前歯の隙間を改善する!ダイレクトボンディングの基礎知識
ダイレクトボンディングとは?
「ダイレクトボンディング」は聞きなれない言葉かもしれませんが、実は一般的に浸透している治療法の一つで、前歯などにできた大きな隙間を埋めることができる治療法です。
どうやって隙間を埋めるの?
ダイレクトボンディングは、歯にそっくりなプラスチックを歯と歯の間にくっつけるという治療法。見た目もよく、ほとんどの場合、本物と見分けが付かないくらいになります。
治療時間は?何日もかかる治療なの?
治療は比較的短めででき、おおよそ2回くらいの通院で治療可能。1回目の通院では、歯の型を取り、2回目の通院で治療を行います。でも、定期的なメインテナンスが必要なので、3年に1度くらいのペースで通院する方が多いようです。
ダイレクトボンディングのメリット
他の歯を傷つける心配がない
ダイレクトボンディング最大のメリットは他の歯を傷つける心配がないという点です。両サイドの歯にプラスチックを接着するだけなので、抜歯の必要もなければ、特に被せものをする必要もなく、歯への負担は少なく済みます。しかし、デザイン性の問題により、隙間がある部分を少しだけ削らなければならないことはあるようです。
治療費が安い
歯の隙間を埋める治療法は、ダイレクトボンディングの他にも、オールセラミック治療や、インプラントなどがありますが、これらは保険適用外のためとても高額です。特にインプラントの場合は、1本の治療でも数十万という治療費がかかります。ダイレクトボンディングは保険が適用されるため、治療費が劇的に安く済みます。
部分的に治すことができる
ダイレクトボンディングは部分的に治すことができます。例えば事故が起きて前歯のダイレクトボンディングを受けた部分が欠けてしまった場合など、欠けた部分だけを修復することもできます。
ダイレクトボンディングのデメリット
本物の歯に見えるかは歯科医師の腕次第
初めに「基本的には自然な見た目になる」と言いましたが、それは、あくまで歯科医師の腕次第です。もしも、治療を行った歯科医師が、ダイレクトボンディングが苦手だった場合、本物と同じクオリティには仕上がらない可能性があります。
セラミックよりも変形しやすい
ダイレクトボンディングで使うプラスチックは、セラミック治療などに比べると強度が劣ります。また、本物の歯よりも柔らかい素材で作られているため、歯ぎしりや食いしばりなどをしてしまうと、変形してしまう可能性があります。
変色する可能性がある
大きなデメリットではありませんが、ダイレクトボンディングに使う素材はプラスチックなので、時間が経つと変色してしまう可能性があります。しかし、同じ歯の隙間を埋める治療法のレジンを使用した治療法よりも、変色はしにくいようです。また、歯医者で変色についての相談をすれば研磨してくれるので、変色しても白い輝きを取り戻すことができます。
お金をかけずに前歯の隙間が埋められる!
今回は前歯の隙間を埋めるダイレクトボンディングの基礎知識やメリット・デメリットについて解説しました。ダイレクトボンディングは、耐久性などが低いというデメリットはありますが、他の治療法と比べると、とても安い費用で治療ができるので、オールセラミック治療やインプラントのような高額な治療を受ける前に試してみてはいかがでしょうか?