計いいね 294件/最新の回答 2025.02.04

魚水イサキ/2019.07.11

お悩み入れ歯・差し歯

部分入れ歯に入れ歯安定剤を使用して問題ないですか?

部分入れ歯が少しですがガクガク動く場合、しばらく入れ歯を治しに行く時間が取れないので、入れ歯安定剤を使用しようと思ったのですが、部分入れ歯でも問題なく使えますか?

小金井歯科の高田です。

入れ歯安定剤が必要になるほど入れ歯が動くのは残ったばねのかかった歯にも、支える顎の骨にも悪い影響を与えます。

ばねのかかった歯は抜け、顎の骨は変な形に吸収します。顎がずれてかみ合わせが狂い顎の関節を痛めます。
入れ歯安定剤は一時jしのぎです。

大きく壊れるほど治しにくくなります。長い人生を快適に暮らすために何を優先するべきかお考え下さい。

2019.07.13

嵐獅/2019.07.08

お悩みインプラント

インプラントができず、入れ歯にするしかない?

インプラントができない、入れ歯にするしかないケースってありますか?
祖母が歯医者さんに言われたようで、高齢だからでしょうか。

小金井歯科美高田です。

インプラントができない理由は大きう言って
1.全身状態が悪い場合
2.局所に原因がある場合
が考えられます。

1.の場合
手術に耐えられない→高齢者は余病(高血圧、糖尿病、など)がある、
全身的に慢性疾患(上の病気)がある、
癌などの消耗性疾患にかかっている、など。

2.顎の骨がやせている。→骨造成などの大きな処置がしにくいい。
骨粗しょう症の薬を飲んでいる。→顎骨壊死の危険があります。
癌で放射線治療を頭頚部に受けている。→これはやめたほうがいいです。

さっくりと書きましたが他にも色々あります。

全身状態が良好である程度顎の骨があれば少ない本数のインプラントで入れ歯を支えるインプラントオーバーデンチャーという手もあります。
おばあさまがどんなインプラントをご希望か存じませんが、先生にインプラントできない原因を伺うか、セカンドオピニオンを聞くという方法もあります。

お大事に。

2019.07.09

ドリー/2019.07.04

お悩み入れ歯・差し歯

総入れ歯は歯の色を選ぶことが可能か

入れ歯(総入れ歯)を作る際に歯の色は選択できますか?

小金井歯科の高田です。

総入れ歯はガラッとお顔を変えてしまいますから、歯の色にこだわるお気持ちはよくわかります。
最近は白めの色をお好みの方も多いですね。

自由診療でしたら歯の色も形もお好みに合わせることができます。
当院ではろう義歯といって完成前にお口に入れて患者さんに色・形・歯並びなどを見ていただいております。

入れ歯治療に力を入れているところではそうしたステップを大事にしています。
いくつか歯科医院に当たってみられるといいでしょう。

2019.07.06

ロキ/2019.07.02

お悩みインプラント

切開が怖いです。切らずにインプラントを埋めることは不可能ですか。

手術、というより切る・切られるというのに恐怖を感じます。
歯茎の切開なしではインプラントは埋められませんか?
もし切らずにできる方法があればしりたいです。

小金井歯科の高田です

切開しないでインプラントが可能か?といえば限られた場合には可能であるとお答えしましょう。

十分な骨の幅と高さ、十分な不動性の口腔粘膜があれば、パンチアウトといってインプラントを入れる大きさに粘膜を丸く切り抜く方法でインプラントを入れる穴をあけます。
全身的な理由などで可能な限り出血を抑える場合にそう言った方法をとることもあります。

事前に模型やCTの立体X線写真で十分な検討を行って手術計画を立てます。そのうえで可能と診断すれば行う事ができます。

しかし、外科の基本は直視直達、じかに骨の形を見るのが最も安全で確実な方法です。
「切らないでインプラント」をうたっているところもありますが、かえって危険な場合が多いのです。

