女性なのに青ヒゲ?目立たなくするためのメイク術

2018.02.13 beautyオオタカ

女性なのに青ヒゲが生える原因は

女性なのに青ヒゲが生えるのはとても不思議ですよね。でも女性にとって決して珍しいことではありません。最近では生活習慣の変化により青ヒゲが生えて困る……という女性が増えているのは確かなようです。

青ヒゲは毛根が肌から透けて見える状態です

女性の口元に青ヒゲができるのは、皮膚の下に残った毛根が薄い肌に透けて青く見えるからです。口の周りはもともと小さな毛穴が集まっていてうぶ毛がたくさん生えていますが、口の周りのうぶ毛は意外と太く毛穴の毛根もしっかりとしています。この毛根がカミソリなどでうぶ毛を剃った後に肌の下から透けて青く見えるのです。

青ヒゲをなくそうとカミソリやフェイスシェーバーなどで一生懸命処理する方も多いと思いますが、いくら剃っても青ヒゲがなくならないのは、カミソリでは毛根まで取り除くことができないからです。カミソリを使い過ぎると肌トラブルを招く原因になるのでカミソリはむしろ使わないほうが良いでしょう。

過剰な男性ホルモンも青ヒゲの原因

女性でも男性ホルモンが過剰に分泌することがあり、これが青ヒゲの原因になることがあります。通常、女性の体内にある男性ホルモンは男性の10分の1から20分の1と言われていますが、何らかの影響で男性ホルモンが増えると肌の新陳代謝が乱れ皮脂が過剰分泌されるからです。このような状態になると体毛や口元のうぶ毛も濃くなり、口元の毛穴も大きく目立ち青ヒゲのような状態になります。

近年では女性も社会進出を果たし、働くことの負担や家事との両立などで大きなストレスにさらされる機会が増えてきていますが、ストレスはホルモンバランスを崩す原因にもなります。青ヒゲに悩む女性が増えてきているのは、こうした社会情勢も一因なのかもしれません。

青ヒゲを上手に隠すメイク術

では、青ヒゲの処理はどうした良いのでしょうか。目立つからといってカミソリで剃ってばかりいると口の周りの繊細な肌を傷め、余計に青ヒゲが目立つようになったりします。そこで青ヒゲが目立たないようメイクにひと工夫することをおすすめします。

ベースメイクにひと工夫を

青ヒゲを目立たなくさせるには、ベースメイクにひと工夫を。ベースメイクにはファンデーションだけでなく、コンシーラーも使ってみましょう。

ベースメイクでは、最初に必ず美容液などで肌を保湿してください。肌を乾燥から防ぐことで毛穴が引き締まり、毛穴を目立たない状態にすることができます。またあらかじめ保湿成分が含まれているBBクリームなどもおすすめ。

口周りが青く見えるようなら、ファンデーションは黄色系、黒い点々が目立つならダークな赤色系を使うのが良いでしょう。またコンシーラーとの相性も参考にして選んでください。ファンデーションを塗り終わったら、コンシーラーで気になる部分をカバーしていきます。気になる部分だけ、目立たないように毛穴を埋めるように指先で少しずつ塗り込んでいくのがコツです。

男性用ファンデーションを使う

特に青ヒゲが目立つという方には男性用のファンデーションも試してみてください。女性用ファンデーションは本来、肌のくすみやシワなどを隠すためのものなので、大きな毛穴や目立つ青ヒゲを完全に隠すには、それなりのテクニックが必要になります。

最近では青ヒゲ対策のためのメンズ用ファンデーションも発売されており、肌に優しいものも多く商品化されています。ただし男性と女性では肌の特徴が大きく異なるので、男性用のファンデーションを選ぶ際はとにかく肌に優しく保湿性に優れたものを選ぶよう、心がけてください。

毎日のスキンケアも忘れずに

青ヒゲ対策にはファンデーションやコンシーラーで隠すことも大切ですが、毎日のスキンケアで肌の状態を整え、毛穴を小さく目立たなくしていくことも不可欠です。最近では女性の青ヒゲやうぶ毛対策のためのスキンクリームも発売されているので、自分の肌に合った商品を選びスキンケアをすることをおすすめします。

女性の青ヒゲ対策には生活習慣の改善も

女性の青ヒゲ対策としてメイクで隠すことと日々のスキンケアで肌の状態を良くすることが挙げられますが、それ以外にも男性ホルモンが過剰に分泌されないよう、睡眠、適度な運動、バランスの取れた食生活も効果的です。特に無理な激しいダイエットは禁物。規則正しいライフスタイルを意識して、心身共に健やかな毎日を送りましょう。

また、ズボラだからメイクやスキンケアなんて気にしていられない!という方には、フェイス脱毛という最終手段も。プロの施術による永久脱毛なら、もう悩まされることはありません。

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