「マスク」は口周りの保湿に役立つのは本当?電車内や学校などシーン別にメリット&デメリットを徹底分析

2019.08.29 healthHa・no・ne編集部

シーン別・マスクのメリットとデメリット

風邪予防にはマスクが必須!電車などの「公共交通機関」

公共交通機関



風邪をうつされやすい場所の1つが、電車などの公共交通機関です。とくにラッシュアワーには狭い場所に大勢の人が詰め込まれるため、感染する確率も高いといえます。風邪をひきやすい季節や体調を崩せない大切な時期には、マスクによる予防は欠かせないでしょう。

また、自分が風邪気味のときに電車などに乗る場合もマスクは必要不可欠。マスクをせずに咳をしてウイルスが手すりやつり革にウイルスが付くと、それによって他の誰かが風邪をひいてしまうリスクがあります。それほど症状がひどくなくても感染はするので、他人を思いやる意味でもマスクはきちんとしたいですね。

ただし、このときに気を付けたいのがメイク崩れです。電車の中で付けていたマスクを外したら、裏側にファンデーションや口紅がべったりついていた……という経験がある人は少なくないはず。メイクが崩れてしまうのは、マスクのデメリットの1つですね。

これを防ぐためには、できるだけ崩れにくいメイクをしておく必要があります。しっかり化粧下地を塗る、ファンデーションの上からフェイスパウダーをつける、口紅は落ちにくいティントリップを使うなどの工夫をすることで、ある程度はメイク崩れをカバーできます。また、メイク直しのためのアイテムも忘れずにポーチに入れておくようにしてくださいね。

ノーメイクでもマスクをしていれば安心?「学校・オフィス」

お出かけ



寝坊してメイクをする時間がない、というときにもマスクは大活躍してくれます。大きなマスクをして顔を半分以上隠せば、メイクをせずには外出できないという人でも恥ずかしさが軽減されますよね。また、人によっては口元を隠すことで普段以上に可愛く見える人も。口元に自信がないという人にとっては、ありがたいアイテムなのではないでしょうか。

さらに、マスクの冷気から肌を守るという効果も見逃せません。冬の寒さや夏の冷房で肌が冷えると、血行が悪くなってしまいます。そうすると老廃物が正常に排泄されなくなるため、さまざまな肌トラブルが引き起こされかねません。肌が冷えがちなときほど、マスクの着用には意味があります。

その一方で、マスクをつけていると摩擦によって肌がダメージを受けてしまうこともあるでしょう。それに、ゴムの圧迫も肌にとって少なからず刺激につながりますよね。これらの物理的刺激から肌を守りたいときには、やや大きめのマスクを着用する、ときどきマスクを外すなどの工夫をすることをおすすめします。

肌や唇が潤うけれど肌荒れの危険もある「就寝中」

就寝中



マスクの保湿効果を期待して、就寝中にマスクをずっと着用している人もいます。マスク内には自分の息に含まれている水分が充満しているため、乾燥しにくい傾向にあります。とくに蒸気が出るタイプのマスクであれば、より高い保湿効果が期待できます。

また寝ているときには唾液の分泌が少ないため、朝になると口臭がひどくなりがち。その点、マスクをしていれば、口の中の乾燥を防げるため口臭の軽減につながります。朝の口臭が気になる人にとっては、これも大きなメリットなのではないでしょうか。

ただし、ずっと同じマスクをしているのはあまり衛生的とはいえません。高温多湿状態になったマスク内で菌が繁殖することによって、ニキビが増えてしまうケースもあるでしょう。寝るときにマスクをしたいのであれば、就寝時向けのマスクを使うようご検討ください。

メリットもたくさん!自分に合った方法で上手にマスクを使おう

マスク



風邪予防のために使われることの多いマスクですが、ほかにもいろいろなメリットがあります。ただし、気を付けないとメイク崩れや肌荒れにつながることも……。しっかりと対策をしたうえで、上手にマスクを使ってくださいね。

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