川村歯科医院/歯科医師 川村 裕
私はどんな治療においても咬み合わせを重視しており、虫歯治療を終えた後にはお口全体から全身の健康づくりのアドバイスも行っています。
当院はお子さんからご年配の方まで、幅広い層の患者さんがいらっしゃいます。家族で通って頂いていることも少なくありません。
院長の笑顔に「また会いたくなる」とうれしい言葉をかけてくれる患者さんもいて励みになっております。どうぞお口のお悩みはお気軽にご相談ください。
咬み合わせに関する記事
回答したお悩み一覧
全回答数 298件/合計いいね 742件/最新の回答 2024.04.10
いびきのマウスピースのスリープスリントというのをつくってもらいたいのですが、これは睡眠時無呼吸とかじゃなくてただのいびきでもつくってもらえますか?
もちろん、おつくりすることはできます。
ただし、保険治療ではないため、自費治療になります。
耳鼻科等の「医科からの、睡眠時無呼吸症候群治療用の装置の作成依頼書」
が、ある場合には、保険適用となります。
値段は、各歯科医院によってまちまちですので、ご自身の通院されている、
歯科医院にお尋ねください。
- 2019.05.21
咬み合わせが悪いと全身に不調が現れることがあるそうですが、実際大きな病気
に繋がったり、慢性化したりすることはあり得るでしょうか。
全身の不調が必ずしもかみ合わせが、原因と断定することは、精査してみないとわからないと考えます。頭痛、肩こり、耳鳴り、など、いわゆる、不定愁訴といわれる病気の中には、
かみ合わせを治療したら、軽減したという例も多くありますが、まずは、医科で詳しい検査をしてもらい、それでも原因がわからない場合に、次の手として、歯医者にかかるのが、正しい手順ではないでしょうか。
- 2019.05.15
歯科医院でも親知らずは抜けるらしいですが、ハグキを切らないといけん親知らずは病院とかの口腔外科にかかった方がいいですか?
基本的に親知らずがきちんとでなく一部が生えていれば、普通に歯科医院でも
抜歯は可能かと思われます。
また、まったく生えていなく、骨の中に埋まっている親知らずは、いろいろな考え方がありますが、私は、抜歯不要と考えます。
骨の中に埋まっている親知らずは、抜歯にも時間がかかり、抜歯後も腫れたり、
術後疼痛がある場合が多いです。
- 2019.05.14
正しいかみ合わせ、または良くないかみ合わせ(上の前歯はどのくらい前に出ていたら出っ歯になるのか、等)を鏡で見える範囲でいいので教えていただきたいです。
正しいかみ合わせは、厳密に歯並びや歯の大きさなどを検査してみないとわからないかと
考えますが、上の真ん中の前歯は、2番目の前歯よりも唇側に出ているのが、ほぼ正常といわれています。そして、笑った時に、上の前歯が後方に行くにしたがって、やや上がって見えるのが、きれいなスマイルラインと言われています。
もちろん左右の前歯が左右対称に見えることも大事だと、考えます。
なかなか、文章で説明するのは難しいのですが、この程度をチェックしていただき、
「ちょっと問題があるかも?」と、思われるようでしたら、歯医者さんに行って相談してみてください。
- 2019.05.08
埋まった親知らずがちょっぴり顔を出したくらいだと、早急に抜歯する必要はありませんか?
痛みや圧迫感は特に感じたことがありません。虫歯はなく、定期健診でも抜いたほうがいいと言われていません。
必要性がなければ、何も起こらない限り抜くつもりはありませんが、それでも大丈夫なんでしょうか。
詳しいご自身のお口の中の状況を、教えていただき、ありがとうございます。
まず、親知らずの抜歯ですが、以前は、手前の健康な歯のことを鑑みて、抜歯をお勧めする時代もありました。しかし、インプラント治療全盛の現在では、今後、もしも奥歯を失うような状況になった場合に、「簡単に自家移植(自分の歯を移植)できる時代が、来ているかもしれませんので、私は私見ではありますが、歯ブラシをしっかりとしていただき、虫歯を作らなければ、抜歯は、不要と考えます。
- 2019.04.18
慢性鼻炎で鼻詰まりが酷い時、
おおきないびきをかいているみたいです。
朝起きた時がしんどいのですが、
こんな場合でも歯医者さんでマウスピースを作ってもらうことはできますか。
まずは、耳鼻科に行って慢性鼻炎の治療をすることが、先決ではないでしょうか。
もちろん、歯医者で、マウスピースを作ることはできますが、マウスピースを入れればいびきが治るわけではありません。
鼻の通りをよくする治療をし、それでも、改善しない場合は、マウスピースを試してみるのが、順番としては妥当ではないか、と、考えます。
- 2019.04.17
舌の位置が気になります。
上の歯の裏にあたっているのがいいそうですが、
どうしても下の歯の裏につけてしまいます。
どうやって矯正できるでしょうか。
舌の長さの問題もあるかもしれませんが、単なる癖での場合が多いです。
マスコミでも取り上げられている「あいうべ体操」という舌の運動をやるのも良いですし、
舌を常に上のあご(口蓋)にくっつけるように訓練するのもよい方法です。
いずれの方法も、「とにかく続けて毎日やる」という忍耐力が必要です。
頻度にもよりますが、2~3か月は続けてやってもて下さい。
きっと顔つきもシャープになると思いますよ。
- 2019.04.11
主人のいびきがすごいのですが、病院の診断では睡眠時無呼吸症候群ではなかったようです。
睡眠時無呼吸症候群の人のいびきって普通の人のいびきと違いがあったりするのでしょうか?
読んで字のごとく、いびきの大きさではなく(音量)、いびきをかいた後に
呼吸が止まる時間がある、という特徴がみられます。
いびきの音量が大きいからと言って、必ずしも、睡眠時無呼吸症候群とは
限りません。いびきをかいた後の呼吸が止まる時間、というのは、なかなかご家族では発見しずらいようですので、きちんと、医療機関で調べてもらうことが、重要です。
- 2019.03.27
息子は食いしばりの癖があるのですが、歯が削れて虫歯の原因になったりしますよね……マウスピースを作ってもらった方がいいでしょうか。
息子さんの年齢にもよりますが、小学生であればマウスピースを入れる必要はない、
と、考えます。乳歯列の歯は、顎の成長を考慮すると、虫歯予防だけの観点からしますと、
私はマウスピース反対論者です。
ただし、歯列矯正のための、マウスピースによる、歯列拡大のための矯正装置は、私の患者さんでも入れてもらっています。
また、息子さんが中学生以上の年齢であれば、まずは、食いしばりの癖の悪影響を理解してもらい、それでも治らない場合は、歯医者さんに行って、相談してください。
- 2019.03.22
睡眠時無呼吸症候群について、治療せずとも生活習慣を変えるだけで完治する場合ってあるのでしょうか?
まずは、無呼吸症候群の程度を専門医で調べてもらってください。
軽度の睡眠時無呼吸症候群であれば、生活改善で治る場合もあるかと、考えます。
重症の場合は「シーパップ」が治療法の第一選択肢です。
「シーパップがどうしても使えない。」と、いう場合に、そこで紹介状を書いてもらって、
歯医者の出番、となります。医科からの紹介状があれば、保険治療で、睡眠時無呼吸症候のための、睡眠時に入れていただく、マウスピースを作成することができます。
いろいろな治療法がありますが、安易に、生活習慣の改善方法などの情報を信じすぎず、まずは専門医を受診していただくのが、解決の近道かもしれませんね。
- 2019.03.14