実際のインプラント手術は、通常どおり歯茎をあけても「歯を抜くより楽だった。」と患者さんもおっしゃるほどです。丁寧な手術を行えば歯茎を切るのはちっとも怖いことではありません。

ご検討ください。

2019.07.06

大也/2019.06.24

お悩み歯周病

歯周病についてです。

昔のCMにあったそうですが、林檎をかじって歯ぐきから出血があれば、それは歯周病でしょうか?
そのCMは覚えていませんが、本当にそれで歯周病のチェックができるのかが知りたいです。

小金井歯科の高田です。

歯周病は自覚症状(歯がぐらつく、歯肉から出血がある、唾液がねばねばする、口臭がするらしい←本人は案外気が付かない)が出た時はかなり進行している場合が多いのです。

普段から歯科医院に行って定期的にプロフェッショナルケア(歯科衛生士によるお掃除)を受け、歯ブラシ指導を受けて予防に努めましょう。

40再位から歯を失う原因が虫歯より歯周病のほうが多くなります。だから40歳になる前、具体的には35歳過ぎたら歯周病精密診査を受けてお口の正確な地図を手に入れておいたほうがいいでしょう。

若年性歯周炎といって遺伝的に運の悪い人は20代でも歯周病にかかっている人がいます。

気になるのでしたら迷わず歯医者さんに行きましょう。
リンゴをかじったくらいで歯周病かどうかはわかりません。

2019.06.25

のりりん/2019.06.20

お悩みインプラント

インプラントの相談をしに、歯医者さんへ行きたいのですが

歯医者さんにお聞きするのは大変失礼な話ですが、頼れるのも歯医者さんだけなので、お聞きしたいです。
安い価格でインプラントを受ける場合、患者側が気を付けること、たとえばカウンセリングの時点で別の歯医者さんに行った方がいいと判断できるやりとりなど、もしあれば知りたいです!
はじめての経験で、インプラントのこともよく分かっていない(まだたやるとも決めていない)ので、もし変に誘導されたときに備えて前知識をつけておきたいと思っています。
すみませんがお願いします。

小金井歯科の高田です。

インプラントは「今すぐやらないと命に係わる」「治療ではありませんので、まったく知識がない場合は2つ以上にセカンドオピニオンという形でご相談に行かれるといいでしょう。

インプラントは高額な治療ですが、「安い」を基準にインプラントを選ばれるのはやめておいたほうがいいかと思います。安いものには安い理由があるのです。(日本で認可の取れていない安いインプラントもあります。)
お体の中に入れるものですから慎重にお考え下さい。

まず歯科医院のホームページを見て自分が受けたいインプラント治療をその先生が得意とされているかどうか(歯が1本ないのか、複数なのか、前歯か、奥歯か、入れ歯と併用なのか、などなど)調べたうえで相性のよさそうな歯科医院を選ぶこと。

行った時に入れ歯、ブリッジなどほかの選択肢を説明し、利点欠点を説明してくれるか。
メインテナンスはどうしたらいいか、等の説明があるか。

自分の状態に対し、その先生がなさった類似症例の写真を見せてくださいとお願いするのはいいと思います。勉強熱心な先生は必ず診療記録を写真などの資料で残しておられます。

行ってすぐCT撮影、すぐインプラントいれます。というようなところは避けたほうが無難です。

十分な説明を受けて、納得がいったらインプラント治療をお受けください。

2019.06.24

香坂/2019.06.11

お悩み歯周病

歯槽膿漏になるのは?

歯槽膿漏は若くてもなりますか?

