11月8日は 「いい歯の日&いい歯並びの日」~今日は何の日シリーズ第6回~
“いい歯”は日本歯科医師会の8020運動を象徴する日
歯の記念日を象徴する日とも言えるいい歯の日ですが、もちろん、その由来は「い(1)い(1)歯(8)」からなる語呂です(笑)。日本歯科医師会が1993年に“80歳時点で20本の歯を残すこと”を目的とした「8020運動」推進の一環として制定しました。いい歯を保つことを約25年にわたり啓蒙してきた日本歯科医師会の地道な努力の甲斐もあり、2017年6月には「80歳で自身の歯が20本以上残っている方の割合が初めて50%を超えた」といううれしいニュースも聞くことができました。
しかし、「8020運動」の成果が出始めたというのは、日本における歯科革命の始まりに過ぎないのです。スウェーデンやアメリカなどの歯科先進国では“歯を大切にする文化”がずいぶん前から根づいており、日本はまだまだ後れを取っていると言っても過言ではありません。もっともっと多くの方が歯の健康に関心を持ってこそ、そうした国レベルでの文化は醸成されるものです。だからこそ、歯に関心を持つ人を1人でも多く増やすことが急務と言えるでしょう。
Ha・no・neでは“口元の健康美を保つこと”をテーマとし、さまざまな情報を発信していますが、その中でも最重要と言えるのが歯の健康寿命を延ばすことです。歯は食事の際の噛む機能はもちろんのこと、発声する、踏ん張る、いい表情を形成するなど生活に欠かせないさまざまな役割を担っています。そのため、歯を長く健康に保つことができれば、審美面だけでなく機能面に関しても安心なのです。だからこそ、Ha・no・neでは引き続き、歯を大切にすることの重要性を伝え続けていきます!!
日本矯正歯科学会は歯並び噛み合わせの重要性を強調
いい歯の日と同日に定められているのが、いい歯並びの日です。これは日本矯正歯科学会が歯並びや噛み合わせに関する関心を高め、その重要性を広く周知するために制定しました。歯磨きなどの日ごろのケアや歯科医院などでの定期検診で歯の健康を保つことは言うまでもなく重要ですが、歯そのものだけでなく“歯がどのようにお口の中で並んでいるか”にも着目すべきだと言えます。
なぜなら人が見た目の印象において気にする箇所として、目元の次に口元が挙げられているからです。確かにきれいで整った歯並びの場合、笑った際にその笑顔はさらに際立つでしょう。また、そうした見た目はもちろんのこと、歯並びや噛み合わせが整っていれば食べ物をきちんと咀嚼できるなど機能におけるメリットも大きくなります。つまり、歯並びがよければ審美と機能の両面でメリットが得られるなど一石二鳥だと言えます。
しかも、歯並びや噛み合わせに関しては矯正治療によって整えることができます。もちろん、人によってどのくらいきれいに整うかは千差万別ですが、矯正治療は年齢も不問なために、「長年のコンプレックスを解消したい」「老後に備えて歯並びを整えたい」という方も積極的に始めるべきでしょう。矯正治療はかかる費用も時間も少なくはありませんが、それだけ価値のある治療でもあるのです。
美意識を高めることで同時に健康も手に入れましょう
11月8日は、いい歯の日といい歯並びの日ということで、個人的に歯の美意識を持つことの大切さを噛みしめる1日になるなと感じました。ちなみに歯に限らず美意識が高い人は、運動を積極的に行っていたり、食べるものを節制していたりするなど健康にもかなり気を遣っていますよね?つまり、みなさんが気にする美容と健康はもはや一心同体であり、必ずセットで考えるべきだと言えます。
その観点で言えば、歯の健康美を気にしている方は自分の周辺でもまだまだ少ないのではないかと思います。特に歯に関しては、毎日のケアの積み重ねが数十年後に大きな差となって現れるだけに、まずは「きれいな見た目を保ちたい」というところをスタートラインにすべきでしょう。そうしてケアに目覚めれば、おのずと健康にいいことに取り組んでいるようになっているはずです。うーん。I川自身も「もっと口元の美意識を高めていかなければ」と考えさせられた1日となりましたね!
次回の今日は何の日シリーズ第7回は、11月8、9日の『歯ぐきの日』です。また初めてのケースで今回は2日間にまたがっていますね。ていうかこれ今日も含まれていますね(笑)。ということで2日連続でお口に関する執筆を行っていきたいと思います。それではみなさん、また明日♪
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【プロフィール】 編集長I川
スポーツメディアの編集部から転職し、2014年にフリーセルに入社したエディター。200社以上のWebサイトライティングと20社のコンテンツマーケティングに携わった経歴を持つ。自身で執筆するよりも編集することを好み、一次情報に付加価値を加えてより魅力的な情報にして発信することを信条としている。Ha・no・neに携わるようになってから自身の歯の着色が気になるようになったが、毎日のコーヒーと3日に1食のカレーを食べる習慣はどうしても止められないようだ。
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