寝起きのキスも怖くない!就寝前にできるネバつき対策法で息スッキリ

2017.06.20 healthTomi

朝起きた時に口の中がネバついている原因

うがいする女性

就寝前にしっかり歯磨きをしても、朝起きた時に口の中がネバつくのは、前日の過ごし方なども影響しています。まずは主な原因を見ていきましょう。

1.唾液の分泌量が減るから

食事の前に噛む回数が少ないと唾液の分泌量が減ります。実はこの唾液の分泌量が、口臭やネバつきに関係しています。唾液には口の中の細菌を洗い流す作用に加えて、殺菌作用があるため、適度に分泌されている状況が理想的な口内環境といえます。

しかし寝ている間は意識して口を動かすことができないため、唾液の分泌量も自然と減ってしまいます。そのため、口内の殺菌が十分に行われず、朝起きて口の中がネバついてしまうのです。

2.細菌の量が増えてしまうから

食後は細菌が増えやすい口内環境になりがちです。歯に付着した食べカスなどが分解されることで細菌の働きが活発になります。寝る前の歯磨きを怠ることで、細菌を増殖させてしまう原因になり、朝起きた時にネバついている状態になってしまうのです。

口の中がまったくネバつかないという人はいないとされています。誰でも多少なりともネバつきを感じるのは、唾液の分泌量の現象が一番の原因と言えます。ここでは朝起きた時の口内のネバつきを抑えるための就寝前にできるケアや過ごし方をご紹介します。

口元を隠す女性

1.アルコールを摂り過ぎない

「お酒を飲み過ぎた翌朝ほど口の中のネバつきや口臭がひどい!」という経験している人は多いと思います。アルコールの分解には水分が必要になるため、お酒を飲み過ぎると口の中の唾液量まで減ってしまいます。お酒を楽しむ時は合間に水分補給を挟む! 
これによって翌朝のネバつきと口臭を抑えることができます。

2.寝る前にコップ一杯の水を飲む

水分の摂り過ぎは良くありませんが、寝る前にコップ一杯の水を飲んで適度な水分を補給しておきましょう。体内の水分が不足してくると、一番初めに乾きを覚えるのが口です。寝ている時も汗などによって水分が出て行ってしまうため、口の乾きを防ぐためにも適度な水分を摂ってネバつきを防ぐといいですよ。

3.歯磨きでは丁寧なブラッシングをする

就寝前に丁寧に歯磨きをし、磨き残しがないようしっかりとブラッシングしてあげることが大切です。丁寧に歯磨きをしてあげることで歯に付着した食べカスの量が減り、それを温床にしている細菌の数を劇的に減らすことができます。いつもうまく磨けない人は、電動歯ブラシなどを利用してみるのもおすすめです。細かいところまで磨けるので、虫歯や歯周病予防にもなります。

4デンタルフロスなどで隙間汚れを除去

歯磨きだけでは、歯の隙間汚れを完全に取り除くことはできません。歯の隙間には食べカスが詰まりやすいため、放置しておけば当然そこから細菌が繁殖していきます。朝昼晩とは言わなくとも、せめて就寝前にはデンタルフロスなどで歯の隙間もお掃除してあげるようにしましょう。これを毎日してあげることで虫歯や歯周病予防にもなりますし、朝起きた時のネバつきと口臭も改善されていきます。

ちょっとした手間が口内環境を劇的に良くする

飲み会や遊びに夢中になり過ぎて、「ついつい歯磨きやお手入れに手を抜いてしまった……」というのは珍しいことではありません。しかし面倒だからと口内の手入れを怠ってしまうと、翌朝の口内環境はひどいものになってしまいます。朝の歯磨きで改善されればいいですが、ひどい時はネバつきや口臭がなかなか取れないこともあるでしょう。そうならないためにも、前の日の晩はひと手間かけた歯磨きと、夜の過ごし方を工夫して、さわやかな口内環境で朝を迎えるようにしてみましょう!

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