歯医者の予約日まで待てない!そんなときの対処法は?

2018.02.28 healthSUE

歯医者へ行く

歯の痛みを抑えるための一番の方法は、歯医者で診察・治療してもらうことです。どうしても歯医者の予約日まで待てないほどの痛みの時は、予約した歯医者へ電話をして当日対応してもらえるか相談してみましょう。我慢できないほど痛いという状況を伝えれば、対応してくれる場合もあります。
かかりつけの歯医者で対応してもらえないときは、他の歯医者も視野に入れてみましょう。治療中に他の歯医者へ行くことに不安を覚える人もいるかもしれませんが、緊急事態であれば仕方ありません。症状を話せば、きちんと対応してくれるはずです。なお、他の歯医者で緊急の治療を受け、後日かかりつけの歯医者へ行ったときには、どのような治療を受けたのかを医師に伝えることも忘れないようにしましょう。
当日予約できる歯医者を探すときには、歯医者の情報が集まっているポータルサイトを利用すると便利です。自宅から近くで当日予約可能な歯医者をすぐに見つけることができます。検索で複数ヒットしたときには、より早い時間帯に予約が取れる歯医者を選ぶといいでしょう。
なお、痛み出したのが休日や夜間である場合には休日・夜間診療を利用することができる機関もあります。痛みがひどいときには、遠慮せずに診察・治療を受けるようにしてください。

痛みを和らげる

歯の痛みを根本的に解決するためには、歯医者で治療を受ける以外に方法はありません。しかし、セルフケアでも多少痛みを緩和させることは可能です。

その1:市販薬を使う

家に市販の痛み止めがあれば、まずはそれを服用しましょう。歯痛に効く痛み止めとしては「ロキソプロフェン」「バファリンA」「ケロリン」「イブクイック頭痛薬」などがあります。自分の体質に合ったものを選ぶといいでしょう。
ちなみに、正露丸を虫歯の穴に入れるという方法もあるようです。しかし、虫歯の穴に自分で薬を詰めるのは難しいこと、正露丸の臭いが非常に強いことを考えると、あまりオススメできない対処法です。

その2:患部を冷やす

患部の血流が鈍くなると、感度が悪くなるため痛みが緩和されます。タオルでくるんだ保冷剤や氷などを利用して痛みが出ている部分を冷やしましょう。しっかり冷やすことで徐々に効果が現れてきます。
逆に、血流が促進されることをすると患部の痛みがひどくなってしまいます。歯が痛いときには、患部を温めたり体を動かしたりはしないようにしてください。

その3:痛みを止めるつぼを刺激する

市販薬を飲んでも患部を冷やしても痛みがおさまらないという場合は、「合谷」という手のつぼを押してみましょう。合谷とは、親指の骨と人差し指の骨が合流する位置より少し人差し指側にあるつぼです。押すとジーンとするのですぐにわかるでしょう。
このつぼは全身のつぼの中でも特に重要だとされており、痛みを和らげる効果が期待できます。歯痛の軽減はもちろんのこと、頭痛の緩和や生理痛の改善などにも効果があると言われています。

痛みを悪化させないために

痛みを和らげるのも大切ですが、症状をそれ以上悪化させないようにするのも大切です。歯が痛みを悪化させないために、以下の点に注意しましょう。

注意1:口腔内を清潔に保つ

口腔内の雑菌を増やさないために、うがいや歯磨きはしっかりするようにしましょう。歯磨きのあとにうがい薬をつかってうがいをするとより効果が期待できます。

注意2:歯に触れない

痛みがあるとつい気になって触ってしまいがちですが、痛みがあるときにはいじったりせずにそっとしておきましょう。

注意3:アルコールを飲まない

アルコールを飲むと痛みを紛らわせることができそうですが、血流が良くなり逆に悪化してしまうので注意してください。

注意4:硬い食べ物を避ける

硬い物が患部を刺激することによって痛みが増すことがあります。冷たい物、熱い物にも要注意です。

予約日まで放っておくのはNG

我慢強い人ほど、痛みがあっても予約日まで我慢してしまいがちです。しかし、強い痛みが出ているということはそれだけ緊急性が高いということを意味します。次の予約日までの間に症状がどんどん進行してしまうこともあるかもしれません。
ここで説明したように、緊急時でもかかりつけの歯医者以外へ行っても問題ありません。強い痛みが出ているときには、少しでも早く対策をするようにしてください。

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