美容ライター直伝！歯が白く見えるメイクテク♡～ちぃ先生の手記第9回～

メイクの一工夫でも歯の色の見え方が変わる!?

近年、歯の見た目を気にする人が増えており、芸能人やモデルを中心にホワイトニングやセラミックの義歯に入れ替える施術を受けた人の数も急増しています。でも、芸能人らの歯は確かにキレイではありますが、人工的な白さに少し違和感を覚えませんか？「白い歯には憧れるけど、極端な白さはイヤ！」という方は、“とあるメイクテク”を活用することをおすすめします。実は歯を美しく見せるには、ホワイトニングに頼らなくてもメイクで印象を変えることもできるのです！

歯を自然に美しく見せるためには、「肌や唇の色との調和」がポイントとなります。みなさんは、顔を白塗りしている舞妓さんの歯の色が気になったことはありませんか？あれは肌を極端に白塗りすることによって肌や唇の色と歯の色との調和が乱れることによって悪目立ちしてしまう現象なのです。

反対に黒人ら肌の色が濃い方は歯が真っ白に見えます。これは色相と明度のコントラストによって錯覚が起きているので、この目の錯覚をメイクでも活かせれば、歯をホワイトニングしなくても「白くてキレイ」という印象を相手に与えることもできるはずです。また、ツヤのある物の近くではその周囲も艶やかに見える「質感の同化」と呼ばれる視覚効果を利用して歯をキレイに見せることも期待できます。

カラーのチョイス1つで見違える印象

では「色相と明度の対比バランス」や「質感の同化」について具体例を挙げていきましょう。肌が白い方は、肌との対比で歯が黄ばんで見えてしまいがちです。そのため、肌がとても白い方はビビッドなレッドなど色の濃いカラーをチョイスすると肌や歯とのコントラストが生まれ、相対的に白く見せることができます。あまり濃い色は挑戦しにくい……という方は、ブルーのラメの入ったグロスなどを使って青みがかったツヤのある唇に仕上げると、口元に透明感が出て歯を白く見せてくれますよ。

黄色味がかった肌の方で、なおかつ歯も少し黄色い方は反対に真っ赤なルージュが似合わないことがあります。合わせるならば、「黄みのあるオレンジよりのピンク」がおすすめです。具体的にいうとゴールドのラメなどが配合されている、マットよりかはツヤのある口紅の使用がおすすめです。コーラルピンクで肌馴染みを良くし、ツヤのある質感を唇と歯に同化させることでキレイに見せてくれます。

カラーのチョイスの仕方はパーソナルカラーとも関係してくるので、もしよければ私の過去の記事を参考に判断してみてくださいね。

歯を白く見せるためのおすすめのアイテムとは

歯を白く見せるメイクテクをするうえで、おすすめしたいアイテムがあります。それが資生堂のPLAYLISTというブランドから販売されている「インスタントリップヴェール 50」です！このアイテムは歯を白く見せることをコンセプトにしているそうで、歯科医師とメイクアップアーティストが共同開発。「色相と明度の対比バランス」や「質感の同化現象」に着目しています。 歯の黄色味や暗さを払拭し、明るく自然に見えるカラーを導きだし、異なる3種の赤を混ぜて、歯を白く艶やかに見せるリップグロスだそうです。

色味はやや淡いローズ系の色で、イエベさんには少し物足りないかもしれませんが、誰にでも肌馴染みの良い色をしています。一度塗りでも重ね塗りをしても透明感があるので、歯を美しく見せてくれます。営業や司会、受付など人前で話をする機会の多い職種の方に特におすすめのアイテムです。

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【ライター紹介】　ちぃ先生

歯科衛生士の有資格者でありながら多くの女性メディアで活躍中のライター・編集者。現在は女性向けの美容メディアやJJなどのファッション誌などに寄稿している。コスメコンシェルジュの資格を持ち、コスメ・美容への造詣が深い。また、サッカー好きが高じてアスリートフードマイスターの資格も取得している。美容と健康に高い関心と知識を持っており、Ha･no･neでは利用者のQOLの向上を目指し、ためになる情報を発信していきたいと意気込んでいる。

・ちぃ先生の手記まとめPART1 ～美容ライター兼歯科衛生士の知恵袋～

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