舌専用ブラシで効果的に汚れを取る方法とは?

2017.02.14 beauty小峰栞子

ブラシは奥から手前に引くように使う

下磨き

歯ブラシで舌磨きをしていたという人が間違えやすいのが、舌ブラシの動かし方です。歯ブラシは、前後に動かしながら歯に付いた歯垢を掻き出すように磨きます。しかし、この方法でだと、舌の汚れが喉の奥に入ってしまいます。そのため、前後に往復させるのではなく、奥から手前へ“一方通行”で掻き出すのが正解。また、こうすることで、喉の奥に異物を入れた時に、それを吐き出そうとする「嘔吐反射」も起きにくくなります。

ゴシゴシ擦らない!

舌専用ブラシの毛は柔らかな素材でできていますが、ゴシゴシやりすぎると、舌の表面を傷つけてしまう可能性もありますので注意が必要です。そこで大事なのが舌ブラシの持ち方です。鉛筆を持つように持つと余計な力がブラシにかからず、舌を傷つけることなく丁寧に磨くことができます。

舌を磨きすぎない!

舌の清掃は基本的に1日1回です。それ以上の頻度で行うと、舌の表面に大きな負担をかけることになりますので注意しましょう。また、磨く順番にも注意が必要です。まずは舌磨き、次に歯磨きが正しい順番。逆にすると、舌に付いた細菌を口の中で分散させることになるので要注意です。

舌苔除去用ジェルを使う

ゴシゴシ洗ってはいけなくて、頻繁に洗ってもいけない……では、舌苔が取れなかった場合どうすればいいの?と思った方もいらっしゃるでしょう。そんな場合は、舌苔除去用ジェルを使うのがオススメ。舌苔は弱酸性のため、弱アルカリ性の舌苔除去用ジェルを使用することで効果的に除去することができます。さらに、口腔内の細菌は乾燥することで多くなりますが、舌苔除去用ジェルは保湿効果もあるので、理想的な口腔内環境を維持できるのです。

ちなみに、使い方は簡単。舌の表面に舌苔除去用ジェルを塗り、舌専用ブラシでブラッシングした後に歯磨きするだけです。簡単なのでみなさんも一度手に取ってみてはいかがでしょうか?

舌苔を効果的に取り除き綺麗な口腔内を維持しましょう!

指メガネ

舌専用ブラシは、歯ブラシでブラッシングするのとは磨き方が異なります。間違ったケアはお口の中を傷つけるなどして、逆に口腔内環境を悪くすることもあります。今回ご紹介した正しいケア方法を実践して、舌からお口美人を目指してきましょう!

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