「リップクリーム」の塗りすぎがカサカサ唇を招く…乾燥知らずの潤い唇には1日に●回の保湿ケアが理想
リップクリームは選び方・使い方が重要!
カサカサ唇の原因はまさかのリップクリーム!?
唇の保湿の基本といえばリップクリームですが、実はリップクリームによって乾燥が悪化してしまうケースもあります。大きな原因はリップクリームの「使い過ぎ」にあるといわれています。もし1日に6回以上リップクリームを使用しているなら要注意!
唇に潤いを与えてくれるリップクリームですが、塗るという行為そのものが唇にとって刺激だということは忘れてはいけません。唇はもともと皮膚が薄いため、刺激を与える頻度が多過ぎると乾燥につながってしまいます。
また、リップクリームを常に塗ることによって唇のターンオーバーが乱れてしまうことも……。ターンオーバーが乱れると唇が本来持っている保護機能が弱くなるため、リップクリームを塗らざるを得ないという悪循環の状態になってしまいます。これでは何のためにリップクリームを塗っているのか分からなくなってしまいますよね。
さらに、自分に合わないリップクリームを使うことも乾燥の原因につながるでしょう。誰もが使っているリップクリームですが、きちんと保湿するためには自分に合ったものを選んで適切な方法で使うことが大切ですよ。
失敗しないリップクリームの選び方
乾燥対策を目的にリップクリームを選ぶとき覚えておきたいのが、メントール系などスースーしたリップクリームは避けた方がいいということです。すっきりした気分になるため愛用している人も多いですが、唇に強い刺激を与えてしまうため、乾燥対策の場合には避け、保湿成分が配合されているタイプを選ぶのがおすすめ。
そして、時間帯に合わせてリップクリームを使い分けることも重要です。唇の乾燥の原因の1つは、紫外線だといわれています。外出時には、UVカット処方のリップクリームを塗るといいですね。とくに暑い季節には紫外線対策にこだわりたいですね。外出しないときには刺激の少ないリップクリームを使用するなど使い分けるのもいいでしょう。
どのリップクリームを使おうか迷った時は、潤いをサポートするワセリンがおすすめですよ。
適切なリップクリームの使い方
唇は、とてもデリケートな部位です。そのため、キレイな状態に保つには適切な使い方を守ることがとても大切です。
まず、リップクリームを塗る前にはティッシュなどで唇の汚れを優しく落としましょう。とくに歯磨き後は歯磨き粉などが付いていることがあるので、きちんと確認してください。
次に、リップクリームを体温で温めます。このひと手間を加えることによって、唇への刺激を抑えることができます。そして、塗るときには縦ジワに沿って縦方向に塗りましょう。こすりつけないように、優しく塗るように心掛けてください。
なお、リップクリームを塗る理想的な頻度は1日に3~5回。これより多くても少なくても、唇にとってはよくありません。リップクリームを塗り過ぎていると感じる人は、意識して頻度を減らすようにしてみてくださいね。
リップクリーム以外の保湿対策は?
リップクリーム以外にも保湿対策をしたいなら、はちみつパックはいかがでしょう?やり方は簡単で、はちみつを唇に塗り、ラップをして5分ほど待つだけ。これだけで、唇の潤い感が増していることに気が付くはずです。
もちろん、バランスの良い食事を摂取し、しっかり睡眠を取る、ストレスを溜めないなども大切です。リップクリームも含めて、トータルでケアしていきたいですね。
リップクリームを使ってプルプル唇を目指そう
唇がカサカサでは、せっかく口紅やグロスを塗ってもキレイに決まりませんよね。完璧なメイクをしても、魅力は半減してしまいます。
ぜひここでご紹介した方法を参考に、入念に唇ケアを行ってみてください。継続してケアを行うことで、潤いたっぷりのプルプル唇に近づけるでしょう。