アナウンサーに学ぶ!モテる話し方を徹底分析!
人を惹きつける話し方は腹式呼吸
スマホのカメラなどで撮影したホームビデオなどに自分の声が録音されていると、自分の声の残念さに驚かされたことがあるという人も少なくないはずです。声の質自体にショックを受ける人も多いと思いますが、その他にも発音や発声が自分で思っていたよりもできていないと感じる人が多いようです。このように聞こえるのは、音を拾った機械のせいではなく、実際に発音ができていないことがほとんどです。
発音が上手くできない人は、モゴモゴとした発音の仕方になってしまい。相手にモテるどころか、不快感を与えることもあります。モゴモゴとした発音は呼吸法が大きく関係していて、正しい呼吸をできておらず、喉が十分に開いていない状態になっています。
喉をしっかりと開き、綺麗に発音をするためには、腹式呼吸をする必要があります。腹式呼吸は、お腹を大きく膨らませて行う呼吸法で、正しい発声には必須です。腹式呼吸は、お腹に手を置き、お腹を膨らませるように息を吸い、そのままお腹をへこませながら息を吐きます。そして、息を吐きながらお腹をへこませ、「あー」と発音します。すると、喉がしっかりと開き、綺麗な発音ができるようになります。いわゆる「お腹から声が出ている」状態です。
間の取り方で信用度が上がる
みなさんは、話の節に「間」を意識したことはあるでしょうか? まったく会話の間を意識せずに延々と喋り続けるマシンガントークでは、伝えたいことは十分に伝わりません。人間の脳は一度に大量の情報を処理できるとされていますが、会話が長く、会話速度が速い場合、初めに話されたほうから徐々に忘れてしまうのです。
つまり、相手に伝えたいことがあったとしても、詳しく伝わらなかったり、自分との会話を印象付けたりすることができないのです。これはモテる以前の問題で、人とのコミュニケーションが円滑に行えていないということです。
相手に自分との会話を印象付けたり、伝えたいことをしっかりと伝えたりするためには、必ず話の節目に間を取りましょう。この話し方も、アナウンサーがよく行う話し方。特に重要なポイントの前には大きく間を取ることが多いようです。
たとえば、「アナウンサーの話し方というテーマの重要な点は(間)話の節に間を取ることです。」というように、相手に特に聞いてもらいたいことの前に、間を取りましょう。すると、相手はしっかりと話が理解できるようになります。
早口言葉で滑舌の練習
人と話をするときにとても大切になるのは滑舌です。滑舌とは、言葉の一音一音をはっきり聞き取りやすく発声する技術のこと。もちろんアナウンサーに滑舌が悪い人はいないですよね。アナウンサー学校では、早口言葉を利用して、滑舌のトレーニングを行います。
たとえば、「新進議員、委員に新任、いちいち機敏に議員を審議」や「鼓(つづみ)、小鼓、小鼓、鼓、包み、小包、小包、包み」などのように、難しめの早口言葉で毎日発音の練習を行います。
滑舌の悪さをモテない理由にしてはいけないかもしれませんが、実際付き合うならば滑舌の悪い人よりも、滑舌のよい人のほうがよいということは言うまでもありません。自分の滑舌がよくないと自覚している人は、今日から早口言葉で少しずつ練習をしましょう。
アナウンサーをお手本に素敵な話し方をマスターしましょう!
話し方は、育った環境やその人の持っている癖などによって人それぞれ。しかし、実際問題としてモテる話し方は限られています。そのお手本となるのが、アナウンサーの話し方です。
アナウンサーは、ニュースをしっかりと視聴者に伝えるために、発音や間の取り方などのアナウンス技術をしっかりと学んでいるので、とても綺麗な話し方をします。みなさんも、ニュースを見ているときなどに、アナウンサーがどのような話し方をしているのか注意深く観察し、モテる話し方を身に着けていきましょう!