胃の不調が関係しているって本当?口周りのニキビの原因&対策法
口周りのニキビの原因とは
思春期にできるニキビはおでこや鼻、頬などにできるのが特徴です。これはホルモンバランスの変化により皮脂分泌が過剰になることによって生じます。
一方、大人のニキビは口周りやフェイスライン、首周りなどにできることが多く、治りにくいのが特徴です。大人のニキビは、胃腸の不調などさまざまな原因でできると言われています。
原因1:胃腸の不調
口周りにニキビができるときは、胃腸などの不調が原因のことが多いとされています。暴飲暴食やストレスなどが重なると、胃腸の調子が悪くなるので注意が必要です。
原因2:便秘
便秘は肌荒れなど肌の不調の原因として知られていますが、口周りのニキビも便秘が原因でできることがあります。便秘や下痢などで腸内環境が悪くなると体内に毒素が巡り、体がだるくなるなどの不調を起こします。こうしたことが要因となって口周りにニキビができやすくなるのです。
原因3:ストレス
ストレスや過労、睡眠不足などは胃腸の不調や便秘などの原因になるほか、免疫力を下げ風邪などの原因になります。このようなとき、口周りにニキビができやすくなります。
原因4:ホルモンバランスの影響
女性の場合はホルモンバランスの乱れも口周りのニキビの原因となります。生理不順や重い生理痛、婦人科の病気、さらには冷え性などになった場合は注意が必要です。
原因5:ダイエット
無理なダイエットを行うと栄養不足になり、皮膚に栄養が行き届かなくなって、口周りにニキビができやすくなります。
原因6:顔の洗い過ぎ
洗顔料などで顔を洗い過ぎると、肌の健康な常在菌が洗い流されてしまい、ニキビができやすくなります。男性の場合は髭剃りの刺激によっても口周りにニキビができることがあります。
口周りのニキビの対処法
胃腸の不調などが原因で口周りにニキビができた場合は、どんなにスキンケアをしても改善は望めません。生活習慣を改善し、胃腸をはじめとした内臓の調子を整える必要があります。
対処法1:食生活の改善
胃腸の調子が悪い方は、脂っこい物を食べ過ぎたりお酒を飲み過ぎたりと、偏った食生活を送っている可能性があります。口周りのニキビを治すためには消化の良い食品を中心にバランスの良い食生活を心がけ、胃腸の調子を整えることが重要です。便秘の場合は食物繊維や発酵食品などを多めに食べ、排便を促すように努めてください。
対処法2:冷たい物や辛い物を控える
胃腸の調子が悪いときは、冷たい物がさっぱりしていて食べやすいですよね。しかし、冷たい物を食べ過ぎると、胃腸の調子がさらに悪くなりがちです。できるだけ胃腸が温まる食事を摂るよう心がけてください。
また、七味などの香辛料や糖分、塩分などの取り過ぎも口周りのニキビの原因になるので、できるだけ控えましょう。
対処法3:下半身を冷やさない
女性の場合は下半身を冷やすとホルモンバランスを崩してしまいます。下半身を冷やさないように注意しましょう。
対処法4:ストレスをためない
ストレスや睡眠不足は胃腸の調子を悪くします。普段から軽い運動を心がけるなど、ストレスのたまらない工夫を心がけ、夜はしっかりと眠るようにしてください。
対処法5:肌を保湿する
肌の乾燥を防ぐためにも普段からスキンケアを行い、肌を保湿するよう心がけましょう。また、洗顔する際は洗い過ぎないことも重要です。
口周りのニキビは胃腸の疲れのサイン!!
口周りのニキビは胃腸が疲れているサインです。口周りのニキビが気になったときは生活習慣を見直し、普段の食事を健康的なものに切り替えましょう。また、ストレスをため過ぎないよう、十分な休養を摂ることも大切です。