歯磨きの効果を最大限に発揮させる方法とは?

2017.04.20 health森本貴子

質の高い歯磨きをする方法【基本編】

歯磨きは「質」が大切です。一生懸命磨いても、歯ブラシや歯磨き粉が合っていなかったり、磨き方が下手だったり、タイミングが悪かったりする場合は、歯の美しさが徐々に失われていきます。そうなると、虫歯や歯周病になりやすくなるばかりか、歯の表面に付いたステインを落としにくくなり黄ばみの原因になります。

1.朝食後・夕食後は必ず歯を磨く

ブラッシング

歯磨きのタイミングは重要です。歯磨きのタイミングを食前から食後にするだけで歯が汚れづらくなります。歯磨きの目的は「食べかすを取り除き、虫歯や歯周病を防ぐ」こと。もし食前に磨く習慣があるなら、虫歯や歯周病の原因になる食べかすを歯に付けたまま生活していることになります。

2.電動歯ブラシにする

歯みがき

手磨きから電動歯ブラシに変えるだけで質の高い歯磨きができます。電動歯ブラシは、音波振動や回転振動で効果的に歯の汚れを取ることが可能で、最新の電動歯ブラシともなれば、押し付け防止センサーや加圧コントローラーなど力みすぎ防止機能も搭載されているため、ワンランク上の歯磨きができます。

質の高い歯磨きをする方法【発展編】

1.歯磨き粉を変える

歯ブラシと歯磨き粉

歯にあった歯磨き粉選びも重要です。虫歯になりやすい人は、「フッ化ナトリウム」や「フッ化リン酸ナトリウム」などのフッ素が配合されている歯磨き粉に変えましょう。知覚過敏の人は、研磨剤フリーの知覚過敏用の歯磨き粉を使うことで、知覚過敏の進行を食い止めることが可能です。

2.フロスや歯間ブラシを使う

糸ようじ

歯ブラシで歯磨きするだけでは磨き残しが出てしまいます。その場合平均的なプラーク除去率は約60%、つまり40%もプラークが残っている状態です。フロスや歯間ブラシを使えば、歯の隙間などブラッシングだけでは落とすことができない汚れも落とせるので、プラーク除去率は約80%まで上昇します。

3.ながら磨きをする

親子で歯みがき

ながら磨きとは、何かをしながら歯を磨くことです。朝、時間がなくて1~2分で歯磨きを済ませている人は、十分に磨けていないかもしれません。そこで、何かをしながら時間をかけて歯磨くことをオススメします。朝は新聞やテレビを見ながら、夜はソファーでくつろぎながら、歯磨きをしてみましょう。意識しなくても正しく磨けるように習慣づけることがポイントです。

質の高い歯磨きでモテる歯を手に入れませんか?

頬をつつむ女性

今回は歯磨きの質を高める方法をご紹介しました。今回ご紹介したような質の高い歯磨きはできていたでしょうか? 歯を磨くことはオーラルケアの基本中の基本。歯磨きさえしっかりとできれば、さまざまな口内トラブルを回避できます。ぜひ、質の高い歯の磨き方を覚えて、キレイな歯を手に入れましょう。

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