歯磨き下手さんの救世主!?話題の“変則的”歯ブラシ「dencle(デンクル)」を試してみた

2017.03.10 reviewHa・no・ne編集部

パッケージの煽り文句に否応なく期待が高まる

パッケージ表

まずは、パッケージの説明を凝視! 真っ先に目に飛び込んでくるのが、パッケージに貼られたシールの「奥まで届く!」の文字と、歯列のカーブにぴったり沿うように反った歯ブラシのネックの写真です。

パッケージ裏

おお……やはり奥まで届くのか……!!
しかもヘッドがなんか3つに分かれている。これは期待できる……!!

パッケージを裏返すと、毛部分の特徴や3パーツヘッド、カービングネックについての説明がさらりと書いてあります。一般的な歯ブラシと比べて、とりわけ特徴的なのが2つ。

3つのパーツからなるヘッド部

ヘッド部は3つのパーツに分かれていることで、ブラシの動きに合わせてヘッド部がしなり、歯列にフィット。これにより、毛が歯周ポケットに入り込みやすくなっているとのこと。

弧を描くネック部

ネックは歯科で使われるデンタルミラーと同じ角度にカーブしていることで口腔内に上手く入り込み、奥歯までしっかり磨けるそうです。

……なるほど。この特徴的なカタチにはそんな理由があったのか。説明を読み込んでいるうちに、歯磨きしたい気持ちがどんどん募っていきます! まるで恋する乙女のように!

dencleを開封! そして試す!

本体

早速dencleで歯磨きをすることに! はやる気持ちを抑えつつ、やや興奮気味に開封します! すると、パッケージに隠れていたヘッドの意外な大きさに少しビックリ。2.5cmくらいはあろうかというビッグなヘッド部。これは、歯磨き効率がよさそうです。今回はdencleの真の実力をはかるため、歯磨き粉の使用はナシ。水のみをつけて口の中に入れ、動かしてみます。すると……。

……んん!?

これは気持ちいいかも。毛の部分は硬すぎず、柔らかすぎず、適度な弾力を持っています。それもそのはず! この歯ブラシの硬さは「ふつう」。評判通り、ふつうの硬さです! 歯と歯茎の境目を磨いても痛くありません! 痛くないどころか、歯茎が優しくマッサージされるような心地よい使用感です。ちょっと大きめかな?と思っていたヘッドも、実際に口の中に入れてみると違和感はありません。

ただし、快適な使用感にダマされてはいけません。本当に大切なのは、気持ちよさではなく、「しっかり歯垢が取れているか」なのです!

dencleで磨きまくった結果!

いよいよ、Ha・no・ne編集部Dの弱点である奥歯へ進みます。まずは奥歯の外側を磨いてみましたが、ネックの反りと3つに分かれたヘッドによって毛がそれぞれの歯にぴったりと寄り添い、なんとも磨きやすい! 初めて会ったのに即、親友同士になってしまった人たちのようです。

ブラッシング

お次は奥歯の嚙み合わせ部分を磨きます。うん、ここにもしっかりフィット。虫歯のできやすい溝から汚れをどんどん掻きだしてくれる気がします。最後に、奥歯の裏側です。

……ん?

ここに来て、初めて違和感を抱きました。ネックのカーブと歯列のカーブの角度が合わなくて、上手く磨けない。ぶっちゃけ磨きづらいかも……。手の角度を試行錯誤し、なんとか最後まで磨ききることができました。

磨いた後は歯がツルツルに!

磨き終わった後は、歯磨き粉を使っていないのに歯の表面がツルツルになり、口の中がさっぱりしました。汚れがきちんと落ちている実感があります。

奥歯の裏側のみ若干磨きにくいという弱点はありますが、それ以外の部分は普段使っている歯ブラシよりもスムーズに磨くことができました! 特に、一般に磨き残しが多く虫歯ができやすいと言われている奥歯の外側は、いつもよりかなりしっかりと磨けている気がします。また、毛の感触が心地よく使用感抜群なので、いつもの歯磨きの時間がリラックスタイムになるかもしれません。

手でつくったハート

歯磨きが得意でなく普段磨き残しが多い方、使用感のいい歯ブラシを求めている方には特にオススメです! 興味のある方は一度使ってみてくださいね♪

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