小金井歯科の高田です。

歯周病は宿主(患者さん)の抵抗力と歯周病菌と環境因子が絡み合って起きるのです。
もともと歯周病菌に抵抗力の弱い人、言い換えると歯周病菌に感受性の高い方は歯周病になりやすいのです。
これは遺伝も関与してきます。

昔タバコ農園の労働者に行われた疫学調査があります。
さっくりいうと、歯周病の治療を行わず、結果だけを見るという、現代では倫理上ゆるされない調査でしたが、10人のうち一人はどっと歯周病が進行しており、10人に一人は特に変化がなく、中8人はどっちでもないという結果でした。

あなたがもし遺伝的に幸運な当たりくじをひいていたら何もしなくても(エチケットはともかくとして)歯周病は進行しません。一方、一番不幸な人は相当頑張ってもどんどん歯が抜けてしまうかもしれません。
残りの人は歯磨きなどのセルフケアと歯科医院でのプロケアの組み合わせで歯を持たせることができるでしょう。

若年性歯周炎と言って、20代から歯がぐらぐらになってしまう方もおられます。

ご心配でしたら歯周治療をきちんと行っている歯科医院(歯周精密診査でポケット測定やX線10枚法あるいは14枚法を撮影するなど)を探して受診されるといいでしょう。

歯を失う原因が虫歯から歯周病が増えるのは40歳代からです。その5年前には手を打っておきたいところですので、35歳を過ぎたら歯周精密診査を受けることをお勧めします。

2019.06.13

山吹/2019.05.31

お悩み入れ歯・差し歯

金属の使われてない入れ歯

金属の使われてない、あまり目立ない入れ歯がありますが
今までの入れ歯との違いは、金属が使われているか、使われていないか、それだけですか?口内に金属があるのがどうも苦手で、もし強度とかに違いがないならそれに変える相談をしようと思ってます。

小金井歯科 高田です。

金属が使われていないばねの目立たないプラスチック製の入れ歯のことですね?
当院ではお勧めしていません。

その理由としてこのプラスチックはたわみがあるので金属製のばねの代わりをするのです。
そのため、噛んだ時に入れ歯がたわむので顎の骨を圧迫して吸収し、プラスチック製のばねがかかった歯はひっぱられて揺さぶりがかかり、長期的には顎の骨も歯も失うことになります。

「ブリッジと違って隣の歯を削らすに済む」「目立たない」
など耳当たりのいい言葉でこうした入れ歯を入れることに、私は反対です。

適切に設計された入れ歯、ブリッジやインプラントをお勧めします。

2019.05.31

杏梨/2019.05.23

お悩みインプラント

磁石を使ったインプラントのことを教えてほしいです。

磁石を使ったインプラントがあるようですが、日常生活や病気になって治療するときなど、なにか影響はないでしょうか?不安です。

小金井歯科の高田です。

インプラントと取り外しの入れ歯の組み合わせの時、磁石を使うことがあります。

本来取り外せる入れ歯の部分に磁石が入っており、口の中の部分は磁石につく金属なのですが、まれに脳の検査でMRIが撮影できず、一度外して再撮影していただいたことがあります。
下顎については脳と重ならないので大丈夫ですが、上顎にはそれ以来別のアタッチメント(ロケーター)を使用しております。

担当の先生とご相談の上、お考え下さい。
お大事に。

2019.05.25

あらいつむぐ/2019.05.20

お悩みインプラント

インプラント治療を機に禁煙します。

インプラント治療を機に禁煙します。
ただ、治療直前まで喫煙していたので、その分リスクがないか心配です・・・

小金井歯科の高田です。

歯周病に関しては「以前喫煙していた(5年以内)」がリスクファクターに挙げられているくらいですから、完全に影響がないとは言えません。

喫煙者の方は組織の治りが遅れる傾向があります。
当院でもヘビースモーカーの方が手術の前後1週間禁煙していただきましたが、ついに生着しなかったケースがあります。
歯科医師の側も、治癒期間を長くおいたり、術後の経過観察を慎重におこなう、などの配慮が求められます。患者さんも、冠やブリッジが入った後も定期健診に定められた間隔で通い、セルフケア(毎日の歯磨き)をきちんと行うようにしてください。

喫煙は全身的にも様々な悪影響を及ぼします。禁煙できてよかったですね。ぜひ継続してください。

2019.05.21