「笑った際の口元隠し」は印象ダウン?歯を見せる笑顔は男性ウケする?
歯を見せて笑う女性に対する男性からの印象は?
歯を見せて笑うのが恥ずかしいと思っている女性の中には、日本伝統の古風なスタイルが習慣化しているという方もいるかもしれません。日本では「口に手を当ててお上品に笑いなさい」という指導がなされていた時期もあり、おしとやかな笑い方が美徳とされていた時代もありました。
しかし、現代では海外セレブのように自身の口元をアピールし、素敵なスマイルを提供する女性が魅力的だと思われる傾向にあるそうです。確かに歯を見せたニッコリとした笑顔は自信に満ち溢れており、口元を隠す笑顔は消極的に映りますよね?
男性からの意見としても、「歯を見せて笑ってくれると仲良くなれた感じがする」「白い歯を見せて笑ってもらえると、素の感じがあって良い」という声があがっています。笑顔を見せるという仕草は「オープンマインド」を象徴しており、それによって心の距離も近くなるのかもしれませんね。
日本人女性は歯を見せて笑わない!
しかし、残念ながら日本人の女性は歯を見せて笑うことを躊躇う方も多いようです。日本人女性にその傾向がある点に関しては主に2つの理由があります。
理由1:文化
一つ目は前述した文化によるものです。日本では昔から「女性=おしとやか」という文化が根づいており、大きな口を開けて笑うのは恥だとされてきました。そのとても良い例が「舞妓さん」です。
舞妓さんは、着物の袖で口元を隠すように上品な笑い方をします。あの笑い方は日本特有の文化であり、大きな口を開けて笑う習慣が昔の日本にはありませんでした。現代の日本人女性においても男性の前で大きな口を開けて笑うのはちょっと気が引けると思ってしまう方が多いようです。
理由2:歯に自信がない
2つ目は、歯並びです。日本は海外に比べるとまだまだ歯列矯正が一般的ではありません。最近ではようやく歯列矯正の重要性が認知され始めましたが、海外に比べればまだまだだと言えるでしょう。矯正治療の受診率が少ないこともあり、日本人女性には歯並びが乱れていて自身の口元に自信がないという方がとても多く、歯を隠すように手で覆った笑い方をしてしまう傾向にあるようです。
海外では歯を見せて笑うのが普通
では、海外の女性はどのような笑い方をするのでしょうか?海外の女性は、特に欧米諸国では口を大きく開け大声で笑います。日本人とは真逆の笑い方です。
こちらも文化的な側面はありますが、特に欧米人の場合、自由奔放な性格の女性が多く、普段の会話の声自体も日本人とは比べものにならないほど大きいものです。そんな海外の方は、日本人女性の笑い方に対してどんな印象を持っているのでしょうか?
海外女性は、「日本特有の非常に優れた文化だとは思うが、私には無理」や「辛くないのかな?」という印象があり、日本の良き文化だとは思うが、自分にはできないという方が非常に多いようです。確かに言われてみれば、海外女性が口に手を当てて笑っているのを見る機会はあまりないのではないでしょうか?
歯を見せて笑った方が得なワケ
このように、海外と日本では笑い方に大きな差があります。そして、笑い方1つで印象は大きく変わります。歯を見せて笑うことによって日本人男性が仲良くなれた感じがすると思ったように、その人の笑顔が印象に残り、親近感が湧いたり、好感を抱いたりするのです。
そのため、日本人でもアナウンサーや芸能人など、人前に出る機会が多い方の場合は、歯を見せて笑いなさいという教育を受けており、より好印象を与えるために歯を見せて笑う人が増えています。口元を手で覆い隠すように笑っていても、テレビ出演時には目立ちませんよね?
また、美容師やホテルの受付など、接客業をしている人の場合もお客様への印象をより良くするために、歯を見せて笑うようにと、教育を受けているケースもあります。歯を出して笑うことには、さまざまなメリットがあり、男性だけではなく周囲の雰囲気を明るくし、その場を和やかにさせるパワーがあるのです。
あなたも堂々とした笑顔で印象をアップさせましょう!
このように歯を出して笑うだけでも、とても大きなメリットがあります。今まで歯を手で覆い隠すように笑っていた方は、改善して大きな口を開けて大声で笑うことを心がけてみましょう。その笑い方を実行に移せた時には、あなたの印象は普段の何倍も明るいものとなり、自然と周囲の人から好感をもたれることでしょう。