水がなくても使える!災害時に便利なデンタルケアグッズ(1/1)

2018.09.29 health福本春香

災害時こそデンタルケアは必須!

グッズ

災害というと食料やお水などの心配が頭をよぎりますが、実はデンタルケアができないことも深刻な問題です。口の健康=体の健康と言っていいほど、影響が大きく、ケアが不足することで虫歯や歯周病などの病気を発症する危険性が高まります。その他にも災害時で衛生状態が保てない場合、デンタルケアができないと以下の問題が起こりやすくなります。

インフルエンザなどの感染症にかかりやすくなる

しっかり歯を磨いた場合でも口の中には約1,000~2,000億個もの細菌がおり、歯を磨かない場合はその数が2~3倍に増えると言われています。その中には粘膜を破壊する働きをもつ細菌もあり、放っておくとインフルエンザや風邪などの感染症にかかりやすくなります。

糖尿病の血糖値がコントロールできなくなる

糖尿病を患っている人は免疫力などの関係で歯周病になりやすく、悪化しやすいと言われています。反対に歯周病が悪化した場合も、血糖値が高くなることがあります。そのため、普段から食事やインスリンで血糖コントロールができていても、災害時に歯周病が悪化することで血糖値が乱れてしまう恐れがあります。

お子さんの虫歯が増える

大人の歯に生え替わる前の子どもの歯は、歯質が弱く虫歯になりやすい状態です。そのため、しっかり歯磨きできずにプラークがたまると、虫歯が増えたり悪化したりします。

水がなくても使えるデンタルケアグッズ4選

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災害時は使える水が限られることもあるので、デンタルケアのために水が使えないことも考えられます。そんな時役に立つのが、以下の4つのアイテムです。

アイテム1:デンタルフロス

特に虫歯になりやすいのは、歯と歯の間。そんなリスク部位にたまったプラークを効率よく取り除けるのがデンタルフロスです。使用後は歯磨きができなくてもスッキリ感が得られ、口臭の予防にもなります。また手巻きフロスで歯ぐきにも優しいタイプのものを使用すれば、歯ぐきの中までお掃除できて歯周病予防になります。

アイテム2:キシリトール

キシリトールには、虫歯の原因となるミュータンス菌の力を弱らせる働きがあります。また、ガムやタブレットを口に含むことで唾液が出るので、口の中の細菌を洗い流すことも期待できます。キシリトールはスーパーやコンビニなどでいろいろな種類が売っていますが、おすすめは歯科医院で販売されている100%キシリトールの製品です。

アイテム3:液体歯磨き

洗口液と間違えやすいアイテムが、歯磨き粉が液体になったものが液体歯磨きです。そのため、液を口に含んだ後にブラッシングします。通常歯磨き粉は磨いた後に口を水でゆすぎますが、液体歯磨きの場合はゆすぐ必要がないものがほとんどなので、水のない環境でも歯磨きが行えます。液体タイプなので口の中の隅々にまで液が行きわたる点もメリットです。

アイテム4:歯磨きシート

ウェットティッシュのような形状で、指に巻き付けて歯や口の中をぬぐうだけで簡単にデンタルケアが行えます。一枚一枚パッケージされたものも販売されているので、衛生的で持ち運びにも便利。キシリトールが配合されているものを選ぶと、虫歯予防効果もアップします。

デンタルケアグッズすらない時のケア方法

ガム

上記で紹介したデンタルケアグッズや歯ブラシすらない時は、以下の方法で最低限のケアができます。万が一に備えて覚えておきましょう。

わずかなお水やお茶でできる方法

食後に30mlの水かお茶でしっかりうがいをし、ハンカチなどを指に巻いて汚れをふき取ります。

唾液の分泌を促す方法

唾液は口の中の汚れを洗い流してくれたり、歯の再石灰化を助けてくれたりする大事な働きがあります。あごのつけ根(耳の真下)をマッサージしたり温めたりすると分泌が促されるので、こまめに行うようにしましょう。ガムを噛むことも効果的です。

災害時に備えてデンタルグッズの確保を!

オーラルケア

好きな時に歯磨きできるのが当たり前の毎日だと、なかなか災害時の不自由さを具体的に想像するのは難しいですよね。しかし、全国各地で大きな地震が起こっている日本では、備えておいて損はありません。みなさんも災害が発生する前にデンタルグッズを確保しておきましょう。

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