スマホやパソコンが歯のトラブルの原因になる!?

2018.01.24 healthアオイ

「なんだか歯が痛い……」、それはスマホやパソコンが原因かも

スマホやパソコンを長時間使用していると、目が痛くなってくることがあります。やがて目だけではなく、肩こりや頭痛などさまざま箇所が痛くなることもあります。この肩こりや頭痛の影響が眼精疲労となり、人によっては歯の痛みにつながっていくのです。

どうして歯が痛くなるの?

目の疲れや肩こりが首の痛みを引き起こし、やがて歯の痛みへとつながることがあります。眼精疲労によって肩こりが引き起こされると、目の焦点が合いにくくなり、無意識に姿勢を変えてしまいます。この姿勢の崩れが肩や首の痛みを招くだけでなく、顎が本来の位置からずれ、噛み合わせの不一致などから歯の痛みにつながるのです。

眼精疲労による歯の痛みは気づきにくい

しかし、眼精疲労による歯の痛みは、意外と気づきにくいもの。歯医者で診察してもらっても、虫歯などの歯の直接トラブルがなければ、改善策は見つけにくいはず。眼精疲労を引き起こさないためにも、「テレビやスマホなどは長時間使用しない」「必ず合間に休憩を入れる」などの意識づけが肝心です。

それでは、歯の痛みにも影響を及ぼすこともある、眼精疲労を防ぐポイントを紹介します。デスクワーク中心でスマホやパソコンを多く使用する職種の方は特に以下のストレッチを試してみましょう。

ポイント1:定期的にストレッチをする

定期的に時間を設けて、ストレッチをすることは大切なポイントです。なぜなら長時間同じ姿勢でいると、肩や首などが凝ってしまい、歯の痛みを引き起こすことがあります。

首は左右に大きく、ゆっくりと円を描くようにして回していきましょう。肩は、「肩甲骨」の周りの筋肉が凝ってしまうと首の凝りを引き起こすことで歯の痛みにもつながります。これ以外にも、「疲れやすい体になる」「全身の姿勢が悪くなってしまう」「新陳代謝が落ちて太りやすくなる」などが引き起こされてしまいます。

ポイント2:タオルを使った「肩甲骨」ストレッチを実践する

タオルを使った肩甲骨ストレッチを実践してみましょう!

①:まずは椅子に座り、ピンッとタオルを張った状態でタオルを横にして持ちます。
②:背中をまっすぐ伸ばした状態で、タオルを頭の上に来るように持ち上げていきましょう。
③:タオルをそのまま張った状態で、両腕を背面に傾けていきます。これらの動作を20~30回続けていきましょう。

ポイント3:「遠くを見るだけでOK」の毛様体筋ストレッチ

1時間に1回だけでいいので、窓の外や景色など5m以上先の対象物を10秒以上見つめましょう。見るときは「ぼんやり」程度でOK。遠くの対象物にしっかりと焦点を合わせるようにして見つめましょう。

紹介したポイントを実践すれば目の疲れを取ることが期待できますし、スマホやパソコンを長時間使用する方が目を休める機会となるはずです。定期的にしっかりと休めることが、歯のトラブルを引き起こさないことにつながります。

スマホやパソコンとうまく付き合ってコツはストレッチ

スマホやパソコンに夢中になると、歯を食いしばってしまう方が多くいるそうです。そんな時こそ定期的に「口を開ける」ようにしましょう。意識的にリラックス状態をつくることで、食いしばりの症状を緩和することが期待できます。

スマホやパソコンが手放せない方こそ、今回紹介したストレッチやリラックス法などを取り入れてみましょう。無意識にしてしまう食いしばりを改善するためには、習慣に対して意識してケアしていくことが大切です。

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