口周りが乾燥してガサガサ!今すぐできる対策は?

2018.07.12 beauty福本春香

口周りが乾燥する原因

メイク道具

刺激を受けやすい口周り。乾燥してしまうのには、次のような原因があります。当てはまるものがないか、チェックしてみましょう。

原因1:間違ったスキンケア

クレンジングや洗顔のときに顔をゴシゴシこすったり、熱いお湯をかけたりしていませんか?こういったスキンケアで角質のバリアが壊されると、お肌の水分量が減り乾燥しやすくなります。また洗顔後の保湿をパパッと済ませると、口元に保湿液が行き届かず乾燥してしまいます。

原因2:ムダ毛処理

口周りのムダ毛処理を自己流で行っていると、カミソリや毛抜きで口周りの皮膚を傷つけてしまう恐れが。こうした皮膚へのダメージが乾燥の原因になります。

原因3:メイクの刺激

口周りにコンシーラーを塗ったり、リップライナーやハイライトを重ね塗りし過ぎたりすると、化粧品の成分が刺激となってお肌が乾燥することがあります。

原因4:皮膚炎

舌で口周りをなめる癖があると、唾液や舌による摩擦が刺激となります。その結果、乾燥を招いてしまう「舌なめ皮膚炎」になる可能性があります。この場合は皮膚科で専門の医師に相談することをおすすめします。

今すぐできる対策

口周りのガサガサは、普段の生活で少し注意したりスキンケアを見直したりすることで改善・予防できます。次の方法をさっそく試してみてくださいね。

対策1:口周りへの刺激を避ける

口周りが乾燥しているときは、熱い物や香辛料の強い物をなるべく避けましょう。おしぼりなどで口元を何度もぬぐうことも口周りへの刺激になるので、お箸で食べられるあっさり系の和食などがおすすめです。

対策2:UVケアをしっかり

外出時は、化粧下地や日焼け止めを口周りまで丁寧に塗るようにしましょう。

対策3:保湿もしっかり

口周りは凹凸があり面積も広くないため、保湿剤を浸透させにくい部位です。そこでおすすめなのがコットンパック。化粧水をコットンにたっぷりしみ込ませて、ゆっくり浸透させるように口周りを押さえて保湿しましょう。

対策4:オイルやバームで保湿

スクワランやホホバといった保湿成分の高いオイルは口周りのケアに最適です。洗顔後に口周りに塗って保湿しましょう。また外出時の化粧直し後や鼻をかむ前なども、口周りに塗ると肌を守ることができます。

食事で肌のバリア機能アップ!

栄養

お肌は外側から保湿することも大事ですが、内側からバリア機能を高めてあげることもとても大切です。皮膚の働きを整え、ターンオーバーを促してくれる成分を積極的に摂るようにしましょう。次の成分を含む食材がおすすめです。

・タンパク質……大豆製品・卵・鶏肉など
・ビタミンA、ビタミンB……豚肉・きのこ類・海藻など
・ビタミンC、ビタミンE……ナッツ類・うなぎなど

そのほか、良質の油も皮膚膜を強くしてくれます。バージンココナッツオイル・オリーブオイル・ごま油など、健康に良いとされる油を取り入れていきましょう。

口周りの乾燥を改善して口元美人を目指しましょう

口紅

毎日行う洗顔。ここで間違ったスキンケアを続けていると、口周りのガサガサがなかなか改善しません。1度しっかり見直してお肌にやさしい洗顔を行いましょう。気をつけるポイントは次のようなことです。

・お湯の温度は32~35℃のぬるま湯
・洗顔料はテニスボールくらいの大きさまでしっかり泡立てる
・手で直接肌をこすらず、泡でそっと洗うようにする
・目元と口元は泡を乗せる程度で十分
・ぬるま湯で30回ほどよくすすぐ
・顔を拭くときはタオルでそっと押さえるようにする

口周りは顔の印象を左右する大事なパーツ。しっかり対策をして、1年中口元美人でいたいですね。

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