歯科治療も医療費控除の対象に!知ってるようで知らないお金の話 歯科タウン意識調査

アンケートでわかった!医療費控除と歯科治療にまつわるリアルな実態
「医療費控除について意識調査」 調査概要
調査期間:2025年11月27日~2026年01月09日
調査方法:歯科タウンから歯科医院予約をしたユーザーへアンケート
有効回答:230サンプル
対象地域:全国
調査対象:歯科医院を探している患者さん(男女)
「知っている」は多数派でも、「詳しく知っている」人は少数
Q.医療費控除という制度を知っていましたか?

まず「医療費控除を知っているか」という問いに対して、「よく知っている」「なんとなく知っている」と答えた方が多く、制度の名前自体はかなり浸透していることがわかりました。
一方で、ニュースや家族との会話で耳にしたことはあるものの、「難しそう」「自分には関係ないかも」というイメージを持っている方も目立ちます。制度の名前は知っていても、具体的にどんな仕組みなのか、自分が使えるのかまでは把握していないケースが多いようです。
歯科治療も対象と知っている人は意外と少ない
Q.歯科医療費が医療費控除の対象になることを知っていましたか?

次に「歯科医療費も控除の対象になることを知っているか」を尋ねると、「一部は対象と知っていた」という回答が多かった一方、「知らなかった」という方も少なくありませんでした。
歯科治療というと、矯正やインプラントといった高額な自由診療のイメージが強いためか、「歯医者さんの費用は控除対象外」と思い込んでいた方もいるようです。
実際には、治療目的であれば対象になるケースがあります。たとえば虫歯の治療費はもちろん、噛み合わせ改善のための歯列矯正も医療費控除の対象になることも。インプラントも治療目的であれば認められる場合があります。ただし、美容目的とみなされる場合は対象外になることもあるため、歯科治療で確定申告を検討している方は、事前に歯科医院や税務署に確認しておくと安心です。
医療費控除を知ったきっかけは「人づて」や「ネット」が中心
Q.医療費控除を知ったきっかけを教えてください。(「知っている」と回答した方)

医療費控除を知ったきっかけとして多かったのは、家族や知人からの話、そしてインターネットでの情報でした。自分から積極的に調べたというよりは、何かの拍子に見聞きして知ったという方が大半のようです。
確定申告の時期になるとSNSやニュースサイトでも話題になりますが、それでも「自分ごと」として深く調べる機会はまだまだ少ないのかもしれません。「まわりから聞いた」が主な情報源というのは、もっとわかりやすく身近な情報発信が求められているサインともいえそうです。
知ってはいるけど「使ったことない」が半数以上
Q.過去に医療費控除を利用したことはありますか?

実際に医療費控除を利用したことがあるかを聞くと、「利用したことがない」という回答が半数以上を占めました。制度を知っていても、実際の申請まで至っていない方がかなり多い実態が明らかになりました。
その背景には、「手続きが大変そう」「医療費控除の領収書を集めるのが面倒」「そもそも自分が対象かどうかわからない」といった理由が考えられます。「知識はあるけど、行動には移せていない」というギャップ——実はよくある悩みではないでしょうか。「医療費控除でいくら戻るのか気になって調べたことはある」という方も多いはずですが、いざ申請となると腰が重くなってしまいがちですよね。
医院から案内を受けた経験がある人はごく少数
Q.医院から医療費控除の案内を受けたことはありますか?

歯科医院や医療機関から医療費控除の案内を受けた経験がある方は、残念ながら少数派でした。医療費控除の手続きや歯科での申請方法について、窓口で教えてもらった経験がない方が大多数という結果です。
「そういえば先生に教えてもらったことがない」という方が多いのも、制度が活用されきっていない一因かもしれません。患者さんへの情報提供はまだまだ伸びしろがある部分。制度を身近に感じてもらうためにも、診察の際のひと声が大きな後押しになりそうです。
「これから使ってみたい」前向きな声が多数
Q.今後、歯科治療で医療費控除を利用する予定はありますか?

今後の利用意向について聞いたところ、「検討したい」「利用したい」といった前向きな回答が多く集まりました。
「今まで知らなかっただけで、これから使ってみたい」という声もあり、正しい情報に触れることで「自分にも関係があるかもしれない」と気づいた方が増えているようです。歯列矯正で医療費控除を使えるかどうか調べ始めたり、領収書を大切に保管しておこうと意識が変わるきっかけになれば素晴らしいですよね。
「助かる」けど「面倒そう」——正直な本音が見えた
Q.医療費控除についてどのような印象を持っていますか?

医療費控除に対する印象は、「助かっている・活用している」という肯定的な声がある一方で、「手続きが複雑そう」「面倒そう」というイメージを持つ方もいました。
ただ、強い否定的な意見は少なく、制度そのものへの不満というよりは「申請方法がよくわからない」という不安が主なようです。わかりやすい説明や簡単な手順の案内があれば、ハードルはぐっと下がりそうですよね。
知りたいのは「自分の場合はどうなの?」という具体的な情報
Q.医療費控除についてどのような情報があると役に立ちますか?(複数選択可)

最後に、医療費控除についてどんな情報が役立つかを尋ねたところ、「歯科治療が対象かどうか」「どれくらい戻ってくるのか」といった具体的な情報への関心が特に高いことがわかりました。
制度の仕組みを細かく理解するよりも、「自分のケースではどうなのか」を知りたいというのはとても自然なことです。歯列矯正で医療費控除の条件を満たすかどうかや、医療費控除の領収書はどう管理すればよいかなど、実践的な情報へのニーズが高まっているといえそうです。
まずは1年分の領収書を振り返することからはじめてみよう
今回のアンケート結果から見えてきたのは、医療費控除という制度は広く知られているものの、実際に活用している方はまだまだ少ないという現状です。「難しそう」「自分関係ないかも」というイメージが先行して、利用のハードルになっているようです。
しかし、まずは1年間の医療費を振り返ってみることからはじめてみませんか?歯科治療は通院が複数回になることも多く、医療費控除の領収書をまとめてみると思ったよりも金額がたまっていることも。歯科以外の治療費と合算すれば、意外と対象になるものがあるかもしれません。
制度をちょっと身近な情報として知るだけで、少し「お得」につながるかもしれませんよ。
医療費控除の対象や計算方法など、より詳しい内容については国税庁の公式サイトでも分かりやすく解説されています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
▶ 国税庁「No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)」
▶ 国税庁「No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例」














