矯正歯科がフェイスラインにも影響を与える理由とは?

2018.01.22 beautySUE

フェイスラインに影響を与える矯正歯科

矯正治療は、乱れた歯並びを整えるために行う治療です。歯列矯正することによって歯が本来あるべき位置に戻るため、口周りの印象が変化します。また、矯正治療の影響で、骨や筋肉のバランスが整うことによってフェイスラインがスッキリすることもあります。
もちろん、矯正治療によって輪郭が劇的に変わることはありません。大幅な変化を望むのであれば、美容整形の方が向いているのは確かです。しかし、矯正歯科は歯列のバランスを正すことで健康的に体の機能を整えることが目的のため、その点が美容整形とは大きくことなります。見た目の改善も大切ですが、矯正歯科においては健康の観点がより重視されるのです。

矯正歯科をすることで現れるフェイスラインの変化

矯正治療を受けることで実際にフェイスラインにどのような変化が生じることが考えられるのでしょうか。期待できる変化について紹介します。

その1:Eラインが整う

Eラインは正式には「エステティックライン」であり、Eラインが整っていることは美人の条件の1つとされています。理想のEラインであれば、唇は鼻の先端と顎の先端を結んだラインよりも少しだけ内側にあります。鼻が低めの日本人であれば、ラインに唇が触れるような状態であれば十分に整ったEラインだと言えるでしょう。
しかし、歯並びが悪いとたいていの場合Eラインは崩れてしまいます。出っ歯だと、唇がラインから大きくはみ出してしまいますよね。逆に受け口の人は、唇が極端に内側に入り込んでしまいがちです。しかし、矯正歯科をして歯並びを整えるとEラインも整います。横顔美人に一歩近づくことができるのです。

その2:小顔になる

歯列矯正をした後に小顔になったと感じる人は多く、この理由の1つとして口周りの筋肉のバランスが整うことが挙げられます。歯並びが乱れていて噛み合わせが悪いと変に力んでしまうなど、顔のバランスが乱れがちです。しかし、歯並びが整うと乱れたバランスも解消されるため、スッキリとした印象になると言われています。この結果、矯正歯科前よりも顔が小さく見え、表情がスッキリすることがあるのです。

矯正歯科でフェイスラインが変わりやすい人の特徴

続いて矯正治療によってフェイスラインの変化が期待できそうな方の特徴を紹介します。

特徴1:エラが張っている人

歯並びが悪いと口周りの筋肉がこわばってしまうためにエラが張りがちですが、噛み合わせがよくなると筋肉が張る必要がなくなり、顎がスッキリします。歯ぎしりや食いしばりの癖がなくなった場合も、エラ張りの改善が期待できます。

特徴2:顔が四角い人

骨の形がそのまま出ているとフェイスラインが角ばり、顔全体が四角く見えます。しかし、抜歯によって骨の形が変化して角ばりが取れるとフェイスラインがスッキリします。また、顔のバランスが整うことによる小顔効果が得られることもあるようです。

特徴3:頬骨が出ている人

親知らずと頬骨は近いところに位置しているため、親知らずを抜くことによって頬骨が目立たなくなることがあります。頬骨が出ていると顔が大きく見えたりきつい印象になったりするだけに、矯正歯科を検討する際は親知らずの抜歯も同時に考えてみるといいでしょう。

矯正歯科で歯並びとフェイスラインを整えましょう

フェイスラインが整っているか否かは、顔の印象をがらっと変えてしまうほど重要なポイントです。きれいな卵型のフェイスラインは、誰もが憧れを抱くでしょう。メイクでフェイスラインをよく見せるのには限界がありますが、矯正歯科によって噛み合わせが改善すれば、フェイスラインの改善も見込めます。
ただし、大人の矯正歯科は時間も年単位でかかり、健康保険適用で治療を行えないケースが多いと言えます。そのため矯正歯科の決心がつかない方もいるとは思いますが、得られるメリットも多い治療であることは間違いありません。歯並びが悪くて悩んでいる人は、ぜひ矯正歯科を検討してみてください。

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