リップカラーで歯の色に影響する! 歯がきれいに見える口紅選びのコツ
歯を白く見せたい!選ぶべき口紅の色は?
なぜ口紅の色で歯の色が変わって見えるのか?
これは面白い実験なのでぜひやってみて下さい。いろんなリップカラーを塗っては、その度に歯が見えるような笑顔の写真を撮るのです。最後に全部を見比べてみると、どの色が歯の色をキレイに見せているかが分かるという実験です。
口紅の色で歯の色合いまで違って見えるのは、色の対比効果が関係しています。肌が白い人ほど歯の色が暗く見え、肌が黒い人ほど歯が明るく見える傾向にありますよね。これはすべて色の対比効果によるものです。そこで歯に一番近い唇の色を変えてみると、これまた歯の色が変わって見えることに気づくはずです。つまり歯と近い位置にある唇、そして顔で一番面積の広い肌の色が、歯の色に影響するのです。
歯の色がきれいに見える口紅の選び方
口紅を肌の色に合わせて選ぶことは口紅選びの基本です。歯を見せた時に歯がくすんで見えないかも併せて確認しましょう。
1.イエローベースが強い色は避ける
歯が黄色く見えるのはごく自然な事なのですが、コーヒーやワインなどで着色してしまうとより黄色く見えます。そこに黄色が強いリップカラーを選ぶと、より歯が黄色く見えてしまいます。これは視覚効果によるものです。いわゆる暖色系のカラーを唇に乗せると、歯がより黄色く見えてしまいます。
2.コントラストを活かせる色を選ぶ
ナチュラルなベージュ系や淡いオレンジ、もしくは暖色系のピンク色でのリップメイクは、自然な仕上がりになるので使いたい女性も多いでしょう。しかしこのボヤっとした感じの色合いも、これまた歯の色を黄色く見せてしまいます。できるだけコントラストを活かしたリップカラーを選ぶことで、歯と唇の境目がハッキリさせることができます。これは対比効果を活かして歯の色を明るく見せる方法によるもの。また、リップライナーで口の輪郭をハッキリさせるのもおすすめです。
3.ブルーベースの口紅を選ぶ
イエローベースの口紅が歯の色を黄色く見せやすくしてしまうので、できるだけブルーベースのオレンジやピンク、そしてレッドを選んでカバーしてみましょう。ちょっとだけ深みのある色だと尚良しです。明るすぎても歯の色が強調されてしまうので気をつけましょう。ただし自分の肌に合わない色を選んでしまうのも良くないので、必ず肌と歯の色をきれいに見せているかどうか鏡でチェックして下さい。
4.グロスはゴールド系をチョイス
普段からグロスを使うことが多い人は、グロスの色にも注目です。白っぽいグロスやシルバー系のグロスは歯の黄ばみを目立たせやすく、逆にゴールド系は黄色目立たなくさせる効果があります。
お気に入りのリップで口元をキレイに見せるには
好きな色の口紅を選びたいなら定期的なホワイトニングがおすすめ!
口紅やその他のメイクを歯の色に合わせるのはさすがに限界がありますよね。それに肌の色は日焼けなどにより毎日同じとは限りませんから、毎回歯に合わせた口紅を選ぶのはとても大変になってきます。
できることなら定期的に歯科医院で歯のホワイトニングを受けて、歯の色を気にせず口紅の色を決めたいものです。自分でホワイトニングを意識したケアを毎日行うことも大事ですが、間違ったやり方で歯のエナメルまで削ってしまった…と言っては元も子もありません。
実は面白いことに、なぜかメイクした時の方が歯の黄ばみが目立つという女性がとっても多いのです。これは肌がワントーン明るくなるため、歯の黄ばみが強調されてしまうことにあるようです。家にいるとき以外はメイクをしてる女性がほとんどでしょうから、やはり日ごろからホワイトニングを意識することが大事と言えます。
すぐにホワイトニングができない人は使う口紅に気をつけてみよう!
予算や時間の関係上すぐにホワイトニングをできない場合もありますよね。そんな時は日ごろ使う口紅を見直して、「うわっ!あの人の歯黄色い…」と思われない工夫をすることができます。口紅の色を変えるだけで劇的に歯の印象が変わるわけではありませんが、多少なりとも歯の色をカバーしてくれることは間違いありませんよ!