歯医者が嫌いになる原因は?歯医者恐怖症の克服方法をご紹介!

2017.03.28 health木村由奈

歯医者が嫌いになる原因は人によってさまざま!

歯医者嫌いになる原因は人それぞれですが、中でも多いものをご紹介していきます。

受付で聞こえるドリルのような音

歯医者嫌い

比較的多いのは、受付から聞こえて来るドリルのような音。キーンという機械的な回転音を聞いたことはありませんか。あの音は、歯を切削する機械のタービン音です。実際、歯を切削する音は、かなり頭に響きます。幼児期に歯を削られて痛い思いをした人の中には、タービン音を聞いてイヤな記憶が蘇る人も多いそうです。

歯医者独特の薬品臭

嫌な臭い

音と同じくらいに敏感に感じ取るのがニオイです。歯医者に行くとドアを開けた瞬間に独特な薬品臭がプーンと漂ってきますよね……あのニオイを嗅いだとたんに、緊張してしまいませんか? 実はニオイの正体は消毒液です。レントゲンや、治療で使う機械類を消毒しているので、あのようなニオイが発生しているわけです。良く言えば、あのニオイは衛生面に気を使っている証拠とも言えます。

「音」や「ニオイ」は、記憶に直結します。幼児期に歯医者で苦い経験をした人は、歯医者特有の音やニオイで、イヤな記憶が呼び起こされ、結果的に恐怖感が現れてしまうと言われています。この他にも、変な味がする歯の詰め物や被せ物、口の中を明るく照らすためのライトなど、歯医者には小さい頃のトラウマを呼び起こしてしまう原因がたくさんあるんです。

歯医者恐怖症を克服する方法

親身になってくれる歯医者を探す

歯科医師

歯科治療が不安になる原因は歯医者側にあったりもします。それは説明不足です。これからどのような治療を、どのくらいの期間を設けてやるのかを明確に提示しないまま、治療を勝手に始めてしまう……とても不安になってしまいますよね。患者側の希望を尊重した、治療プランを組んでくれるなど、親身になって治療を進めてくれる歯科医師を見つけることが大切です。

歯科医師の説明をしっかりと聞く

耳で聞く

歯科医師の説明をしっかりと聞くことは、治療するうえで精神的な安心につながります。次に何をされるのか分からない状態で長いこと口を開いていなければいけないのは、とても苦痛ですよね。そうならないためにも、次に何をされるのか治療の前にしっかりと説明を聞いておく必要があります。

はじめは小さな虫歯から

歯科治療

恐怖心を緩和させるには、はじめは大きな治療を行わず、治療に慣れていくことも一つのやり方です。何回かに分けて治療を行うことで、口に機械を入れられることに慣れることができるかもしれません。

5倍速エンジンの切削器が導入されている歯科医院を探す

風にあたる女性

音が原因で歯医者に行きたくない人の中には、治療中に耳栓してもよいかと歯科医に相談する人もいるそうです。残念ながら……耳栓だけでは音を止めることはできません。この音は骨伝導により伝わるもので、耳栓でシャットアウトすることはできないんです。

この場合は、「5倍速エンジン」を搭載した切削器を採用している歯科医院を見つけるのがよいでしょう。5倍速エンジンはイヤな音を抑えられるので、恐怖感を和らげます。でも、残念ながら、導入している歯科医院は少ないので、見つけるのは少し難しいかもしれません。

歯医者恐怖症を克服して、虫歯のない歯を目指しましょう!

こぶし

歯医者恐怖症になってしまう原因は人それぞれです。克服するには少し努力が必要な場合もあります。最近では、歯医者嫌いな人も安心して受けられる痛くない治療法もあるので、色々な克服方法を試して、歯医者恐怖症を克服し、健康的な歯を手に入れましょう!

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