成長に合わせた選択を!赤ちゃん用歯ブラシの正しい選び方

2018.01.26 healthオオタカ

赤ちゃん用歯ブラシ選びのポイント

赤ちゃんのお口の中は大人とは異なり、小さくてとてもデリケートです。そのため、赤ちゃんのお口を傷つけないように、赤ちゃん用の歯ブラシを選んであげることが大切です。

ポイント1:ヘッドの小さな歯ブラシ

赤ちゃんの口は小さく、傷つきやすいものです。そのためヘッドの小さな歯ブラシを選ぶことは基本中の基本です。口のサイズよりも大きなヘッドの歯ブラシで歯を磨くと赤ちゃんが歯磨き嫌いになることも容易に考えられます。

ポイント2:毛先の柔らかい歯ブラシ

赤ちゃんの歯を強くゴシゴシ磨くのは良くないので、歯ブラシで歯ぐきを傷めてしまわないように毛先の柔らかい歯ブラシを選びましょう。歯ブラシの毛が硬かったり、長かったりすると赤ちゃんの歯磨き嫌いの原因にもなりかねません。

ポイント3:赤ちゃんでも握りやすい歯ブラシ

赤ちゃんの小さな手でも握りやすい短めの歯ブラシがおすすめです。長すぎると喉の奥を歯ブラシで突いてしまうなどの事故の原因にもつながります。口の奥に歯ブラシを入れ過ぎる不安のない、安全ストッパーのついた歯ブラシだとなお、おすすめです。

成長別、赤ちゃん用歯ブラシの選び方

その1:生後2歳までの歯ブラシの選び方

この時期は歯磨きに慣れることがもっとも重要です。そのため、歯ブラシも歯を磨くためというよりは、歯磨きに慣れるためのアイテムとして考えたほうが良いでしょう。歯ブラシを持って口の中で噛んだりして遊んでいる間に徐々に歯ブラシに慣れてくるものです。

そして、この時期の歯ブラシ選びは安全性を一番大切にしてください。赤ちゃんでも握りやすいハンドルに安全ストッパーのついたものや、ハンドルが曲がるものは安全性が高いと言えます。毛先は平切りの柔らかいものがおすすめです。

その2:生後3歳から5歳の歯ブラシの選び方

3歳ごろからは子どもも自意識が芽生え始め、いやいや期に入る時期です。しかし、何でも自分でしたいという意識も目覚める時期でもあり、歯磨き習慣を身につける大切なタイミングです。

歯全体をきちんと磨く習慣を身につける必要があるので、子どもでも握りやすく磨きやすい歯ブラシを選ぶことを心がけましょう。ただ、まだまだ上手く磨くことはできないので、ハンドル部分が曲がる歯ブラシなどは安全性の面でもおすすめです。

仕上げ磨き用歯ブラシ選びも重要

赤ちゃんの歯磨きで欠かせないのが、親御さんによる仕上げ磨きです。赤ちゃんの歯磨きだけではどうしても磨き残しが多くなるので、最後に親御さんがしっかりと磨いてあげてください。仕上げ磨きは赤ちゃんの歯が磨けているか、新しい歯が生えているかどうかなど、赤ちゃんのお口の中をチェックするとても重要な時間でもあります。

ポイント1:毛先は赤ちゃんに優しい柔らかいもの

仕上げ磨き用歯ブラシも赤ちゃんの口の中を傷つけないよう柔らかいものを選んでください。歯の1本1本の汚れが取れるよう毛の密集した、手先の平らな歯ブラシ選びがポイントです。

ポイント2:ハンドルは奥歯まで届くもの

仕上げ磨きでは赤ちゃんの奥歯までしっかりと磨く必要があります。赤ちゃん用歯ブラシよりも少し長めの歯ブラシがおすすめです。また赤ちゃんを膝の上にのせて仕上げ磨きをする際は鉛筆持ちが基本なので、鉛筆持ちがしやすい真っ直ぐなハンドルのものを選びましょう。

ポイント3:ヘッドは小さめなものを選ぶ

ヘッドはもちろん、赤ちゃんのお口の中に入っても無理のない小さめのものを選んでください。

ポイント4:LEDつき歯磨きをセレクトする

赤ちゃんの仕上げ磨きをする際、歯の奥が暗くてよく見えないことがよくあります。最近では仕上げ磨き用のLEDつき歯磨きも販売されています。奥歯のよく見えない部分もしっかりと見ながら磨くことができるのでおすすめです。

赤ちゃんが歯磨きをするときは、安全面に注意してください

赤ちゃんが歯ブラシを使用する際は、当然ながら安全にも十分注意してください。特に歯ブラシを持ったまま歩いてコケたりして、喉の奥まで歯ブラシが突き刺さるという事故も考えられます。赤ちゃんが歯ブラシを使う時は必ず親御さんが横につき、赤ちゃん用歯ブラシ選びの際も安全面を考えて選んでください。

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