白すぎる歯は不自然で印象が悪い!?ホワイトニングするならS12~14!

2017.02.27 beauty小日向睦

歯が白すぎると不自然に見えるかも?

ホワイトニングの際は、「シェードガイド」という道具を使います。この道具は、S2~S40までの数値で歯の白さを測るサンプルで、実際に自分の歯と照らし合わせて、どのくらいの白さにするかをイメージできるようになっています。

シェードサンプルは、与える印象別で3段階に分けることができます。

・S2~14:歯が白い印象を相手に与える
・S16~30:歯の色について印象に残らない
・S32~40:歯が黄色いという印象を相手に与える

シェードガイド

ちなみに、ホワイトニングしている芸能人はS8~10にすることが多いようです。この白さはホワイトニングの限界であるS2よりも若干黄色っぽいですが、歯が白いという印象を相手に与えます。

一般的にS8~10でも十分に白いのですが、一般の人が芸能人と同じ白さにすると、不自然な白さになります。というのも、日本人の歯はもともと黄色味がかっており、数値にするとS30~32程度だからです。

それでは、日本人にとって理想的な歯の白さとは、一体どのくらいなのでしょうか?
アンケート結果によると、S12~14がもっとも理想的な歯の白さだという結果になりました。これは、歯が白いという印象を与えることができる白さですが、白すぎず、黄色すぎない丁度よい色です。ホワイトニングを行う際はS12~14の色を目指すことを目標としましょう。

オフィスホワイトニングが不自然になりやすい理由

S12~14という理想的な白さを目指すには、歯科医院でのホワイトニングが必要です。歯科医院でのホワイトニングには「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」の2種類があります。しかし、S12~14を目指す場合、オフィスホワイトニングは、あまりおすすめできません。

オフィスホワイトニングは、歯科医院で直接処置をする方法で、過酸化水素水を使い歯を白くします。この方法は、過酸化水素水の濃度が濃いため、一度のホワイトニングでかなり歯が白くなります。

ホワイトニング

歯科医院では、おおよそ3回に分けて処置をしますが、2~3回目には、すでにS12~14という白さを通り越して、白くなりすぎてしまうことがよくあるのです。

歯の白さが、日本人平均(S30~32)以上の場合は、オフィスホワイトニングがおすすめ。というのも、この場合は高濃度の過酸化水素水でなければホワイトニングに時間が掛かってしまうからです。

ホームホワイトニングなら理想の白さに!?

S12~14を目指すなら、ホームホワイトニングがおすすめです。ホームホワイトニングは、歯科医院で作ってもらった専用のマウスピースに、過酸化水素水を注入して装着する方法です。

マウスピース

ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングの違いと何でしょうか? 実は、ホームホワイトニングは薬液の濃度が低いのです。そのため、いきなり白くなってしまうことはありません。また、マウスピースは着脱式なので、理想の白さになった時点で、装着を止めることで、その白さをキープすることができます。

ホワイトニング後、時間が経って黄色っぽくなってきたら、ホームホワイトニングを数回行いましょう。また、白さを取り戻すことができます。ここで1つ注意して欲しいことがあります。歯科医院で処方される過酸化水素水の使用期限は約2年間です。もしも期限が過ぎてしまっている場合は使用を控えましょう。

歯の色が気になる方は試してみてはいかが?

楽しそうな女性

芸能人のような白い歯に憧れる気持ちは分かります。しかし、いざやってみると不自然な白さになることがあるので、やりすぎは禁物です。また、ホワイトニングを行う際は、歯科医院との相談がとても大切になります。しっかりと担当医に相談して、オフィスホワイトニングか、ホームホワイトニングかを決めましょう。

あわせて読みたい

レコメンド

関連記事