安心して治療を受けるための歯医者嫌い克服の5つの方法

2018.02.28 healthSUE

麻酔で痛みを和らげる

歯医者が苦手な原因としてもっとも多いのは、治療に伴う痛みではないでしょうか。「歯医者へ行くと、痛い治療にガマンしなくちゃいけない」と思うと、つい歯医者から足が遠のいてしまいます。子どもの頃に痛い思いをしたことがトラウマになってしまっている人も多いようです。

しかし、最近では多くの歯医者で痛みを和らげる工夫をしています。麻酔の種類も豊富になり、以前に比べて痛みの少ない治療が可能になりました。

麻酔をかけるための注射が痛いという人もいますが、近年では鼻から吸入する「笑気麻酔」がよく使用されています。笑気麻酔なら針を刺す必要がないうえに麻酔の効果で痛みや恐怖も感じにくくなります。痛みが苦手な人は、麻酔の使用について歯科医師に相談してみるといいでしょう。

かかりつけ歯科医院を選ぶ

歯医者嫌いを克服したいなら、毎回違う歯医者へ行くよりも「かかりつけ歯科医院」を見つけることをおすすめします。通い慣れている歯医者なら、気持ちもリラックスしやすくなります。

かかりつけ歯科医院を選ぶときには、歯科医師の人柄を重視するようにしましょう。話にしっかりと耳を傾けてくれる歯科医師なら、安心して治療を任せることができます。親身になって気持ちに寄り添ってくれれば、歯医者嫌いも少しずつ緩和されていくはずですよ。

おしゃれな雰囲気の歯医者を選ぶ

歯医者というと、真っ白な壁の殺風景な治療室や歯医者独特の薬品っぽい匂いなどが思い浮かびますよね。それだけで「うわ、なんだかいやだな~」と、緊張してしまうという人も多いはず。しかし、歯医者嫌いの人に配慮して内装や匂いに気を配っている歯医者もたくさんあります。

院内がカフェやサロンのようにおしゃれな内装なら、歯医者へ向かう足取りも軽くなりますよね。素敵なインテリアやかわいらしい装飾、雰囲気のある間接照明が、気分をぱっと明るくしてくれます。また、なかにはシャンデリアがあるゴージャスな歯医者もあるそうです。

匂いが気になるという人は、空気清浄機を使用している歯医者を選ぶといいでしょう。また、独特の匂いを解消するためにアロマを置いている歯医者もあります。アロマはよい香りがするだけではなくリラックス効果もあるので、一石二鳥ですね。

音に配慮のある歯医者を選ぶ

治療中の「キーン」という音が原因で歯医者嫌いになる人は少なくありません。あの嫌な音がすると、ただでさえ痛い治療がより痛く感じられますよね。歯医者の音が苦手だという人は、音が気にならないような工夫をしている歯医者を選ぶといいでしょう。

治療中にテレビやラジオが流れている歯医者なら、気が紛れて音に意識が向きにくくなります。また、ヘッドホンが用意されていて、治療中に音楽が聴けるサービスを行うところも。この方法なら、音に対する恐怖心はかなり解消されることでしょう。

なお、近年では医療機器は一段と進歩を遂げています。歯を削る機械も静音になっているので、最新の機器を使っている歯医者であれば嫌な音も気にならないかもしれません。しばらく歯医者に行っていないのであれば、勇気を出して足を運んでみてください。

小さな楽しみを見つける

歯医者に対するネガティブなイメージがあるなら、何か楽しみを見つけることでポジティブなイメージに変えてしまいましょう。たとえば、「歯医者ではスタッフの〇〇さんと楽しくおしゃべりができる」などです。「たまに歯医者に来るかっこいい人に会いたい」などでもいいので、とにかく楽しいことや嬉しいことを見つけましょう。

また、自分で楽しみを作ってしまうという手もあります。たとえば、歯医者へ行く日には必ずお気に入りのカフェでお茶をする、といった「自分だけのご褒美」を設定するのも一つの手です。歯医者へ行く日のお約束にしてしまえば、歯医者の予約日が楽しみな日になるのではないでしょうか。

歯医者嫌いを克服しよう

子どもであれ大人であれ、歯医者が苦手という人はたくさんいると思います。しかし、虫歯になった歯を放置していると歯がボロボロになってしまいますよね。ここで紹介した方法を1つでもいいので、まずは実践してみてください。安心して歯医者へ通えるようになるかもしれません。

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