思春期ニキビと大人ニキビの治し方は全然違った!それぞれの治し方をご紹介!

2016.11.13 health栞子

思春期ニキビの特徴と効果的な治し方

思春期ニキビの原因とは?

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思春期ニキビの根本的な原因は男性ホルモンです。男性の場合、中学生くらいになると男性ホルモンの働きが急激に活発になり体毛が生えるようになり、同時に急激に増えた男性ホルモンは皮脂腺を刺激し、皮脂を分泌するようになります。

すると、肌に棲みつき、肌の機能を正常に維持している「アクネ菌(常在菌)」が急激に増えた皮脂をもとに増殖しますが、酸素を嫌うために毛穴から外に出てこないアクネ菌は増えるのは、なんと毛穴のなか。要は満室状態で内側から爆発しているような状態です。

もちろん、女性の場合も中学生頃から徐々に男性ホルモンが増えるので、男性と同じ状態になります。

思春期ニキビができやすい場所

思春期ニキビは、皮脂腺の多い場所を中心に発生します。顔で皮脂腺が多いのは、主におでこや鼻の「Tゾーン」やモミアゲからコメカミまでの部分です。皮脂腺が多いということはその分、皮膚に油が溜まっている状態になりやすく、アクネ菌も増殖します。

思春期ニキビの効果的な治し方

思春期ニキビの治療には、「洗顔」がもっとも大切になります。アクネ菌は皮脂をもとに増殖してしまうので、増殖をする前に皮脂を取り除いてしまうのです。また、同時にアクネ菌の活動を抑える成分などが配合されている洗顔料などを使用しましょう。しかし、アクネ菌を抑える成分が配合されている洗顔剤は、その多くが乾燥を招きます。乾燥してしまうと、皮脂の分泌も増えてしまうので、しっかりと保湿をするようにしましょう。

大人ニキビの特徴と効果的な治し方

大人ニキビの特徴

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大人ニキビは、20歳を過ぎたあたりから徐々にでき始めるニキビです。その特徴は原因の多さ。「ストレス」、「生活習慣」、「メイクの洗い残し」、「紫外線」など、あげたらきりがないほどです。これらが密接に重なり合い、ホルモンバランスを崩すと、肌の「ターンオーバー」が乱れます。

ターンオーバーとは、古い角質を落として、新しい角質を肌の表面に出すという働きで、これが乱れることで、古い角質が残り、毛穴を詰まらせてしまうことがニキビにつながります。

大人ニキビができやすい場所

大人ニキビはさまざまな場所にできます、おでこや鼻にももちろんできますが、もっとも多いとされているのがフェイスラインです。また、あまり皮脂腺のない背中や肩などにもできやすいと言われています。

大人ニキビの効果的な治し方

大人ニキビを治すなら、「生活習慣の見直し」をする必要があるでしょう。例えばストレスの影響で自律神経が乱れてしまい、皮脂の増加とホルモンバランスの乱れにつながっているならば、根本的な原因のストレスを改善しない限り治らない可能性さえあります。

また、毎日寝不足の場合もホルモンバランスが乱れやすいので、決まった時間帯に睡眠をとり、決まった時間帯に起きるということが大切です。もちろん、大人ニキビでも洗顔は必要ですが、どちらかというと保湿が大切です。ホルモンバランスが乱れることで肌が乾燥してしまうと、ターンオーバーが乱れる原因にもなります。

このように大人ニキビの場合、原因は人で、その原因に合わせた治療をしていかないといけないので、実際思春期ニキビを改善するよりも難しいと言われています。

生活習慣を正して素敵な肌へ生まれ変わりましょう!

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思春期ニキビと大人ニキビの原因は全く異なり、それぞれの治し方で対処していく必要があります。とくに大人ニキビの場合は、どんな原因があるかを洗い出した上で、正しい生活習慣を心がけましょう。それぞれのニキビに適した治し方で、効果的にお肌を改善しましょう。

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