【前編】血色悪い唇になるのは●●が原因だった!?知らずにやりがちな4つのNG習慣~ちぃ先生の手記第51回~

2019.06.22 beautyちぃ先生

唇のトーンダウンにつながる悪習慣は意外なアレだった?

NG1:ゴシゴシこすったり噛んだりして唇に摩擦を加える

こする



寒い時に手をこすり合わせて温めた経験がある方は多いのではないでしょうか?それでは、血色の悪い唇もゴシゴシこすったり噛んだりすれば血色が戻るのかというと、これはNG習慣のひとつなんですよ。

唇の皮膚はとても薄く、敏感な部分です。そのため、摩擦などの刺激を与えると皮膚のバリア機能によってメラニン色素が過剰生成されてしまいます。通常であれば肌のターンオーバーのさいに古いメラニン色素が排出されますが、過剰生成によって排出がうまくいかないと、色素沈着を起こすリスクがあるでしょう。これでは、ますます唇がトーンダウンしてしまう原因にも……。

なので、クレンジングや洗顔のとき、汚れを落とそうとして唇をゴシゴシこすってしまうことがある方は特に注意が必要です。あまり力を入れずに優しく洗い、リップクリームなどで保湿してあげてくださいね。

NG2:唇のUVケアをせず日焼けをそのままにしてしまう

日焼け防止



美容意識を高く持っている方は、外出に日焼け止めは欠かせない!と考えていることもあるのでは?確かに、紫外線は美容の大敵ですよね。ですが、意外と唇の紫外線対策を怠っている方が多い傾向にあるようです。そこで注目したいのが唇のUVケア!

唇も皮膚と同じように日焼けをしてしまいます。それどころか、唇は皮膚よりも薄く粘膜に近い組織であることから、紫外線などの日焼けのダメージをそのまま受けてしまう危険性があります。ダメージを受けることにより、先ほどの項目でも書いた、メラニン色素の過剰生成にもつながってしまうでしょう。

日焼けは、色素沈着によって唇が黒ずんでしまうだけではなく、乾燥や皮むけ、腫れなどを引き起こす可能性もあるため、UVカットのリップケアグッズなどを使用するようにしましょう。それに、日焼けしてしまった場合には、きちんと冷やしてケアをしましょう。

唇のUVケアについては過去記事をぜひ参考にしてください。

NG3:唇の血行不良を放っておく

リップパック



血色が悪い唇は、茶色くトーンダウンしている場合や、紫色のような暗い色になっている場合などがあります。後者の場合は、唇の血行が悪くなっていると考えられます。血液の循環がスムーズにいかないために唇に血液が行き渡っていないケースがあるので、改善するためのケアをしてあげましょう。

例えばリップパックで唇を温めて血行を促進をしたり、寝る前にマッサージをするのがおすすめです。

唇の血色が悪い原因は?

NG4:唇が出す体調不良のサインを見過ごす

SOS



唇の色は、体調の変化を映し出していることがあります。血色が悪いなかでも、唇の色が白っぽく見える場合は貧血のリスクが考えられます。血液の中に含まれるヘモグロビンが減ることにより、唇の赤みがなくなり、白っぽくなってしまうのです。

また、肥満などで血がドロドロになり血流が悪くなっている場合や、偏った食事や過度のダイエットなどで栄養が唇まで行き届かない場合にも、唇は白っぽくなる傾向にあるでしょう。

ほかにも、腎臓の機能の低下によって唇が黒く変色してしまうことがあります。また、動脈硬化により、青紫色だった唇が黒く変わっていくこともあるため、そのような兆候が見られた場合はすぐに病院に行くようにしましょう。唇が出している、身体からのSOSサインを見逃さないようにしてくださいね!

唇


❤ちぃ先生から一言❤悪習慣に気をつけて、すっぴん唇の美しさを底上げしよう♪

唇の血色が悪くなってしまう原因について解説しましたが、いかがでしたか?ちょっとした悪習慣が、唇の血色に大きく影響を及ぼしてしまうことがわかりますよね。ですが逆に、少し意識するだけで唇の血色の悪さを改善することができるともいえます。日常のなかで、少しずつ気をつけるようにしてみてください。

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【ライター紹介】 ちぃ先生

ちぃ先生

歯科衛生士の有資格者でありながら多くの女性メディアで活躍中のライター・編集者。現在は女性向けの美容メディアやJJなどのファッション誌などに寄稿している。コスメコンシェルジュの資格を持ち、コスメ・美容への造詣が深い。また、サッカー好きが高じてアスリートフードマイスターの資格も取得している。美容と健康に高い関心と知識を持っており、Ha・no・neでは利用者のQOLの向上を目指し、ためになる情報を発信していきたいと意気込んでいる。

・ちぃ先生の手記まとめPART1 ~美容ライター兼歯科衛生士の知恵袋~
・ちぃ先生の手記まとめPART2 ~美容テク&お口の健康講座~

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