ワンランク上の女っぽさを彩る！パーソナルメイクアドバイザーは「重ねる」リップメイクで表現

リップメイクのコツは「重ねること」

常に3本はキープ！美容ライターこだわりのリップセレクト

Ha･no･ne編集部 リン（以下リン）
今回お伺いしたいのはリップメイクのことです。スキンケアアドバイザーそしてパーソナルメイクアドバイザーの資格を持つ岩倉さんは、普段どのようなリップを使っているのでしょうか？

株式会社Rubyrose代表取締役 岩倉陽子さん（以下岩倉さん）
リップメイクって楽しいですよね。プチプラからデパコスまで色々使います。今日は普段使っているものを持ってきました！

リン
こんなにたくさん……！普段持ち歩いている本数はどのくらいですか？

岩倉さん
厳選することが難しくて色々持ってきてしまいましたが、普段は3本くらいですね。リップライナーとリップとグロス。このイヴ・サンローランの9番はかわいいですよ。赤リップが苦手な人にもおすすめです。

岩倉さん
また、ティントならキャンメイクもいいですね。内側から血色を上げるのに使います。

リン
プチプラも使われるのですね！

岩倉さん
使います。ガンガン使えるのが嬉しいですよね。結構使い分けていて、リップライナーはNARSやMACなどのデパコスが色持ちがいいですよ。リップは1本デパコスで「勝負リップ」を決めて、あとはプチプラを組み合わせてオリジナルの色を作っています。

リン
仕事とプライベートではリップを使い分けていますか？

岩倉さん
使い分けています。仕事のときは、きちんとした印象を与えることができるように、コーラルやピンク系などのいわゆる王道にして、プライベートのときは鮮やかな赤やラズベリーなど好きな色や気分にあわせて遊びます。このマキアージュの333は、上品だけど、華やかさを出してくれてお仕事でもプライベートでもよく使っています。

リン
確かに、オフィスっぽいけれど華やかですね！リップを選ぶときは何を基準に選んでいるのですか？

岩倉さん
私が重視しているのは“発色”ですね。疲れているときなど、血色を良く見せたいときは鮮やかな赤を使います。完璧に自分に合うリップを1本で探すのは難しいんですよ。ですから、手持ちのリップライナーで色をつけるなど、2、3本足していくのがいいですね。その方が自分好みの色味に早くたどり着けると思います。

まずはリップライナーでフルカバー!?目から鱗のリップメイク術

岩倉さん
リップメイクのコツは、初めにリップライナーで唇全体を塗ってしまうこと。普通リップライナーは口角だけ縁取るイメージだと思うんですけど、中も全部塗ります！

リン
中も全部塗っちゃうんですか!?

岩倉さん
メイク直しをしなくても長時間、色が持つので楽ですよ。まずリップライナーで塗って、そのあとにリップクリーム、口紅の順で乗せるときれいになりますよ。リップクリームはさまざまなものを試してきましたが、こちらは保湿力が高くて1番リピートしています。

岩倉さん
あとは少しずつ、好みの口紅やグロスを重ねていきます。これは美容研究家の神崎恵さんがおっしゃっていたのですが、リップライナーは×（バツ）の形で塗ると、唇の縦ジワに入りこんで落ちにくくなるんですよ。

リン
すごい！いいテクニック聞いちゃいました！

岩倉さん
グロスの使い方のポイントは、唇の内側にだけポンポンと塗ること。こうすると自然な血色感を出せます。全部ベタって塗ってしまうと、不自然になるので……。

リン
「天ぷらを食べたあと」みたいな……（笑）。

岩倉さん
そうそう（笑）。せっかくメイクしたのにもったいないですよね。自然に見せるためにはこうやって唇を開けて、グロスのチップを縦にして、中から出しながらポンポンと……。こうすると、自然にぷっくりしたリップに仕上がります。

リン
なるほど！とても自然になりますね。

納得いくまで何度も試作『アニュ　モイスチャークレンジングオイル』に込めた想い

リン
岩倉さんはいままで、さまざまなリップを試されてきたと思います。その中で、発色が気に入っても、乾燥しやすかったり、クレンジングで落としにくかったりするリップもありましたか？

岩倉さん
落ちにくいものはありますよね。唇が荒れやすい人は、そういうタイプを選ぶのは避けたほうがいいでしょう。唇が荒れて悩んでいる人は多いのですが、その原因は保湿がきちんとされていないことにあると思います。唇の状態が良くないと、リップメイクもきちんとのりませんね。

リン
ではやはり保湿やクレンジングなど、日ごろのケアが大事と言うことでしょうか？

岩倉さん
そうですね。ケアをしっかりして元々の状態を柔らかく良くしておくことが大事です。そのような唇が荒れやすい人や乾燥が気になる人にもぜひ使っていただきたくて、『アニュ　モイスチャークレンジングオイル』を開発しました。

リン
『アニュ　モイスチャークレンジングオイル』をお作りになるときに、試作を重ねたと聞きました。

岩倉さん
そうですね、なかなか思い通りのものができず1年以上かかりました。

リン
一番何が大変でしたか？

岩倉さん
美容ライターで得た知識や、美容ライター時代につけていた美容ノートを元に、成分など細かく考えて「これで行ける！」と思ったのですが、実際に工場へ持っていくと実現が難しくて……。とくに難しかったのは香りです。「こういう香りにしてください」と依頼しても、とても甘い香りになったり、香りが立つまでに時間がかかり、3分くらいしてやっといい香りになったり……。成分によって香るタイミングが異なるんですね。

リン
岩倉さんにとって、そこまで香りは重要なのですね。

岩倉さん
はい、香りはとても重要な要素だと考えています。クレンジングは女性が毎日ほぼ必ずおこなうもの。せっかく毎日時間を使うのであれば、落とすだけではなく少しでもプラスになる時間にしたかったんです。いい香りで癒されると、リラックスや安眠にも繋がります。

リン
そこまで考えて……本当にすごいです。ではこの『アニュ　モイスチャークレンジングオイル』は、岩倉さんが理想とするクレンジング、と言うことでしょうか？

岩倉さん
はい、毎日頑張る働く女性にキレイと時間をプレゼントしたいんです。仕事もキレイも諦めたくない、でもクレンジングは面倒くさい……。そんな過去の自分にプレゼントしたいクレンジングです！

取材中、岩倉さんが「女性の役に立ちたい」「女性にとって少しでもプラスになるように」と語られていたのが印象的でした。ハードな毎日を送る女性にとっては、クレンジングも貴重な時間。それを痛感している岩倉さんが生み出した『アニュ モイスチャークレンジングオイル』だからこそ、多くの現代女性から支持されるのでしょう。岩倉さんの想いがたっぷり詰まった『アニュ モイスチャークレンジングオイル』。これから一人でも多くの女性の手に届くことを願っています！

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